在宅/リモートワークでもできるWebデザイナーの仕事内容や必要スキルとは?

在宅/リモートワークでもできるWebデザイナーの仕事内容や必要スキルとは?

コロナ禍、テレワーク/リモートワーク/在宅ワーク(以下、テレワークに統一)での働きやすさからWeb業界が注目を集めています。Web業界で活躍するデジタルハリウッドの卒業生・講師陣によるアンケート結果をご紹介しながら、Web業界のテレワークを導入しやすい実態を探っていきましょう。

Web業界のテレワーク導入の割合

※1図版情報元:株式会社リクルート住まいカンパニー「新型コロナ禍を受けたテレワーク×住まいの意識・実態」より(調査期間:2020年4月17日~4月20日)
※2図版情報元:株式会社東京商工リサーチ「第3回「新型コロナウイルスに関するアンケート」調査結果」より(調査期間:2020年3月27日~4月5日)

コロナ禍、多くの企業でテレワークが導入されましたが、職務内容上テレワークの遂行が難しい場合も多く、その実施状況は全業種で30%未満という少なさでした。Web業界だけで見ると、この期間のテレワーク実施割合は70%と高く、スムーズにテレワークへ移行できた企業が多いようです。

では、なぜWebの仕事がテレワークに向いているのかをご紹介していきましょう。

Webデザイナーの仕事内容がテレワークに向いている理由

PC1つあればどこでも仕事ができる!

Webデザインの仕事は、Webサイトのユーザーインターフェース(UI)をデザインする仕事、HTMLやCSSといったマークアップ言語でコーディングする仕事、Javascriptを使って、動きをつけるプログラミングの仕事で構成されています。ソフトを使ったデザイン、Webコーディング、Webに必要なプログラミングはすべてPCがあれば、どこでも作業が可能です。

人とのコミュニケーションもオンライン対応が可能に

加えて、クライアントの要望をくみ取り、デザインに落とし込むディレクションの仕事といったWebディレクターの範疇の仕事もWebデザイナー自身が受け持つこともあります。最近ではZOOMなどのオンラインビデオ会議システムもだいぶ普及し、インターネット環境があれば、クライアントとの会議もどこでもできるようになりました。SlackやChatworkなどのビジネスチャットも一般的になり、クリエイター同士のやり取りも遠距離でもスムーズに進めることが可能となっています。

そのため、データの納品まで含めて、すべてオンライン上で完結することができるようになり、テレワークがしやすい仕事となっています。そのため、2020年4月に国が発出した「緊急事態宣言」中も、Web業界はテレワーク率が高くなりました。

テレワークのWebデザイナーに求められるスキル・経験とは?

まずはWebデザイナーとして最低限のスキルを身に着けよう

まず、Webデザイナーになるには、デザイン関連のスキルとして、Photoshop,Illustrator,最近ではAdobe XDなどのソフトスキル、そして HTML,CSS, JavaScript(jQuery)を使ったコーディングスキルなどが必要です。詳しくはWebデザイナーになるための記事をご覧ください。

テレワークに求められる力

続いて、Webデザイナーとして最低限のスキルを身に着けたうえで、テレワークに必要となるスキル、経験を見ていきましょう。

自身の働く時間や工程管理などのセルフマネジメント力

テレワークは、仕事時間が決められていたり、報告を義務付けていたりする企業もあるかと思いますが、それでも、同僚と隣り合わせで仕事をするよりも、監督者が身近にいない分、自身で管理しなければならないことが増えるでしょう。そのため、しっかりと時間管理ができることが求められます。
また、指示を待つのではなく、自身で工程を決めて動いていくことも求められるでしょう。

新しい情報に対してアンテナを張ることが出来る情報収集力

情報交換するメンバーが身近にいないと、なかなか受け身で情報が入ってくることはありません。また移動中の読書やネットサーフィンで自然と情報収集をしていた人は移動時間が無くなることで、自主的に時間をとらないと情報収集をすることができなくなってしまいます。自ら、さまざまなサイトの閲覧や、本を読むようにするとよいでしょう。特に、自分が読みたい本だけではなく、流行の本に出会えるので、オンラインで購入するだけではなく、本屋に足を運ぶことも役立ちます。

テレワークのメリットを活かせる人はどんな人?

