公開日:2026-09-15
グラフィックデザイナーになるには|必要スキルと資格
公開日:2026-05-22(更新日:2026-09-15)
今回は、グラフィックデザイナーとはどんな職業なのか、グラフィックデザイナーのなり方や仕事内容、必要なスキルや勉強方法を解説していきます。グラフィックデザイン未経験からグラフィックデザイナーを目指される方もいらっしゃるかと思います。どんな方がグラフィックデザイナーに向いているのか、グラフィックデザインはどこで学ぶことができるのかなど紹介しておりますのでぜひご参考ください。
デザイナーの仕事の種類
「デザイナー」と一言でいっても様々な仕事の種類があります。
代表的なデザイナーのお仕事の種類をご紹介します。
グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーとは、雑誌の表紙や書籍の装丁、商品のパッケージ、ポスター、カタログ、看板など、さまざまなデザインを手掛けます。広告制作会社やデザイン事務所、企業の広告宣伝部や商品開発部などで活躍しています。グラフィックデザイナーとして実績を積んだのちは、広告全体を指揮するアートディレクターへとステップアップする人もいれば、独立してフリーで働く人もいます。
もともとクリエイティブ関連の仕事の中でも人気の高い職業ですが、近年、ビジネスの現場においてデザインやクリエイティブの重要性が注目される中、グラフィックデザイナーを含むクリエイターの需要が高まりつつあります。
(関連記事:グラフィックデザイナーとは?仕事内容やなり方、資格・年収・必要なスキルを徹底紹介)
Webデザイナー
Webデザイナーとは、WebサイトやLP、バナーなど、Web上で表示されるコンテンツのデザインを行う職種です。企業サイトやサービスサイト、ECサイトなどを対象に、見た目の美しさだけでなく、ユーザーが情報を見つけやすく、使いやすい画面設計を考える役割も担います。
グラフィックデザイナーがポスターやチラシ、パッケージなど紙媒体を中心にデザインするのに対し、WebデザイナーはPCやスマートフォンでの表示、クリック・スクロールなどの操作性、更新性などを考慮してデザインを行う点が特徴です。
業務では、クライアントや自社の目的に合わせてサイト全体の構成やデザイン案を作成し、Webディレクターやエンジニア、マーケターなどと連携しながら制作を進めます。職場や案件によっては、HTML・CSSを用いたコーディングや、CMSへの実装、バナー制作などを担当することもあります。
(関連記事:Webデザイナーとは何?仕事内容や未経験からのなり方、将来性を紹介)
DTPデザイナー
DTPデザイナーとは、IllustratorやPhotoshop、InDesignなどのDTPソフトウェアを使用して、印刷物のデザインやレイアウトを行う職種です。チラシやパンフレット、ポスター、カタログ、雑誌、書籍など、紙媒体を中心とした制作物に関わります。
主な仕事内容は、写真やイラスト、文章などの素材を紙面上に配置し、読みやすさや見やすさを考慮しながらデザインを整えることです。デザインの見た目だけでなく、文字の大きさや行間、余白、配色、印刷時の仕上がりなども意識して制作を進めます。
グラフィックデザイナーが広告やロゴ、パッケージなど幅広いビジュアル制作を担当するのに対し、DTPデザイナーは印刷物として正しく仕上げるためのデータ作成やレイアウト調整に強みを持つ点が特徴です。印刷会社や出版社、広告制作会社、企業の販促部門などで活躍することが多い職種です。
(関連記事:DTPとは?制作の流れや必要スキルなどを紹介)
グラフィックデザイナーの年収
グラフィックデザイナーの年収は、勤務先や雇用形態、経験年数、担当する業務範囲によって大きく異なります。求人情報をもとにしたデータでは、グラフィックデザイナーの平均年収は、2026年9月時点の求人ボックス調べで477万円とされています。
※なお、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)では、関連する職業分類の賃金として異なる水準が示されている場合があります。調査方法や対象によって金額に差があるため、あくまで参考情報の一つとしてご確認ください。
正社員として働く場合は、広告代理店や制作会社、印刷会社、メーカーのインハウスデザイナーなど、勤務先の規模や業種によって給与水準が変わります。また、アルバイトや派遣社員、契約社員として働く場合は、担当できる業務範囲や実務経験によって時給・月給が変動します。
フリーランスのグラフィックデザイナーとして働く場合は、案件単価や受注数、実績、営業力によって年収が大きく変わります。ロゴ制作、チラシ・パンフレット制作、パッケージデザイン、広告デザインなど、得意分野を持つことで継続的な案件獲得につながる可能性があります。
近年は、紙媒体だけでなく、WebサイトやSNS広告、バナー、LPなどデジタル領域のデザインスキルを求められる場面も増えています。IllustratorやPhotoshopなどの基本スキルに加えて、Webデザインやマーケティング、UI/UXの知識を身につけることで、担当できる仕事の幅が広がり、収入アップを目指しやすくなります。
グラフィックデザイナーは、自分の制作物が世の中に公開され、企業や商品の魅力を伝えることに貢献できる仕事です。スキルや実績、周囲からの評価が収入に反映されやすい職種でもあるため、日々の制作経験を積み重ねながら、ポートフォリオを充実させていくことが大切です。
(関連記事:グラフィックデザイナーの年収・給料は?)
