Uizardの使い方とFigma連携

公開日:2026-09-15

Uizardの使い方とFigma連携

Uizardの使い方とFigma連携

公開日:2026-09-15

「UizardというAIツールを見かけたけれど、Figmaと何が違うのだろう」——そう感じている方は少なくないはずです。Uizardは、テキストの指示や手描きのスケッチから、UIデザインのワイヤーフレームやプロトタイプを自動生成できるツールです。本記事では、Uizardの料金プランやFigmaとの連携方法、商用利用の注意点について、公式情報をもとに解説します。

Uizardとは?できること

Uizardとは、AIを活用してUIデザインのワイヤーフレームやプロトタイプを自動生成できるツールのことです。テキストでの指示や手描きのスケッチをもとに、AIが画面デザインの叩き台を提案してくれます。

なお、Uizardは2024年5月27日付で、コラボレーションプラットフォームのMiroに買収されています。買収後もUizardは単独サービスとして継続提供されており、日々の製品体験に大きな変更はないと公式に案内されています。買収発表と同時に、AIモデルを刷新した「Autodesigner 2.0」という大型アップデートも予告されており、生成の精度や対応範囲は継続的に強化されていると考えられます。(出典:Uizard公式ブログ「Uizard joins Miro」uizard.io/blog/、2026年9月時点の確認)

Figmaのような従来のUIデザインツールでは、白紙の状態からレイアウトやコンポーネントを一つずつ配置していく必要がありますが、Uizardではテキストでの指示だけで、ある程度まとまった画面構成の叩き台を短時間で得られる点が特徴です。特に、アイデアを素早く形にして関係者に見せたい企画段階や、ポートフォリオ制作の初期段階での活用が想定されていると考えられます。

Uizardの料金プラン

Uizardには、2026年9月時点で4つの料金プランが用意されています。

Freeプランは月額0円で、AI生成は月3回まで利用でき、プライベートプロジェクトの作成はできません。Proプランは年払いで月額12ドルとなっており、月500回のAI生成、プライベートプロジェクトの作成、React/CSS形式でのコード書き出しに対応しています。なお、月払いを選んだ場合の正確な金額は公式サイト上で明示されていなかったため、契約前に必ずuizard.io公式サイトで最新の料金を確認することをおすすめします。(出典:Uizard Pricing|uizard.io/pricing/、2026年9月時点の確認)

Businessプランは年払いで月額39ドルとなっており、月5,000回のAI生成、プロジェクト数無制限といった内容になっています。Enterpriseプランは個別見積もりで、AI生成が無制限になり、主に15名以上の組織向けに提供されています。(出典:Uizard Pricing|uizard.io/pricing/、2026年9月時点の確認)

個人で試してみたい場合はFreeプラン、ポートフォリオ制作や副業で継続的に使いたい場合はProプラン、チームで運用したい場合はBusiness以上のプランが目安になると考えられます。いずれのプランも、料金体系は今後変更される可能性があるため、契約前には必ず公式サイトで現行の料金プランを確認することをおすすめします

Figmaとの連携方法

UizardとFigmaを連携させる方法は、大きく2つあります。

1つ目は、公式の「Uizardプラグイン」を使う方法です。Figma上で要素を選択してコピーし、Uizard側にペーストすることで、デザイン要素をUizardのプロジェクトに取り込むことができます。なお、複数のスクリーンを一括でアップロードすることはできず、画面ごとに個別の作業が必要になります。(出典:Uizard Help Center「Importing screens from Figma, Adobe, or Sketch」support.uizard.io、2026年9月時点の確認)

2つ目は、FigmaでPNGやJPG形式に書き出した画像を、Uizardの画面追加メニュー(Screen)から「Figma」を選び、「import from screenshot」機能でアップロードして、AIが編集可能な画面データに変換する方法です。すでにFigmaでデザインしたものをUizard側で再編集したい場合は、この方法が使えます。(出典:Uizard Help Center「Importing screens from Figma, Adobe, or Sketch」support.uizard.io、2026年9月時点の確認)

どちらの方式を選ぶかは、目的によって変わってきます。Figma上の要素をそのままUizard側に持ち込みたい場合はプラグイン方式、完成した画面をまとめて画像として持ち込みたい場合は画像インポート方式、というように使い分けるとよいでしょう。いずれの方式でも、完全に元のデザインを再現できるとは限らないため、持ち込み後に細部を確認・調整することをおすすめします

商用利用・データ学習に関する注意点

Uizardで生成した設計成果物の知的財産権は、基本的にユーザーに帰属し、Uizard側が所有権を主張することはないとされています(ただし、アップロードした素材について自分が権利を保有している場合に限られます)。(出典:Uizard Terms of Service|uizard.io/terms-of-service/、Uizard Help Center「FAQ for all things Uizard」support.uizard.io、2026年9月時点の確認)

一方で注意しておきたいのが、プランによる違いです。Free・Proプランで作成した設計成果物は、AIモデルの微調整・学習目的に利用される可能性がある一方、Business・Enterpriseプランでは顧客データがAIモデルの学習に利用されない旨が利用規約に明記されています。商用利用そのものは技術的には可能と考えられますが、機密情報やクライアント案件を扱う場合は、データの取り扱いという観点からBusiness以上のプランを検討することをおすすめします(出典:Uizard Terms of Service|uizard.io/terms-of-service/、2026年9月時点の確認)

