-
自分の価値観を大切に。まずは一緒に楽しみながら学びましょう!
藤井 栄治先生
仕事というのは“人の役に立つ”ことが求められると思いますが、どんなに人の役に立っても、地球・宇宙規模で考えたら、大して役に立っていないかもしれない、と考えています。だからこそ、自分の価値観を大切にすることが大事だと思います。 私がディレクターとして制作の指揮を執る際は、限界まで制作をすることを目指してほしいという考えのもと、指示を出していました。 これから学校で学ばれることを考えている皆さんも、努力さえ惜しまなければ、今トップクリエイターと言われている方たちの上を目指すこともできると思います。 はじめのうちは分からないことばかりだと思いますが、まずは一緒に楽しみながら学びましょう。 楽しむことができれば、その壁を乗り越えるための努力とモチベーションを保つこともできると思います。分からないことも積極的に聞いてください。一緒にその解決方法を探していきましょう!
詳細を見る
-
業を磨く時こそ、楽しむというスパイスが欠かせないことを忘れずに
秋元 純一先生
この業界で働く人々は、技術者であり、アーティストでもあります。それを日本では古来より、「職人」と呼びます。 そして我々職人は、常に自分を高めなくてはいけません。 それは険しく、辛い道のりでもあります。 近年では、そういった働き方に疑問が持たれていることも事実です。 ただ、日本伝統の職人さんが、自分の業を誇らしげにしている様を見ると、たとえそれがCGであっても、私はこうありたいと考えさせられます。 働くとなると、また環境が取り巻きますが、技術はあくまでも個人のものです。 手に職とはよく言ったもので、現代のそれがCGであっても良いと思います。 それは、確実に自分の財産になります。 これからCGを学ぼうとしている人は、是非、一生モノの業を磨く意識で臨んでください。 そして、業を磨く時こそ、そこには楽しむというスパイスが欠かせないことも忘れずに。 私はそのきっかけづくりに少しだけ協力いたします。
詳細を見る
-
在学中は、CGのための生活を
古岩 祥幸先生
まずはCGに触れる時間を作ってほしいです。CGを学ぶ上で「自分の生活が変わらない」ということはあり得ません。CGのための生活を1年間してほしい。だいぶ業界も働きやすくなってますが、プロの皆さんも打ち込んでやってます。 ただ、やらされてる感があるときついし長続きしないので、CGが楽しい、面白いという気持ちを持ってほしいです。 そして、デジタルハリウッドに飛び込むからには「この1年、無駄にはしない!」という覚悟は必要ですよね。意味のある1年間にしてほしいし、そうしてあげたい。 もし入学前に相談が必要なら、相談に乗ります。講師目線で話しますので、ぜひ声をかけてください。
詳細を見る
-
能動的になれば、学びが楽しくなる
大竹 祐次先生
学生の方々には、とにかく「見ること」「観察すること」を意識してほしいです。世に出ている映像作品、表現方法を見て、自分にとってここがいい、ここが悪い、と思いながら見てほしい。 そして、「どこがおもしろいと言われているんだろう?」と自分なりの仮説や解釈、評価をしながら見てほしいです。 ただ歩いている人を見るにしても、歩き方、所作、姿勢など、細かいところまで見てほしい。それが表現を志す人にとっての第一歩だと思います。 学びは本来能動的な行為なので、受身な姿勢では学べる量はたかが知れています。 ただ、そこに少しでも能動性が加わることで、単に「教わる」というだけでなく、「吸収する」というレベルになってきます。そうなると、学ぶこと自体が楽しくなるはずです。
詳細を見る
特別講師
-
【特別講師】
ピクサー・アニメーション・スタジオ原島 朋幸氏
【3DCGアニメーションワークショップ】
デジタルハリウッド本科卒業後、サンフランシスコにあるAcademy of Art Universityの大学院でcharacter animationを学び、在学中にロサンゼルスにあるRhythm & HuesStudiosでアニメーションインターンとして「ガーフィールド2」の製作に参加。 卒業後はロサンゼルスとサンフランシスコ郊外にスタジオがあるDreamWorksAnimationに2006年から2015年までアニメーターとして勤務。 代表的な参加作品は「ヒックとドラゴン1&2」「マダガスカル2&3」など。(サンフランシスコ郊外のスタジオは2015年に閉鎖) 2015年3月からカリフォルニア、エメリービルのPixar Animation Studiosでアニメーターとして勤務。「アーロと少年」の製作に携わり現在はPixarの次回作「Finding Dory」(2016年7月)の製作に参加。 -
【特別講師】
Hydraulx Visual Effects所属渡辺 潤氏
【VFXアーティスト渡辺潤のハリウッドでの働き方講座】
1966年生まれ、横浜市出身。東京工学院芸術専門学校(現:東京工学院専門学校)CG科、第1期卒。同校卒業後、87年にトーヨー・リンクス(現:IMAGICA)に入社。番組 タイトルやCM,博覧会映像の製作に携わる。93年に自主製作した作品がシーグラフのエレクトリック・シアターを始め、海外の映像 フェスティバルに入選、それを機に96年渡米。 渡米後は、ハリウッド映画やIMAX映画など30本 近くの作品に参加しており、近年はデジタル・ドメイン、 リズム&ヒューズ・スタジオ、メソッド・スタジオ等の世界的に著名なVFXスタジオや、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ等にてデジタル・アーティスト/エフェクト・アニメーターとして勤務。 VES(米視覚効果協会)会員。 -
