デジタルハリウッドSTUDIO新宿 ブログ

正社員だけど在宅ワーク!?
週3在宅 週2出勤!インハウスデザイナーの仕事とは!?

2019-12-24

こんにちは。スタッフの鳥井です。

近年、注目を浴びている「在宅ワーク」。


気になるけれど、実際はどう働くの…?と疑問に思う方もいらっしゃいますよね。

実は「在宅ワーク」とひと言で言っても、その働き方は様々です。


「在宅ワーク」は勤務形態として大きく2つに分かれます。


1 業務委託として案件を請け負う形

2 アルバイト、パート、正社員として企業に雇用されながらも在宅勤務をする形


詳しくはデジタルハリウッドの『働き方図鑑』へ。



今回は、 「2 正社員」 の働き方で、週3日在宅勤務、週2日出社でインハウスデザイナーとして活躍されている卒業生の小勝真喜さんと広報担当者・採用担当話にお話を伺ってきました!


インハウスデザイナーのお仕事を知りたい方、在宅勤務での転職をお考えの方はぜひご覧ください。

【目次】

   小勝さんプロフィール

 未経験からスタート、入学前のお仕事について
 在学中にやるべきことはアウトプット!

 フリーランスから正社員へ
 転職のきっかけとなった『主婦ママ卒展』

  在宅勤務希望の転職で求められるスキルとは?

  在宅ワーク希望や転職を叶えるのに大切なこと

 デジタルハリウッドSTUDIOのご案内
 Webデザイナー専攻 主婦・ママクラスについて

プロフィール

小勝 真喜(おがつ まき)さん

株式会社Faber Company Webデザイナー

受講コース:Webデザイナー専攻 主婦・ママクラス


事務職を出産後に退職。お子さんが6か月のときにデジタルハリウッドへ入学。フリーランスとして活動した後、Web制作会社勤務を経て、2019年2月開催の主婦ママ卒展にて現職・株式会社Faber Companyへ転職。現在は、Web担当者としてデザイン、フロントのコーディング、CMSを始めコンテンツ内のイラスト制作などを担当している。


インハウスデザイナーとは?

インハウスデザイナーは、一般の企業に勤め、その企業のあらゆる商品、サービスのデザインに携わります。そのなかでもインハウスWebデザイナーは、自社サイトやアプリなどのデザイン構築、改善、運用が主な業務になります。


それ以外にも企業規模によっては、SNSでの発信、オンラインマーケット、SEO対策などWebに関わることはすべて任されることもあります。また社内でほかにデザイナーがいなければ、小勝さんのようにWeb以外の名刺やパンフレットなどのグラフィックデザインまで担当するケースもあります。

決死の思いで入学!デジタルハリウッドに入学するまで

Q.デジタルハリウッドに入学するまでの経緯を教えていただけますか。

小勝さん :新卒からこれまで事務職(秘書、総務、経理)の仕事に就いていたものの、今後のキャリアを考えた際、昔から興味のあったクリエイティブ分野への転職を決め、Webデザイン分野の学習を始めました。


当時は退職しており、復職の見込みがなかったため勇気のいる額でしたが、受講料は全て自分で支払い、「絶対に食えるクリエイターにならねばならない」という意気込みで入学しました。


ーー事務職で未経験からの転職だったのですね。学びへの意気込みがすごいです…!

Q. 覚悟の上での入学でも在学中不安なこともあったと思いますが、どのように乗り越えていかれたのでしょうか?

小勝さん: 決死の覚悟で入学したものの「未経験からの異業種転職なんて無理だろうな」とどこか不安がありました。


しかし、学習を進めていくうちにコードが書けるようになり、WordPressがオリジナルテーマで構築できるようになり、制作したWebサイトをクライアントに実際に使ってもらえるようになり、「無理」という認識が「頑張ればいけるかもしれない」に変化していきました。


制作を重ね自分のできることが増えていくにつれ、自分のスキルへの自信がついていきました。


ーー未知の世界ですから、不安はつきものですよね。学習の成果がアウトプットの制作物にあらわれ、それがご自身の自信にもなっていったんですね。

Q. 在学中、印象に残っているエピソードはありますか?

小勝さん: 卒業制作でリニューアルを手がけたWebサイトのクライアントさんから、制作費をいただいたことですね。「お金はいらない」とお伝えしていたにも関わらず、3万円いただき、自分の学んだことが仕事になった瞬間で嬉しかったです。


在学中から、自ら考え制作するアウトプットの経験が積めたことはは大きかったです。 とにかくアウトプットすることが重要ですね。


ーー自分のつくったものがお金や仕事になった瞬間は嬉しい…!デザインもコーディングもどんどん手を動かして、経験を積むことで学びが身になるんですね。

フリーランスから正社員へ。卒業後のキャリアは?

Q. デジタルハリウッド卒業後は、どのようなお仕事をされていたのでしょうか?

▲主婦ママ卒展の様子

小勝さん: 何件かフリーで仕事をしたものの自分の技術が業界の標準レベルに達していないことを痛感し、経験を積むために2017年12月、Web制作会社に正社員として入社しました。


CMSの構築やフロントエンドのコーディングを担当しながら、フリーランスとしてキャラクターデザインやグラフィック制作も行っていました。


実務経験が1年を過ぎた頃に転職活動を始め、デジタルハリウッドの主婦・ママを求める企業とのマッチングイベント 『主婦ママ卒展』 にて、株式会社Faber Companyに声を掛けていただき2019年4月に入社しました。


ーー一度就職したのち、転職活動でデジタルハリウッドの就職マッチングイベントを活用されたのですね。卒業後もキャリアサポートが使える、デジタルハリウッドならではです!!

