テレビ、映画等のアニメーション作品・映像作品の企画制作等を行っており、『OBSOLETE』『バクテン!!』をはじめ『THE FIRST SLAM DUNK』のアニメーション等様々な作品のCG制作を担当されている
『株式会社武右ェ門』
へ企業訪問してきました!
デジタルハリウッドの卒業生3名へのインタビューを行いました!
写真左から、
冨樫 侑太さん:2019年9月生
豊岡 雅大さん:2019年4月生
戸田 惟佳さん:2019年9月生
です!是非最後までお楽しみください。
▼BUEMON Showreel 2022
まずは卒業生3名についてご紹介いたします!
冨樫 侑太(トガシ ユウタ)さん
2019年9月入学生
入学時ご年齢:32歳(転職目的でご入学)
入学前:会社員
現在のお仕事:アニメーション、エフェクト、リギング
豊岡 雅大(トヨオカ マサヒロ)さん
2019年4月生
本科CG/VFX専攻
入学時ご年齢:22歳(大学卒業後、再進学で入学)
現在のお仕事:アニメーション、レイアウト、リギング
戸田 惟佳(トダ ユウカ) さん
2019年9月生
本科CG/VFX専攻
入学時ご年齢:21歳(大学とのWスクールにて入学)
現在のお仕事:アニメーション
デジタルハリウッドに入学した理由
デジタルハリウッドスタッフ(以下スタッフ):CG業界やデジタルハリウッドへの入学理由を教えてください。
豊岡さん(以下豊岡) :大学4年の時、就活の一括採用の形が好きではないな、と感じ、親に相談して大学卒業後にデジタルハリウッドに通わせてもらったんです 。3DCGはまったくやったことなかったのですが、実際に触ってみて覚えることがたくさんあって大変だな、とは思ったのですが、制作物が出来上がるので、それを持っての就職活動はイメージがついて頑張ろうと思いました。
冨樫さん(以下冨樫) : ずっとメカアニメに興味があったのですが、その世界に入ろうというところまで踏み出せないまま32歳になっていました。 ですが、掘り下げていくと自分のやりたいことはやはりこの方面だと気付き、改めて入ろう!と挑戦しました。そういえば、(取材スタッフ)に入学時に説明会担当してもらいました。
戸田さん(以下戸田) :私は映画を観ていて、CGをふんだんに使ったスターウォーズ、マーベルが好きで、実写で撮影できない場所や物、魔法などを生み出せるのがいいなぁ、という思いからCG業界を目指そうと思いました。 就職時期を同学年の友達と合わせたいと思い、大学在籍時にWスクールでデジタルハリウッドに通うために大学2年までに単位を多くとるようにしました。
スタッフ :実際に入学してみていかがでしたか?
冨樫 :映画にも興味があり、エフェクトをやりたい思いもあったのですが、課題をこなすのが精一杯でなかなかエフェクト制作までたどりつけなかった記憶があります。
戸田
:CGを実際触ってみると触っていくうちに
最初はすごいものを作るという目標からCGのことを知りたい
な、という方向に代わっていきました。
デジタルハリウッドの思い出
スタッフ :みなさんのデジタルハリウッド時代の思い出を聞かせてください。
豊岡 : 卒業制作をチームで制作しました。4名で制作して僕はアニメーションを担当しました。オールナイトフリータイム ※1 を使用してレンダリングしたのを覚えています。
※1:夜中もずっと朝まで校舎のPCを利用できるサービス
冨樫 :みなさんがレンダリングしていたの見かけましたよ!
豊岡 :おお!本当?
冨樫 :はい。それでいうと、 僕たちの年は後期に入る頃にコロナ禍に突入し、一時期オールナイトフリータイムが閉じてしまったんです。 それでも、卒業制作の制作期間には解放してくれて、朝までクラスメイトとレンダリングをしていましたね。
スタッフ :やっぱりデジタルハリウッドといえばオールナイトフリータイムなんですね。みなさんは卒業後もクラスメイトとは連絡をとっていますか?
戸田 :とってます。 今でもLINEのグループで繋がっていて「これ作ったので見てください」と皆さんが頑張っているのを伝えてくれます。
就職について
スタッフ :みなさんはどのような経緯で株式会社 武右ェ門に入社されたんですか?