【特別講師】
株式会社 画龍 代表取締役早野 海兵氏
【3ds MAX 実践 画龍点睛 トータルワーク】
日本大学芸術学部卒後ソニーミュージックエンタテインメント、リンクス、ソニーコンピューターエンタテインメントを経て独立してフリーランスに。2007年に株式会社画龍を設立。月刊CGWORLD誌にて”画龍点睛”連載中。TBS” Asian Ace” CM対決に出演。 代表作:「鬼武者」、「鬼武者2」、「鬼武者3」、「ファイナルファンタジー8」、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」、「映画デビルマン」オープニング、映画「最終兵器彼女」、アニメ「テクノライズ」デザイン、「Ring of gundam」ガンダムデザイン、Dunhill「勝負服」スーツデザイン、三代目 J Soul Brothers PV、EXILE PV、コンサート映像、バイナリードメイン(Sega)コンセプトデザイン。 著書:「テクスチャイリュージョン Unparalleled」「テクスチャイリュージョン 画龍点睛」「テクスチャイリュージョン・シンタクス」 -
【特別講師】
フリーランス中野 陽仁氏
【NUKE + Python 実写系3D Compositing実践講座】
フリーランス、コンポジター。デジタルハリウッド専門スクール講師。 NUKEとAfterEffectsをメインツールとして合成やエフェクトを手がける。 映画やテレビのVFXをメインに活動するほか、講師としてデジタルハリウッドスクールにて若手クリエイターの育成も行う。 作品一部抜粋:『劇場版 THE NEXT GENERATIONーパトレイバー』『のぼうの城』 『劇場版 SPEC~天~』 『カイジ2 人生奪回ゲーム』 『八日目の蝉』 『牙狼〈GARO〉 ~闇を照らす者~』『牙狼〈GARO〉~魔戒ノ花~』 -
【特別講師】
MORIE Inc.森江 康太氏
【Maya Animation & アニメーション論講座】
2006年~2016年まで、株式会社トランジスタ・スタジオに所属。 その後独立し、MORIE inc.を設立。 FREEDOM-PROJECT等でCGアニメーションを学ぶ。2012年、初監督作品である、HIDETAKE TAKAYAMA 「Express feat. Silla (múm) 」 にて、SIGGRAPH 2013 入賞、北九州デジタルクリエーターズコンテスト2013 大賞等の賞を数々を受賞する。その後、CMやMV等の監督を務めながら、CGアニメーターとしても活動。2010年から月刊誌CGWORLDにて「アニメーションスタイル」を連載中。 -
【特別講師】
映画監督荒牧 伸志 氏氏
【映画『アップルシード アルファ』メイキングセミナー】
メカニックデザイナーとしてアニメーション界で頭角を現しその後、監督デビューを果たす。2004年には『APPLESEEDアップルシード』を発表。フル3DCG、トゥーンシェーディング、モーションキャプチャーという手法を用いた、画期的作品で日本のファンは元より海外でも称賛の声を集めた。 2007年にはその続編『エクスマキナ』を監督し、高評価を獲得。 2012年7月公開のハリウッド映画『スターシップ・ トゥルーパーズインベイジョン』の監督を務めている。 2013年には映画『キャプテンハーロック』の監督も務め、日本を含む世界中で評価される監督である。 -
【特別講師】
株式会社ModelingCafe 福岡支社代表北田 栄二氏
【プロダクションワークフロー講座】
1977年生、大阪府出身。 2000年にコンピュータ総合学園HAL大阪校を卒業。 大阪の映像プロダクションを経て上京、Modeler/Texture Artistとしてスクウェア・エニックス ヴィジュアルワークスへ移籍。 2009年10月に同社を退社し、以降フリーランスのDigital Artistとして国内外で活動を開始。2010年から活動の場をオーストラリアに移し、シドニーのAnimal Logic、Dr. D StudiosでSurfacing Artistとして勤務。2011年11月よりシンガポールのDouble Negative Visual Effectsへ移籍し、2014年11月に帰国。 2015年1月からModelingCafe福岡支社代表に就任。 幸せな家庭を築くため、世界に通用するDigital Artistを目指して武者修行中。 -
【特別講師】
株式会社デジタル・フロンティア CGディレクター堀部 亮氏
【映画『バケモノの子 』CGメイキングセミナー】
1974年生まれ。 デジタルハリウッド卒業後、 01年にデジタル・フロンティアに入社。 フルCGアニメ『ぼのぼの クモモの木のこと』(02)にCGデザイナーとして参加。 ゲームムービーや実写作品などのCGディレクターを経て、 『サマーウォーズ』(09)では、 仮想世界OZのCGを担当。 『おおかみこどもの雨と雪』では背景を動かす自然描写など、 アニメーションとCGを融合させた新たな表現に挑戦した。 -