(参照:求人ボックス.com「グラフィックデザイナーの年収・時給」)
(参照:厚生労働省 職業情報提供サイト job tag「グラフィックデザイナー」)
グラフィックデザイナーの仕事内容
雑誌の表紙や書籍の装丁、商品のパッケージ、ポスター、看板など、広告や宣伝に関するデザインをすることがグラフィックデザイナーの仕事内容です。具体的な仕事内容を紹介します。
広告・出版物の平面デザイン制作
雑誌の表紙・書籍の装丁・商品パッケージ・ポスターなど、印刷向けのグラフィックをデザインします。クライアントの要望を踏まえつつ、魅力的で目を引くビジュアルを作る必要があります。
クライアントとの打ち合わせ・要件確認
デザインをするだけではなく、依頼内容や目的、ターゲットなどをクライアントと共有し、デザインの方向性や意図を明確に把握する必要があります。意向に沿った設計をするためのコミュニケーションが重要です。
デザイン案の作成と修正対応
Adobe Illustrator・Photoshopなどを用いて初案を作り、クライアントやチームのフィードバックに応じて修正を繰り返し、完成度を高めていきます。
多媒体への調整と展開
印刷物だけでなく、Webサイト・SNS・デジタル広告など媒体ごとの特性に合わせた表現や調整が必要です。デザインをするだけではなく、印刷に関する知識も求められます。
ブランドビジュアルの構築
ロゴ、色彩、フォント、全体のビジュアルスタイルなどを統一し、ブランドや企業のイメージ向上に貢献するビジュアルアイデンティティを構築します。
グラフィックデザイナーになるのに必要なスキル・資格
未経験からグラフィックデザイナーを目指す場合、どんなスキルを身につけておけばいいのでしょうか?
これからのグラフィックデザイナーに欠かせないのは、ずばり以下4つのスキルです。
デザインスキル
グラフィックデザイナーに求められるのは、第一にデザインスキルです。
たとえば、新商品の広告ポスターをデザインするとします。見る人に商品の特徴や良さが伝わり、「買ってみようかな」と思わせるためには、訴求力の高いデザインスキルが必要です。デザインスキルには、写真やイラストなどの構成を決める「レイアウト」、最適な配色技法がわかる「色彩」、文字の大きさ・行間を考慮しながら読みやすいフォントを選択・配置する「タイポグラフィー」などがあります。
デザイン力はその人のセンスと思われがちですが、実際は上記のようなデザインの基礎や理論をしっかりと学ぶことでグラフィックデザイナーとしての能力を伸ばすことができます。
ソフトウェアスキル
Illustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)という名前を聞いたことはありませんか?
