画像から動画を作るAI比較【無料あり】

公開日:2026-09-10

画像から動画を作るAI比較【無料あり】

画像から動画を作るAI比較【無料あり】

公開日:2026-09-10

手持ちの写真やイラストをAIで動画にしたいけれど、どのツールの「無料」が本当にお得なのか分かりにくいと感じていませんか。画像から動画を作れるAIには、ずっと無料で使えるものから、期間限定でしか無料枠がないものまでさまざまな種類があります。本記事では、主要ツールの無料枠の条件と商用利用可否を公式情報から比較し、用途に合った選び方までまとめました。

この記事の要約

無料枠の3タイプ 恒久無料型・補充型・期間限定型に分類して比較
比較ツール Kling AI・Pika・Vidu・Hailuo AI・Luma AI・Canvaの6ツール
商用利用 多くは無料枠だと不可。Canvaは規約準拠で可
注意点 料金ページと利用規約本文の相違は契約前に要確認

画像から動画を作るAIとは|無料枠の3タイプを理解する

画像から動画を作るAIとは、1枚の静止画とテキストによる指示(プロンプト)をもとに、数秒程度の短い動画を自動生成するAIツールです。手描きのイラストや撮影した写真に動きを加えられる点が特徴で、SNS投稿やポートフォリオ制作などに活用されています。ゼロから動画素材を撮影・制作する手間をかけずに、手元の1枚の画像から映像コンテンツを増やせる点が、多くの人に注目されている理由と考えられます。

こうしたツールの「無料」には、実は性質の異なる3つのタイプがあります。1つ目は登録すればずっと使い続けられる「恒久無料型」、2つ目は毎日・毎週など一定周期でクレジット(動画生成1回ごとに消費する利用ポイントのようなもの)が補充される「補充型」、3つ目は新モデル公開時など特定のタイミングだけ無料枠が開放される「期間限定型」です。この違いを知らずに「無料だから」とツールを選ぶと、思ったより早く使えなくなって戸惑うことがあるため、まずはこの3分類を押さえておくと選びやすくなります。

特に注意したいのは、比較サイトなどで「無料プランあり」とまとめて紹介されていても、実際には期間限定の付与だったり、無料で使えるのは低解像度・透かし付きの出力に限られていたりするケースがある点です。本記事では、各ツールの無料枠がどのタイプに当てはまるのかを明確にしたうえで、商用利用の可否まで公式情報に基づいて整理します。

動画クリエイターとしての仕事の広がりが気になる人は、動画クリエイターのお仕事図鑑もあわせて確認してみてください。

無料枠でできること・できないこと比較表

主要な画像から動画を作るAIについて、2026年9月6日時点の公式情報をもとに無料枠の条件を整理しました。

ツール 無料枠タイプ 主な制限 商用利用(無料枠)
Kling AI 補充型 透かしあり 不可
Pika 補充型(月80クレジット) 480pのみ・透かしあり 不可
Vidu 補充型(月80クレジット+オフピーク枠) 透かしあり 不可
Hailuo AI 期間限定型(新規登録者向け一度限りのウェルカムクレジット、付与から3日で失効) 透かしあり・恒常的ではない 有料プランのみ
Luma AI(Dream Machine) 恒久無料型(詳細条件は要公式確認) 生成物は透かし付き・個人利用限定とされる(要確認) 不可
Canva 恒久無料型(月20回) 高品質モデルは月20回まで 規約準拠の範囲で可

料金ページの表記だけを見ると似ているツールでも、無料枠の性質はこのように異なります。特にHailuo AIは常設の無料プランではなく期間限定の付与である点、Luma AIは2026年9月時点で公式ページのブランド表記が変更中で無料プランの詳細が確認しづらい点には注意が必要です。

恒久無料型|Canva

Canvaは、無料プランでも「高品質モデル」による画像から動画への生成が月20回まで、「標準モデル」であれば月200回まで利用できます。登録するだけで継続的に使える恒久無料型に分類され、まず気軽に試したい人に向いています。

生成した画像・動画は、規約に準拠した利用であれば商用利用も可能とされ、出力の所有権はユーザーに帰属するとされています。ただし、実在の人物やキャラクター、企業ロゴなどを生成する行為には著作権・商標権のリスクがある旨の注意喚起があり、正確な条件は公式の利用規約で確認することをおすすめします。

毎日・週次補充型|Kling AI・Pika・Vidu

Kling AIの無料Basicプランは、月次の固定クレジット付与ではなく、ログインすることで受け取れるクレジットを利用する仕組みです。生成物には透かしが入り、商用利用はできません。有料のProプランに移行すると、1080pでの生成・透かしの除去・動画延長(Video Extension)・商用利用の権利が付与されます。まずは無料枠でどの程度の画質・自然さの動画が生成できるか試したうえで、必要に応じて有料プランを検討する進め方が現実的です。

Pikaの無料プランは月80クレジットで、最高解像度は480pに限られ、透かしも入りますが、画像から動画への変換など基本機能自体は利用できます。Standardプラン(月額$8)以上になると、透かしがなくなり商用利用も可能になります。有料プランの間にも解像度・クレジット数の差があるため、どこまでの画質・生成量が必要かによって選ぶプランは変わってきます。

Viduの無料プランも月80クレジットに加えて、オフピーク時間帯には追加の無料生成枠が用意されています。ただし生成物には透かしが入り、商用利用は認められていません。Standardプラン(月額$8)以上では、透かしなし・商用利用可・8秒の高解像度動画に対応します。オフピーク枠を活用すれば、時間帯を選ぶことで無料の範囲内でも試行回数を増やせる可能性があります。