【特別講師】
ScanlineVFX村上 勝和氏
【海外でCG/VFXアーティストになるためのセミナー】
77年生まれ、大阪府出身。大阪府清水谷高校卒。 カリフォルニア州のサンタモニカカレッジ、プラットカレッジに留学し、コンピューター・アニメーションを学ぶ。卒業後、流体シミュレーションを駆使したScanlineVFXに入社、映画「ナルニア物語2」、に参加。 2009年、ドイツ社にて映画「2012」の津波シーンを制作。 2010年再びロサンゼルス社にて、映画「バトルシップ」等に参加。 2012年よりカナダ、バンクーバーに転勤。 映画「アイアンマン3」、「マン・オブ・スティール」、「ワイルド・スピード SKY MISSION」、 「カリフォルニア・ダウン」等のVFX制作に携わっている。 -
【特別講師】
映像ディレクター関 和亮氏
【ミュージックビデオメイキングセミナー】
1976年生まれ、長野県出身。音楽CDなどのアートディレクション/デザイン、ミュージック・ビデオ、ショート・ムービー、Webムービー、TV CMのディレクションを数多く手がける一方でフォトグラファーとしても活動。
【受賞暦】
■PACE SHOWER MUSIC VIDEO AWARDS 2015「特別賞」 (OK Go/I Won’t LetYou Dawn) Dir:関 和亮/Damian Kulash ■2012年MTV Video Music Awards Japan 最優秀ダンスビデオ賞・最優秀振付け賞 (Perfume/レーザービームChoreograph:MIKKIKO 他多数。 -
【特別講師】
株式会社グラスホッパー・マニファクチュア ゲームディレクター新 英幸氏
【ゲーム開発におけるCGアーティストの所作】
1976 岐阜県 飛騨高山市生まれ
1999 信州大学教育学部美術専攻 卒業
2000 デジタルハリウッド 本科クリエイティブ 終了
2001 デジタルハリウッド 研究生(マスターコース) 終了
デジタルハリウッド本科終了、マスターコース終了後、スタジオパンチラインにてPS2ソフト『チュウリップ』の開発にCGデザイナーとして参加。コナミにて数多くのタイトル開発に関った後、グラスホッパー・マニファクチュアに移りゲームディレクターとして『Killer is Dead』を開発。 -
【特別講師】
有限会社 神風動画 代表取締役水崎 淳平氏
京都造形芸大を卒業後、DTPやゲーム制作、セルアニメーション業界を経て、メディアの壁を超えた作風を武器に神風動画を設立。 代表的な監督作はみんなのうた『図書館ロケット』『TVアニメ ジョジョの奇妙な冒険 第一部オープニング』『 EXILE"BOW & ARROWS"MV』『安室奈美恵"Dr."MV』 座右の銘は「妥協は死」。
-
【特別講師】
NAKED Inc. 代表取締役村松 亮太郎氏
【雇用直結型 NAKED映像コアクリエイティブ講座】
クリエイティブチームNAKED Inc.代表。 大阪府堺市出身。TV/広告/MV/空間演出などジャンルを問わず活動。長編/短編作品と合わせて国際映画祭で48ノミネート&受賞している。近年の主な作品に、東京駅『TOKYO HIKARI VISION』演出。東京国立博物館特別展「京都-洛中洛外図と障壁画の美」『KARAKURI』演出、山下達郎30周年企画『クリスマス・イブ』MV&SF&マッピング、 星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳『Gift -floating flow-』総合演出、『TOKYOガンダムプロジェクト2014ガンダムプロジェクションマッピング "IndustrialRevolution"-to the future-』映像演出、auスマートパス presents進撃の巨人プロジェクションマッピング「ATTACK ON THE REAL」演出、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』タイトルバック、企画/演出を手がけた「新江ノ島水族館ナイトアクアリウム」など。現在、夜景×マッピングの新体感イベント「CITY LIGHT FANTASIA by NAKED」をあべのハルカス展望台より開催中。 3/21には、初の作品集&アーティスト本である「村松亮太郎のプロジェクションマッピング SCENESby NAKED」が刊行された。 -
【特別講師】
株式会社オムニバス・ジャパン テクニカルプロデューサー侭田 日吉氏
【ワークアウトプログラム】
1998 年オムニバス・ジャパン入社。ポストプロダクションの営業を経て、CG へ。テクニカルプロデューサーとして映画・ドラマ・遊技機案件などを多数担当。撮影・CG/VFX・ポスト・プリントと映像制作における工程全体の技術面に詳しい。 -
【特別講師】
株式会社デジタル・フロンティア 大阪事務所 所長田尻 洋一郎氏
【ワークアウトプログラム】
1975 東京都生まれ。2001 年 デジタル・フロンティア入社。ゲーム・シネマティック、CM、フルCG、実写映画と数多くの制作に携わる。その後、レベルファイブ、カプコンにてシネマティック制作を担当。2015 年よりデジタル・フロンティア大阪事務所所長。