公開日:2026-02-14
CG/VFXの専門教育といえば、2年制のスクールを思い浮かべる人も多いかもしれません。
しかし、デジタルハリウッド本科CG/VFX専攻は「1年制」を採用しています。
なぜ、1年で業界に通用するスキルを身につけることができるのか。
その背景には、変化の速いCG業界の特性に加え、CGに特化したカリキュラム設計や、反転学習などを活用した制作中心の教育手法があります。
1. 私塾だからこそ実現できる、制作特化型のカリキュラム
デジタルハリウッドは、学校教育法に基づく専門学校ではなく「私塾」という形態をとっています。
そのため、専門士の取得を前提としたカリキュラム編成の制約を受けません。
この自由度により、 CGクリエイターとして現場で求められるスキル習得に必要な授業へ、学習時間を集中 させることができます。
また、年に2回実施している企業アンケートをもとに、 業界のニーズをカリキュラムへ反映 し、内容を継続的にアップデートしています。
制作実践を中心に据えたカリキュラム設計 が可能だからこそ、限られた1年という期間の中でも、業界に通用するスキルの習得を目指すことができます。
制作実践中心カリキュラム/入学から3ヵ月目の静止画課題▼
2. 1年制を可能にするカリキュラム設計とは
1年という期間でスキル習得を目指すには、単に授業時間を圧縮するだけでは不十分です。
重要なのは、「何をどの順番で学ぶか」というカリキュラム設計にあります。
デジタルハリウッド本科CG/VFX専攻では、CGクリエイターとして現場で求められる制作工程に沿って、基礎から応用までを段階的に学ぶ構成を採用しています。
さらに、講義中心のインプット型ではなく、反転学習を取り入れている点も特徴です。
基礎的な知識や操作方法はオンライン教材で事前に触れることができ、スクールでの時間は制作や講評、フィードバックに充てます。これにより、「理解する」だけでなく「実際に作る」時間を最大化することができます。
また、
授業は業界で活躍する実務家教員が担当
しており、
現場で求められる制作プロセスや考え方をもとに指導
を行っています。
アウトプットを伴う課題も定期的に実施することで、制作経験を積みながらスキルの定着を図ります。
制作 → 講評 → 改善 のサイクルを繰り返すことで、スキルの定着とポートフォリオの完成を同時に進められる設計となっています。
限られた期間の中でも制作経験を積み重ねられるため、1年間で実務に近い制作プロセスを体験することが可能になります。
半年でここまでできる!中間課題のご紹介
3. 過去には2年制を採用していたこともあります
「1年で本当に大丈夫なのか」
そうした不安の声があることは、私たちも理解しています。
実際、デジタルハリウッドでは過去に2年制のカリキュラムを採用していた時期もありました。
しかし、1年間でスキルを習得し、ポートフォリオを完成させた段階で就職活動を始める受講生も多く、早い段階で内定を得るケースも見られました。
結果として、2年間通う必要がなくなるのであれば、「より短期間でスキルを身につけること」と「より早く業界に出ること」の両立を目指すべきではないかと考えるようになりました。
そこで現在は、 限られた1年という期間の中で、どのようにすれば制作経験を積み、実務に近いスキルを習得できるのかに重点を置いたカリキュラム設計へとシフト しています。
単に期間を短くしたのではなく、1年でより身につけられる教育へと再設計するという選択をしています。
1年でここまでできる!卒業制作課題のご紹介
4. CG業界では新しい技術が次々と生まれています
CG・VFX業界では、制作に使用されるソフトウェアやワークフローが日々進化しています。
近年では、ゲームエンジンを活用したリアルタイムレンダリングや、生成AIを用いた制作支援など、新たな技術が次々と現場に導入されています。
こうした変化は、クリエイターにとって新しい表現の可能性が広がる機会でもあります。
一方で、求められるスキルや制作プロセスもアップデートされ続けるため、基礎を習得した段階で、早く実務に近い環境に触れることが重要になります。
1年間でポートフォリオを完成させ、業界へのエントリーを早めることで、最新の制作環境に適応しながらスキルを磨いていくことができます。
5. 入学から1年後に設定された、就職のための機会「クリエイターズオーディション」
デジタルハリウッドでは、入学から約1年後のタイミングで「クリエイターズオーディション」を実施しています。
これは、受講生が制作した作品やポートフォリオを企業に直接見てもらう機会として設けられているもので、企業の採用担当者や現場のクリエイターが参加します。
授業の中で制作してきた作品をもとに、自身のスキルや志向を伝えることで、企業との接点を持つことができます。
1年間で制作経験を積み重ねたあと、就職活動のスタート地点としてこのような機会が用意されていることも、1年制の教育設計の一部です。
6. クリエイターズオーディションをきっかけに就職を決めた先輩たち
クリエイターズオーディションを通じて、実際に就職を決めた卒業生も多くいます。
ここでは、1年間の学習を経て企業との接点を持ち、CG・映像業界へのキャリアをスタートさせた先輩たちの事例をご紹介します。
『株式会社武右ェ門』
冨樫 侑太さん:アニメーション、エフェクト、リギングを担当
戸田 惟佳さん:アニメーションを担当
『株式会社白組』
向原 望さん:アニメーションを担当
鈴木 貴久さん:アニメーションを担当
『株式会社Spade&Co.』
塚原 大輔さん:リギング、エフェクトなどのテクニカル周りを担当
CG/VFX専攻の1年制は、単に学習期間を短縮したものではありません。
私塾という制度的な自由度を活かし、制作中心のカリキュラム設計や反転学習、実務家教員による指導などを組み合わせることで、限られた期間の中でも実務に近い制作経験を積める環境を整えています。
さらに、入学から約1年後には企業と接点を持つ機会として「クリエイターズオーディション」が設定されており、制作から就職活動までを見据えたスケジュールが組まれています。
新しい技術が次々と生まれるCG業界においては、基礎を身につけたあと、早く現場に近い環境で経験を積んでいくことも重要です。
1年という期間は短いように感じられるかもしれませんが、業界で求められるスキル習得と就職を見据えて設計された学習期間を皆さんが活用できるように、全力でサポートいたします!
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