世界中のデザイナーや企業が使用している、グラフィックデザイナー必須のデザインソフトです。こうしたソフトをスムーズに使いこなせることが、グラフィックデザイナーの第一歩となります。
Illustratorはその名の通りイラストを描いたり、文字のレイアウトやデザインができるソフトです。Photoshopは写真加工や合成、レタッチに便利なソフトです。グラフィックデザイナーはほぼ100%こうしたソフトを使用してポスター、商品パッケージ、ロゴマーク等のデザインをしますので、未経験の方は必ずマスターしておきましょう。
この2つに加えて、InDesign(インデザイン)というソフトを使うこともあります。こちらはページ数の多いパンフレット制作や書籍のレイアウトなどに適しています。
コミュニケーションスキル
グラフィックデザイナーといえば、パソコンに向かって一人でもくもくと作業をするイメージがあるかもしれません。ですが、実際はディレクターやコピーライターなどほかのスタッフとチーム戦で1つの作品を作り上げる仕事です。そのため、まわりとうまくコミュニケーションをとることができなければ、クライアントの意図を勘違いしたり、独りよがりの作品を作ってしまうことにもなりかねません。
さまざまな立場の人とうまくコミュニケーションをとることがグラフィックデザイナーとして重要なスキルとなります。
Webマーケティングスキル
Webマーケティングとは、Web上に多くのユーザーを集客し、自社のサービスや商品への購入につなげる施策を行うことをいいます。集客の代表的な方法としては、検索エンジン対策であるSEOが有名です。多くの人が日常的にインターネットを利用する今、Web上でより多くのユーザーにアピールできるWebマーケティングの重要性はますます高まっています。未経験からグラフィックデザイナーを目指す場合、Webマーケティングスキルも身につけておけば、Web系の制作会社などに入れる可能性も高まります。また、大きなキャンペーンや広告展開の場合、商品パッケージやポスター等の印刷物のデザインと、Webのデザインや企画を連動させることも多いため、Webマーケティングスキルをもったグラフィックデザイナーは活躍できる場が広がるでしょう。
未経験からグラフィックデザイナーを目指すために取得必須な資格はありませんが、持っていることでスキルがあることの証明となる役に立つ資格がいくつかあります。
Illustrator®クリエイター能力認定試験
Illustratorの基本操作から実践的なデザイン制作スキルまでを測る検定です。「スタンダード」と「エキスパート」のレベルに分かれており、ご自身の習熟度に応じてチャレンジできます。
Photoshop®クリエイター能力認定試験
Photoshopを使った画像加工や編集の実技力を問う検定です。知識問題と実技問題が両方含まれており、画像表現のスキルを幅広く証明できるため、現場で活かせる力として有効です。
アドビ認定プロフェッショナル
Adobe社が公式に認定する国際資格です。IllustratorやPhotoshop、Premiere Proなど、それぞれのソフトについて専門スキルを示せます。世界共通基準で評価されるためグローバルに通用する点が魅力です。
DTPエキスパート認証試験
印刷物制作に関する知識と技術力を評価する試験です。DTPの基礎から応用まで幅広く問われます。パッケージや書籍など紙媒体のデザインに関わる方におすすめの試験です。
色彩検定
配色や色彩理論、ユニバーサルデザインに関する知識を体系的に学べる検定です。デザインの説得力を高める基礎として、色彩の理解を深めたい方に特におすすめです。
(関連リンク:グラフィックデザイナーとは)
未経験からグラフィックデザイナーになるには
未経験からグラフィックデザイナーになるためには、デザインの基礎やグラフィックソフトの使い方を知っておく必要があります。ここでは、その具体的な方法を3つご紹介します。
スクール・専門学校に通う
グラフィックデザイナーとして働く場合は、美大や芸大、専門学校などで学び、広告制作会社やデザイン事務所に就職するのが一般的です。大人になってから「未経験だけどグラフィックデザイナーを目指したい」という場合は、専門のスクールに通う方法が近道です。デザインの基礎やソフトの使い方をプロから学べますし、わからないことはその場で聞いて解決できます。また、デザイナーを採用したい企業とのコネクションがあり、就職・転職について相談できる点も心強いポイントです。
専門スクールには複数のカリキュラムが用意されていることが多く、「働きながら自分のペースで学びたい」「短期集中で学びたい」など、自分に合ったコースを選ぶことができます。パソコンやデザインソフトは高額のため、自分で買いそろえるのは大変ですが、専門スクールなら最新のパソコンやソフトがそろっていますので、すぐに勉強を始められるのもメリットです。