Webデザイン制作の技術以外にも、時間管理や情報収集など、身につけておくとよいスキルはありますが、それでもテレワークにはメリットが多くあるので、そのメリットとメリットをうまく活用できる人はどんな人か紹介していきましょう。

テレワークのメリット

在宅で仕事ができる

自宅で環境を整えることができれば、在宅ワークも可能です。育児や介護などの事情によって会社で働くことが出来ない人は、在宅にすることで、できることも増えるのではないでしょうか。もちろん、育児や介護につきっきりで仕事は難しいという人もいるかもしれませんが、完全に離れることは難しくともある程度まとまった時間をとれる方には、在宅ワークが向いていると言えます。保育園に預けたくとも待機児童で預けることができず、子育てと両立して仕事をしつつ、在宅ワークで活躍している卒業生をご紹介します。

育休中、子連れで通学。キャリアアップを実現し、Web制作関連の仕事を幅広く受注!ママフリーランスチームで活躍。

卒業生の尾関 日奈子さんにインタビュー

通勤時間がいらない

在宅で仕事ができるということは、今までの通勤時間を家事などに活用できるでしょう。時短で勤務していた方は作業時間に使えることで、フルタイムで仕事ができるようになるかもしれません。遠距離通勤の人、時短勤務を余儀なくされていた人などは、通勤時間がないテレワークのメリットを活かせると言えるでしょう。

好きな場所で仕事ができる

在宅で仕事ができるということは、環境さえ整えば、家でなくても仕事ができます。各地のWi-fiスポットやポケットWi-fiなどを使いインターネット環境を整えることができれば、旅をしながらの仕事も可能です。海外で仕事をする場合、時差で打ち合わせなどには気をつけねばなりませんが、日本の皆さんが寝ている間に作業を進めるなんてこともできてしまいます。旅行好きの人には最高のメリットですね!

テレワークのWebデザイナーの雇用形態とは?

Webの仕事をしている人は、社員として働く以外にも、フリーランスとして働く人も多くいます。デジタルハリウッドの卒業生も、正社員が一番多かったものの、フリーランスの方が30%弱いました。フリーランスの方でも、出向という形で会社に出向く方もいますが、基本自身で働き方を選べるので、テレワークをしている人もが多いです。

また、正社員であっても、Webデザイナーなどのクリエイターが働いている部門はテレワークを導入しやすく、社員という形でもテレワークをしている方も多くいらっしゃいます。
全日出社、全日テレワークという形ではなく、週に数回は出社、その他の日はテレワークという卒業生もいるのでご紹介します。

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週3在宅 週2出勤!インハウスデザイナーの仕事とは!?

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Web制作のスキルを身に着け経験を積む

まずはスキルがないと始まりません。とはいえ、現在はまだWebデザイナーではない人でも、きちんとスキルを身に着ければ大丈夫です。まったく未経験で、Webの勉強はこれからという人は不安な人もいるかもしれません。不安を解消し、Webデザインの勉強をしたい!という未経験の方にはこちらの記事がおすすめです。

Web業界の仲間を作る

テレワークを始めると、身近に質問をできる人がいないこともあると思います。そんなときに、質問や情報を交換できる仲間がいると心強いでしょう。
また、フリーランスとして働く場合は、万が一体調を崩すなどして仕事ができない状況に陥ってしまったときに、助けてくれる人がいると安心ですよね。また、1人だと大きな案件を受けることが難しくとも、仲間と一緒だと大きな案件を分担することもできます。フリーランスが集まって働くチームランスという働き方をしている卒業生をご紹介します。

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デジタルハリウッドSTUDIOで人気の主婦・ママクラスでの働き方トレンドは、チームで役割分担をしてお仕事をする"チームランス"。チームランスの仕事を紹介していているイベントをレポート!

まとめ

Webデザイナーがテレワークをしやすい職種であること、テレワークを上手に活用するために必要なことを紹介しました。自分1人でも進めていけるスキルや管理力が必要ではありますが、メリットも多く、何より自分で選択肢を増やせるのは素敵なことですよね!
テレワークに興味がある人は、Webデザイナーという職種も視野に入れてみてください。