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玉澤芽衣氏に聞いた
CGを通じたクリエイティブ

公開日:2025-01-20

「映像作家100人」選出!MEI TAMAZAWAにきく
CG制作プロセスとCGアーティストへ転身の裏側

デジタルハリウッド卒業生でもあり、国内外で活躍する3DCGアーティストの玉澤芽衣氏をお迎えし、トークセッションを開催いたします!

【イベント概要】「映像作家100人」選出!MEI TAMAZAWAにきく
CG制作プロセスとCGアーティストへ転身の裏側


▼日時
 2025年2月16日(日) 17:00~ (開場:16:45~)

▼参加費
 無料(要予約)

▼会場
 デジタルハリウッドSTUDIO新宿 または オンライン(Zoomウェビナー)

▼定員
 デジタルハリウッドSTUDIO新宿(オフライン会場)30名
 オンライン(Zoomウェビナー)50名
 ※応募者多数の場合は抽選とさせていただく可能性がございます。
  その場合は2/15(土)までにご連絡をさせていただきます。

【トークテーマ】
1.CG作品のアウトプットができるまで

幻想的な世界観のCGアート作品が生み出される制作の流れや、IT業界や化粧品メーカーなど幅広いジャンルのブ ランディングやプロモーション用広告の企業案件、国内外でディスプレイ装飾・企業のプロモーションのアートの展示として使われているCG作品について知ることができます。


2.CGアーティストとAI活用

これからクリエイターを目指す方、すでにクリエイターの方、共に注目度の高いAIを活用したCG制作やAIアートに関する現状について触れていただきます。


3.WebデザイナーからCGアーティストへの転身の裏側

WebデザイナーからCGアーティストになられた過程の転身秘話についてお伺いします。
勉強プロセスやインプット方法などもお話いただきます。

\こんな方におすすめ/
・CG制作を仕事にしたい方
・CGを使って表現をしたい方
・玉澤芽衣さんの作品に興味のある方
・デジタルハリウッド卒業生の活躍を知りたい方

玉澤芽衣氏プロフィール

CGアーティスト  IG@mei_konishi
1993年1月29日 東京出身
Yahoo! JAPAN、Amazon Japan(WEBデザイナー)を経て2017年から5年間フリーランスCGアーティストとして活動。 ROCK IN JAPAN FESTIVAL、COUNTDOWN JAPANなど国内最大級の音楽フェスのCG映像を1人で担当。 スターバックスでの個展や、International art fairやSICF、上海ART BOOK FAIRなど国内、海外で展示を行う。 アジアデジタルアート大賞、CSS DESIGN AWARDS “SPECIAL KUDOS”、DESIGN AWARDS ASIA”DESIGN OF THE DAY”等 受賞歴多数。2020年、2021年、2022年、2023年映像作家100人選出。パブリックアートプロジェクトとして中国の3主要都市国際空港スクリーンに作品を展示し海外のアート関連の仕事をメインに活動。2022年パーソナルカンパニーGENERATIVE ART STUDIO合同会社設立。AIアートの研究を進めながら、AIを活用した最先端技術の開発にも取り組んでいます。

玉澤さんにとって、クリエイティブの一番の魅力や楽しさはどんなところですか?

一番の魅力は、頭の中で描いたアイデアが形になり、それが「見えるもの」として現実に存在する瞬間です。最近、自分では普通だと思っていた色使いや表現を「きれいだ」と言ってもらえることが増え、もしかしたら自分の視点や想像が少し特別なのかもしれない、と気づくようになりました。CGやアートを通じて、日常では見ることのできない景色や世界を自由に生み出せるのが本当に楽しいです。そして、自分の作品が誰かの心に残ったり思い出になるのは嬉しいです。

今までの仕事の中で印象に残っているお仕事はどんなお仕事ですか?

音楽フェスの映像制作はどれも特別ですが、特にROCK IN JAPANやJAPAN JAMの映像が印象的です。自分の作品が巨大なスクリーンに映し出され、キャラクターの動きを真似して踊る人たちを見たとき、みんなが楽しんでくれているのが伝わり、頑張った甲斐があったなあと感じました。また、COUNTDOWN JAPANでの年越し映像制作では、自分が作った映像で観客とアーティストが一緒に新年を迎える瞬間を体験しました。会場全体が新年用のアートワークで赤一色に染まったときの光景は、本当に感動的で、何度経験しても涙が出てしまいます。観客の熱気や音楽との一体感に、自分の作品が少しでも役立っていると感じると、この仕事の素晴らしさを実感します。

今後、やってみたいお仕事を教えてください。

AIとCGを組み合わせた最先端の作品を作り続けたいと思っています。最近は、自分の日記をもとにAIで曲を生成し、それに合う映像を作るミュージックビデオを制作していて、これが今後どんな形に進化していくのか、とても楽しみです。CGを通じて得た「継続する力」を信じて、今は目の前のことに全力を注いでいます。これまで何度も、趣味で続けていたことが自然と仕事につながる経験をしてきたので、「来るもの拒まず、何も追わず」のスタンスで、これからも自分らしい作品を追求していきたいです。

CGは「難しそう」と感じる人に向けて、気軽に始められる方法やアドバイスはありますか?

確かに最初はツールが難しそうに見えるかもしれませんが、今はYouTubeやオンラインのチュートリアルがたくさんあります。まずはシンプルな作品を真似してみることから始めると良いです。初めて作った作品が完成すると、「あ、自分にもできる!」と感じられるはずです。その小さな成功体験を積み重ねていくことが、やる気につながります。とりあえずやってみようと気軽に始めてみてください!

玉澤さんのようにCGを通じて仕事をしたい人に、一歩を踏み出すきっかけになるメッセージをお願いします。

私はデジハリを卒業してWEBデザイナーとして働いているときにバナーの中の素材をちょっとだけアニメーションさせてみたいと思いAfter Effectsを勉強しました。そこからCinema 4Dに手を出したのがきっかけで、CGを始めました。大切なのは、毎日少しずつでも続けること。「これがやりたい!」という情熱さえあれば、自然と続けられるし、必ず道が開けます。おすすめは朝一番に取り組むこと。集中力が高い時間帯に作業をすると、良いスタートが切れます!ぜひ、挑戦してみてください。