また、Uizardの出力は非排他的であり、他のユーザーの出力と類似・同一になる可能性がある旨や、著作権保護を保証しない旨の条項も利用規約に含まれています。実際に利用する際は、契約前に最新の利用規約を確認することが大切です(出典:Uizard Terms of Service|uizard.io/terms-of-service/、2026年9月時点の確認)

使ってみる際のポイント

Uizardは、ワイヤーフレームからラフなプロトタイプまでの段階を高速に叩き台として作るのに向いていると考えられます。細部の仕上げや、実装チームとの連携が必要な最終的なデザインについては、Figmaのような従来のデザインツールで行うという役割分担が現実的です

生成された画面デザインは、そのまま完成品として使えるとは限りません。配色やレイアウトのバランス、実際の操作性については、人の目で確認し、必要に応じて調整してから次の工程に進むことをおすすめします

特にポートフォリオ制作でUizardを使う場合、AIが生成した画面をそのまま提出するのではなく、なぜその構成にしたのか、どのような課題を解決するためのデザインなのかを自分の言葉で説明できるようにしておくことが大切です。生成プロセスそのものよりも、そこに至る思考過程を示せるかどうかが、選考の場面では重視されると考えられます。

AIの先へ:UI/UXデザインを体系的に学ぶという選択肢

Uizardのようなツールは、UIデザインの叩き台をすばやく作ってくれる心強い存在です。しかし、生成された複数の案の中からどれが使いやすいかを判断し、実際のユーザーにとって分かりやすい形に磨き上げるには、情報設計やユーザビリティ、UIの基本原則といった知識が土台として必要になると考えられます。

デジタルハリウッドのUI/UXデザイン専攻では、これまで10万人の卒業生を送り出してきた実績のもと、未経験からでもUI/UXデザインの考え方から実務的なツールの使い方までを学べる環境が用意されています。個人差はありますが、AIツールを触ってみて「もっと体系的にUI/UXを学びたい」と感じた方は、UI/UXデザイン専攻の詳細を確認してみることをおすすめします。実際に学んで活躍している卒業生の活躍事例もあわせてご覧いただくと、学び方のイメージがつかみやすくなります。

よくある質問とまとめ

よくある質問

QUizardは無料で使えますか?

Freeプランでは月3回までAI生成を利用できますが、プライベートプロジェクトの作成はできません。継続的に使う場合は、有料プランの検討が必要になります。

QUizardで作った画面は商用利用できますか?

技術的には可能と考えられますが、Free・Proプランは生成成果物がAIモデルの学習に利用される可能性があります。機密情報やクライアント案件を扱う場合は、Business以上のプランや利用規約の確認をおすすめします。

QFigmaとUizard、どちらを使えばよいですか?

対立するものではなく、Uizardでワイヤーフレームやラフプロトタイプを素早く作り、Figmaで仕上げや実装連携を行うという役割分担が現実的だと考えられます。

まとめ

Uizardは、AIを活用してUIデザインの叩き台を素早く作れるツールで、2024年のMiro買収後も単独サービスとして提供が続いています。料金プランはFree・Pro・Business・Enterpriseの4段階で、プランによって商用利用時のデータ学習の扱いが異なる点に注意が必要です。Figmaとは公式プラグインまたは画像インポートで連携でき、ワイヤーフレーム段階はUizard、仕上げはFigmaという役割分担が現実的です。契約前には必ず公式サイトで最新の料金・規約を確認しましょう。

  • Uizardは、AIでUIデザインのワイヤーフレーム・プロトタイプを自動生成できるツール
  • 2024年5月にMiroに買収されたが、単独サービスとして継続提供されている
  • 料金はFree/Pro/Business/Enterpriseの4プランで、AI生成回数やプロジェクト数に違いがある
  • Figmaとの連携は「公式プラグインでのコピー&ペースト」「画像インポート」の2方式がある
  • Free/Proプランは生成成果物がAIモデル学習に利用される可能性があり、Business以上は利用されない
  • ワイヤーフレーム段階はUizard、仕上げ・実装連携はFigmaという役割分担が現実的

契約前には必ず公式サイトで最新の料金・利用規約を確認したうえで、目的に合わせて活用してみてください。

AIの先へ、UI/UXの基礎から実務スキルを身につける

Uizardのようなツールは、UIデザインの叩き台をすばやく作る力になりますが、生成された案を評価し、使いやすいデザインへと磨き上げるには、情報設計やユーザビリティの基礎知識が欠かせません。デジタルハリウッドのUI/UXデザイン専攻では、未経験からでも実務レベルのスキル習得を目指せます。

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デジタルハリウッド 編集部

AIツールを活用したUI/UXデザイン・クリエイティブ分野の学び直しに役立つ情報を発信。ツールの使い方から、規約・商用利用上の注意点まで、専門スクール運営で培った知見をもとに解説しています。

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