Q. 現在はどのようなお仕事をされているのでしょうか?

小勝さん: 現在は、Web担当のインハウスデザイナーとして、デザイン、フロントのコーディング、CMSを始めコンテンツ内のイラスト制作なども幅広く担当させていただいています。社内のWebデザイナーは私一人で、他は外注しています。


Webサイトに掲載するイラストや図解の制作も頼まれることもあり、これまでフリーランスとして制作していたイラストのスキルも役立っています。在宅勤務3日、出社日2日で9:30~17:30の時短勤務で働いています。


※インハウスデザイナー:一般の企業に勤め、自社サイトやアプリなどのデザイン構築、改善、運用を業務として担当するデザイナーのこと。詳しくはこちら


ーー在宅3日、出社2日と柔軟な働き方をされているんですね。社内でたった唯一のWebデザイナーの役割を担っていらっしゃるんですね。

採用の決め手や働き方について

Q. 率直に、小勝さんの採用の決め手は何だったのでしょうか?

▲広報担当の井田さん

広報担当 井田さん ポートフォリオに掲載されていた過去の実績が求めていたスキルと合致したことですね。


上記の『主婦ママ卒展』にて採用を担当している弊社取締役の山田からお声掛けさせていただきました。


既存のチームメンバーや社風との相性のよさに加え、他のメンバーとバッティングしない思考、感性を持っていらっしゃいました。

Q. 週3日在宅、週2日出社の勤務条件で採用することに対して、ハードルはありましたか?

広報担当 井田 さん 過去の経験上、仕事と子育てを含む主婦業を両立している方はタイムマネジメントがしっかりしています。時間がないので「どうやったら効率的か?」ということを常に考えてい流ため、在宅勤務を許可するハードルは非常に低かったです。


それ以上に重要なのは、 相性を含めたうえでの実力です。スキルや実力がクリアできていれば、さほど問題はないと考えています。


他にも、週4日出勤で副業をしている社員、時短や早上がりで働くママの社員も弊社にはいます。会社として、スキルがあり活躍してくれるのであれば、その人に合ったワークスタイルで働いてもらいたいと思っております。


ーー相性・スキルが会社やチームとしっかり合っていれば、正社員でも在宅勤務のハードルは低いんですね。その人らしく活躍できる働き方ができることは大切ですよね。

在宅ワークを叶えたい皆さんへひと言!

Q. 転職を叶えたい皆さんにアドバイスをお願いいたします。

小勝さん :容姿や経歴よりも 「求められるクオリティのものが作れるなら採用したい」 と思ってもらえるのが、クリエイティブ職への転職です。そのため、ポートフォリオに載せる作品が命になってきます。


「載せられるものがないならゼロから作ってやるぜ!」ぐらいの意気込みでいってください。卒業制作は自分で企画から手掛けられる貴重な機会なので、ぜひ作りこんで欲しいです。


それから、 第二の武器を持つことも大事になってきます。 Webデザインのスキルに加え、自身の強みがあるとアピールしやすいです。私の場合はイラストが第二の武器になり、今の仕事でも役立っています。写真撮影や動画制作のスキル、WordPressも十分自分の武器になります。


もし自分の好きなことや得意なことでアピールポイントになるものがあれば、ぜひ転職の際に活かしてください。


ーー企業が求めるデザイン力やWebの制作スキルがしっかりあれば、小勝さんのように在宅勤務の条件で転職することもできますね。社内でイラスト制作の仕事もされているように、第二の武器を持っていれば「イラストなら小勝さんに頼もう」と、お仕事がより回ってきそうですね。イラスト×Web、写真×Webなど、かけ算のスキルをつけることもキャリア戦略のひとつですね…!

希望の働き方を叶えるには…?

在宅勤務や時短勤務など、希望の働き方を叶えるには、Webサイトの制作を重ねスキルを向上することや、第二の武器として自身のアピールポイントを持つことの重要性がわかりました。


デジタルハリウッドのWebデザイナー専攻 主婦・ママクラスでは、6か月間でクライアントワークや卒業制作まで行います。制作経験を重ね、実力を身につけるカリキュラムで、あなたもWebデザイナーとして希望の働き方を叶えませんか?

小勝さんが学ばれたコースはこちら!

|Webデザイナー専攻 主婦・ママクラス 期間:6ヶ月(卒業制作付き)

主婦・ママの方が通いやすいよう、平日昼間の授業/女性のクラス担任にて開講しています。在宅ワーク、フリーランス、再就職などを目指される方が受講をされることの多いコースです。 最後の2ヶ月間は、卒業制作期間としてご自身のオリジナル作品の制作に取り組みます。

在学中に講師のフィードバックを受けながら作品を完成させることがができるのがポイント!常時在中しているトレーナーの先生からの個別指導と、2ヶ月間の担任講師からのフィードバックで完成度の高い作品をポートフォリオに掲載し、お仕事をしていきます。

Webデザイナー専攻 主婦・ママクラスには、”クライアントワーク実践”があり、在学中から仕事の流れをイメージできたり、実績を積むことができます。

その他のSTUDIO新宿のブログ

BLOGS