独学で勉強する
グラフィックデザインに関する本は数多く市販されていますし、最近では動画サイトも充実していますので、それらを利用して独学で学ぶという方法もあります。学ぶ範囲が広くて迷うようであれば、まずはIllustratorとPhotoShopの使い方を学ぶといいでしょう。専門学校などが提供するオンライン講座などを利用して自宅で勉強するのもおすすめです。
独学で勉強をする際は、一緒に勉強できる仲間を見つけたり、SNSなどに自分の勉強の成果や作品をアップしたりすれば、モチベーションを保ちつつ学ぶことができます。「こんなグラフィックデザイナーになりたい」「オリジナルのTシャツをデザインしたい」など目標が具体的であればあるほど、独学でも着実に成長することができます。
未経験から就職・転職する
未経験可の求人に応募するのもひとつの手です。仕事をしながら現場で生きたスキルを身につけることができ、短期間で実績を積みたいという方におすすめです。最初は先輩グラフィックデザイナーのアシスタントや見習いからのスタートとなりますが、経験を積みながら次第に大きな仕事へとステップアップを目指します。
ただし、まったくの未経験者からの募集は少なく、あっても小さなデザイン事務所である場合がほとんどです。
クラウドソーシングサービスを利用するのもおすすめです。実務経験がなくても採用可能な案件もあるので、グラフィックデザイナーとして初めての仕事をする際の選択肢になります。また、身近な人にデザインしてほしいものはないか聞いてみるのもいいでしょう。近所のお祭りのポスター、行きつけのお店のメニュー表、お世話になった方に贈るメッセージカードなど、デザインが必要なものは意外と身のまわりにあふれています。最初はうまくできなくてもかまいません。小さな実践を積み重ねていきましょう。
グラフィックデザイナーの就職先・就活のポイント
グラフィックデザイナーの就職先は、大きくわけて2つのパターンがあります。
ひとつは、広告代理店やデザイン事務所、各種制作プロダクションです。さまざまな企業から依頼を受けデザインを行うため、多種多様なジャンルのデザインに携わることができるというメリットがあります。普通ならなかなか参加できない有名企業の大きなプロジェクトにも、最初は先輩のアシスタントデザイナーとして参加することで大きく成長できる可能性もあります。
もうひとつは、インハウスデザイナーです。一般企業の広告宣伝部や商品開発部などに所属して、自社製品やサービスなどのデザインを行います。インハウスデザイナーを募集している企業は比較的大企業が多く、待遇面も良い傾向があります。
続いて、就職活動の進め方について見ていきましょう。専門的なスキルが求められるグラフィックデザイナーのような求人はどのように探し、就職活動はどのように進めたら良いのでしょうか。いくつか探し方やポイントをご紹介します。
①専門スクールなどに通い専門スキルを身につけポートフォリオを充実させる
特に資格は求められない職業ではありますが、代わりに実績やポートフォリオが大事になってきます。もちろん資格があることで専門性のあるスキルを持っていることの証明にはなりますので持っていることで損になることはありません。しかし、それよりも重要視されるのがポートフォリオでの経験や実績です。ポートフォリオでは、自分の技術やセンスや意気込みなどを作品を通して就職活動時には提示することが必要です。
未経験からグラフィックデザイナーを目指すこともできますが、例えば、デジタルハリウッドのような専門スクールに通うことでプロの指導を直接受けながらスキルを効率的に身につけ、作品を作っていくことでポートフォリオへの掲載作品ができるので卒業後の就職活動でも役立ちます。
②クリエイティブに特化した就職活動の求人サイトを活用する
デザイナーといった職業は、営業職や事務職などの総合的な求人サイトから見つけることが難しい場合もあります。クリエイティブに特化した求人サイトもありますのでそういったポータルサイトをうまく活用しましょう。
いくつか求人サイトをご紹介します。
(1)イマジカデジタルスケープ
イマジカデジタルスケープは、ゲーム・映像・Web・IT業界専門の 転職・派遣エージェントです。
(2)Job Style Search (JSS)
デジタルハリウッドの在校生、卒業生専用の求人・案件マッチングプラットフォームです。
フリーランス・業務委託・正社員・派遣社員・アルバイトなど、様々なワークスタイルの求人が掲載されています。ポートフォリオを充実させることで企業から逆にオファーが届くこともあります。
グラフィックデザイナーに向いている人・キャリアパスは?