この3ツールはいずれも、無料の範囲内で基本的な生成機能自体は一通り試せる点が共通しています。まずは無料枠で操作感やプロンプトの効き方を比較し、実際の用途に合わせて有料プランへ移行するツールを絞り込むという進め方が、無駄なく検討を進めるコツと言えるでしょう。

期間限定・要注意型|Hailuo AI・Dreamina(Seedance)・Luma AI

Hailuo AIの無料クレジットは、2025年6月18日以降に新規登録したユーザーに1回限り付与される「ウェルカムパッケージ」であり、付与から3日で失効する期間限定の特典です。常設の無料プランではない点に注意が必要です。無料生成物には透かしが入ります。商用利用権は有料サブスクリプション加入者に付与されるとされていますが、規約条項の解釈には注意点も指摘されているため、商用利用を検討する場合は契約前に公式の利用規約原文を確認することをおすすめします。新規登録時の一度きりの特典であるため、「いつでも無料で使える」ツールを探している場合には不向きと考えられます。

CapCutが提供するDreamina(Seedance)は、期間限定(3日間で4回程度)の無料お試し生成が提供されますが、料金ページ上では商用利用を示唆する訴求がある一方、利用規約本文には「non-commercial use(非商用利用)」という記載も確認されており、両者の間に相違が見られます。そのため、商用利用の可否を断定はせず、契約前に利用規約の原文を必ず確認することをおすすめします。

Luma AI(Dream Machine)は、2026年9月時点で公式の料金ページのブランド表記が「Luma Agents」に変更されており、無料プランの具体的な生成数・秒数の条件はページ上で確認できませんでした。既存の無料プランで生成した動画には透かしが入り個人利用に限定されるとされていますが、今回の検証では公式料金ページ上でこの記載を直接確認できませんでした。正確な現行条件は、利用前に公式サイトで必ず確認することを推奨します。

この3ツールに共通するのは、「無料」という言葉の印象だけで判断すると、実際の利用条件とのギャップに戸惑いやすいという点です。特に商用利用を検討している場合は、料金ページのキャッチコピーだけでなく、利用規約の該当条項まで目を通しておくと安心です。

用途別の選び方と商用利用時の注意点

SNS投稿用に手軽に試したいだけであれば、透かしが入っても実害が小さいケースが多く、恒久無料型のCanvaや、補充型のPika・Viduなどでまず操作感を確かめてみるのが現実的です。一方、ポートフォリオ制作や案件納品など、商用利用が前提となる場合は、料金ページの訴求文だけで判断せず、必ず利用規約の本文まで確認したうえで有料プランを検討することをおすすめします。

特に、料金ページの表記と利用規約本文とで商用利用可否の説明に相違が見られるツールについては、契約前の確認を怠らないようにしましょう。動画編集の基礎はあってもAI動画生成ツールの実務利用はこれからという人ほど、複数ツールを比較検討する過程で、こうした規約面の違いに戸惑うことが多いようです。

ツールの選び方だけでなく、動画制作全体を仕事として身につけたい場合は、動画クリエイター専攻の詳細で、AIツール活用を含めたカリキュラムを確認してみるのもひとつの方法です。実際に、卒業後の働き方は就職・フリーランス・起業など多様で、個人差はありますが卒業生の働き方・実績インタビューから具体的なイメージをつかむこともできます。

無料ツールの「その先」を体系的に学びませんか?

無料ツールで試作を重ねるうちに、透かし・秒数・商用利用の壁に突き当たる場面は少なくありません。デジタルハリウッドの動画クリエイター専攻では、AIツール活用も含めた動画制作を基礎から学べます。

スクール説明会に参加する(無料)

説明会無料・全国36校舎・オンライン参加可

よくある質問

Q無料ツールだけで商用案件に対応できますか?

ツールによっては無料枠でも規約上商用利用が認められる場合がありますが(Canva等)、多くのツールは無料枠だと透かしが入り商用利用も認められません。案件対応を前提とするなら、有料プランへの移行を検討するのが一般的です。

Q登録不要で使えるツールはありますか?

本記事で紹介した6ツール(Kling AI・Pika・Vidu・Hailuo AI・Luma AI・Canva)は、いずれもアカウント登録が必要です。

QRunwayとの違いは何ですか?

Runwayも画像から動画を生成できるAIツールの1つです。料金プランや商用利用条件など詳しい内容は、Runway Gen-4.5の使い方と料金で個別に解説しています。

まとめ

画像から動画を作るAIの「無料」には、恒久無料型・補充型・期間限定型という性質の異なる3タイプがあり、この違いを理解したうえでツールを選ぶことが大切です。Canvaは恒久無料型で商用利用にも対応、Kling AI・Pika・Viduは補充型で無料枠では商用利用不可、Hailuo AIは常設の無料プランではない点、Luma AIとDreamina(Seedance)は規約面の確認が特に必要な点を押さえておきましょう。

無料ツールの比較を通じて、AI動画生成の可能性を感じた方は、次のステップとして動画制作を体系的に学んでみるのもおすすめです。

AI動画生成スキルを仕事につなげませんか?

無料ツールの比較を通じて、AI動画生成の可能性を感じた方も多いはずです。デジタルハリウッドの動画クリエイター専攻では、企画・構成からAIツール活用まで実務レベルで学べます。

説明会無料・全国36校舎・オンライン参加可

デジタルハリウッド 編集部

クリエイティブ分野の学び直し・スキルアップに役立つ情報を発信。AIツールの実務活用からキャリア形成まで、専門スクール運営で培った知見をもとに解説しています。

その他の関連記事