戸田 : 私はクリエイターズオーディション ※2 ですね。
※2:選抜制の就転職イベントで企業の担当者が来場しスカウトをもらえる場
冨樫 :僕もです。
豊岡 :僕は先生の紹介です。2社紹介してもらえる機会があったのですが、武右ェ門入社の決め手は人事の垰田さんと繋がりがあったことですね。 デジタルハリウッドのキャリアセンターに貼ってあったアルバイト募集をみてデジタルハリウッド在学中からアニメ関連の事業をやっている会社でアルバイトをしていました。その会社の 社員さんが垰田さんと知り合いだったこともあり、安心して入社できました。
スタッフ :キャリアセンターを使ってアルバイトもしていたんですね。みなさん、デジタルハリウッドの就職サポートを使い尽くしてくださり嬉しいです。
仕事のやりがい
スタッフ :みなさん、仕事が楽しいな、やりがいがあるなと感じるのはどんな時ですか?
冨樫 : 完成品になってアニメになっているのを見られると感動します。
CGだけだとそのカットしか見られないので、ストーリーが分かるシーンになっているのを見た時や、作っている時は音がないので、音がついているのを見ると嬉しいですね。
戸田 : 世に作品が出た時に、自分が担当したシーンがSNSなどで“このシーンがかっこいい”と言われているのをみかけると、やった~! と思います。
豊岡 : 手元にあるカットが全部はけたとき、すごく嬉しいです!
スタッフ :どれも学生の時にはなかなか感じられないエピソードですね。一方で大変なこともあると思いますが、大変だったエピソードはありますか?
冨樫 : 使ったことないソフトや、ソフトは知っていても知らないプラグインを使用しなくてはいけないときが大変ですね。最近はAfterEffectsをよく使用しているのですが、Any ※3 見たいなーと思います。
新しいことをどんどん覚えていかなくてはいけないのは大変ですね。
※3:在学中繰り返し視聴可能なソフトの知識が習得できる映像教材
戸田 : 学生の時は1人で制作をしていたので、後の工程を考えた制作は気を使います。
データの命名規則や、データの置き場所一つとっても、 相手のことを考えて進めなくてはいけないですね。
社内の雰囲気
スタッフ :あの、戸田さんの着ていらっしゃるパーカー、もしかして武右ェ門パーカーですか?
戸田 :そうです。今年行なった社内イベントで記念に作ったパーカーです!
スタッフ :かわいいですね!
戸田 :これまで武右ェ門が制作したアニメがデフォルメされてデザインされてます。
スタッフ :おぉ、本当ですね!社内イベントは色々あるんですか?
人事垰田様 :はい。 社長の方針でスタッフの皆さんが集まれる場を増やしています。談話室もあります。
スタッフ :スタッフはどれくらいいらっしゃるんですか?
人事垰田様 :35名ほどです。
スタッフ :みなさん、認識できる人数でいいですね!どんなイベントがあるんですか?
人事垰田様 : スタッフの誕生日会や、先日もキャンプいったり、旅行に行ったり、花見などの飲み会もあります。
スタッフ :おぉ!旅行まで!スタッフみなさんの仲の良さが伝わってきますね!
CG業界を目指しているみなさんへのメッセージ
豊岡 :僕は学校に入るとき、 1年で卒業できるからいいかなぁと思って入りました。
そこから 学校で基本的なことを教えてもらって就職できて、就職してから何が好きなんだろう、どういうものを作りたいんだろうと改めて考え始めたんです。 なので、皆さんも学生の時に焦らなくていいかなと思います。
CGでアニメ作画に寄せて作るってどうやっているんだろう?といった疑問なども会社にいると分かるので、知りたいという欲求が満たされていく環境はすごくいいですよ。
戸田 :私自身、CGをやりたいと思った大学生時代に、 独学にしようか学校に行って学ぼうか悩んだのですが、決め手はクラスがあることでした。 他の人がどういうことをしているのかを見られたり、他の同じような立場の人たちといろんな作品作ったり、発表会で制作したものを見えたりと、独学ではできない経験ができました。 もし学校に行くかを悩んでいる方がいたら学校に行くという手段もありだなぁと思います。
冨樫 :やっぱり 何歳でも挑戦してくださいというところに落ち着きますかね。
ずっと行きたかった業界に行けたので、そこで頑張れば、その先に繋がっていくので年齢で悩んでいるようだったらぜひ頑張っていただきたいです。
豊岡 :冨樫さんは年齢が一回り下の方たちと同じクラスで一緒でしたが、その分頑張らなくちゃという気持ちはありましたか?
冨樫 :もちろんありましたよ。 3倍くらい頑張らないといけないという気持ち でいました。
スタッフ : 頑張り方でアドバイスとかありますか?
冨樫 : 入ったときの気持ちを忘れずに 、ですね。
スタッフ : 大事ですね!皆さん、ありがとうございました!
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