グラフィックデザイナーにはずば抜けたセンスが必要だと思っていませんか? デザインスキルももちろん大切ではありますが、デザインとは一見無関係なように思えることが、実はグラフィックデザイナーの適性だったりします。
どんな人がグラフィックデザイナーに向いているのか、早速見ていきましょう。
粘り強い人
企画段階からプレゼン、デザインの作成、入稿まで、たくさんの工程があるグラフィックデザインの現場。その間、グラフィックデザイナーはクライアントから、はたまた社内のアートディレクターや先輩デザイナーからありとあらゆるダメ出しを受けます。何度も修正を繰り返すことは日常茶飯事で、ひどい時には一からやり直しになってしまうことも。そんな状況でもひたむきにデザインに取り組める打たれ強さや粘り強さが、グラフィックデザイナーには求められます。
好奇心旺盛な人
常に新しい表現や提案が求められるグラフィックデザイナー。その裏では日々のインプットが欠かせません。デザインだけでなく、アート、ファッション、音楽、最新テクノロジーなどあらゆる方向にアンテナを張り、情報をキャッチする努力が必要です。それが自然にできる好奇心旺盛な人は、グラフィックデザイナーに向いています。何気なく見ているものが仕事の上でヒントになることもありますので、観察力や洞察力も重要なポイントとなります。
流行に敏感な人
たとえば、中・高校生向けの商品の広告デザインを手掛ける場合、いまの中・高校生の間ではどんなものが流行っていて、何が評価されるポイントなのかを押さえておく必要があります。このように、常に世間に目を向け、トレンドや世の中の流れを敏感に察知する感性がグラフィックデザイナーには必要です。新しいもの好きな人には向いている職業といえるでしょう。
美的センスがある人
見る人を惹きつける独創的な作品を作るためには、キラリと光るセンスがものをいいます。ユーザー視点に立ちながらもちょっと違った角度から世の中を見ることができたり、クライアントの課題に対していつも新鮮なデザインを提案することができれば、一流のグラフィックデザイナーとして長く活躍することができるでしょう。センスを磨くためには、自分だけの個性を持っていることも大きな強みとなります。
コミュニケーション能力がある人
クライアントから企画の目的やコンセプトを引き出したり、社内のチームメンバー間で情報を共有したりするなど、グラフィックデザイナーは想像以上にコミュニケーション能力が求められる仕事です。また、作ったデザインをプレゼンする際には、なぜそのデザインを作ったのか、クライアントの要望をどうデザインに落とし込んだかを、自分の言葉でわかりやすく、堂々と説明するスキルも必要となります。
グラフィックデザイナーは、経験を積むことで、幅広いキャリア展開が可能です。
アートディレクターへ昇進
グラフィックデザイナーとしてスキルを取得し、経験を積むことで、チームの統括や指示出しを担うアートディレクターへ昇進も可能です。プロジェクト全体の進行管理やクライアントへのプレゼンテーションも役割に含まれ、制作だけでなくマネジメント力も求められます。
ブックデザイナー・コンサルタント・独立など
ブックデザイナーやデザインコンサルタントとして専門性を深めるキャリアパスもあります。フリーランスとして独立したり、コンサルタントとして、印刷物に特化した職能や戦略的視点を活かした提案を行ったり、多様な方向性が描けます。
グラフィックデザイナーになるには、デジタルハリウッドスクールがおすすめ
本気でグラフィックデザイナーを目指すなら、グラフィックデザインの専門スクールに通うことも検討してみましょう。初心者・未経験の方におすすめなのは、デジタルハリウッドの「グラフィックデザイン講座」です。
「グラフィックデザイン講座」は、ポスターや新聞の広告、書籍や雑誌の表紙、街中の看板など、日々の生活の中で目にする機会の多いグラフィックデザイン。その企画や制作を行うデザイナーを目指すためのコースです。デザイン基礎を学び、グラフィックデザインを制作するスキルを身につけます。
グラフィックソフトの操作はもちろん、デザインの基礎から実践まで、現役デザイナー講師がていねいに指導してくれます。必要となるグラフィックソフトも学生価格で購入可能です。グラフィックデザイン系講座の詳細もあわせてご確認ください。
まとめ
クリエイティブ業界は、経験と実績が重視される世界です。未経験の方は、ポートフォリオを充実させるといいでしょう。ポートフォリオとは、自分の作った作品を集めて「こんなデザインが得意です」とアピールするための作品集のことです。クリエイティブ系の職種の場合、企業はこのポートフォリオを見て採用の可否を判断します。
未経験から目指す場合は、専門スクール等で学んだり、就職後もアシスタントとして経験を積むなど、グラフィックデザイナーとして一人前になるまでには少し時間がかかります。年齢にもよりますが、できるだけ早いうちにスタートを切ることがのぞましいでしょう。
グラフィックデザイナーを目指すなら
グラフィックデザイナーとして活躍するには、デザインスキルに加えて実務で通用する基礎知識やポートフォリオが欠かせません。デジタルハリウッドでは、未経験からでもグラフィックデザインの実務スキルを体系的に学べる環境が整っています。
説明会無料・個別相談OK
この記事のポイント
- グラフィックデザイナーになるために必須の資格や学歴はないが、デザインスキル・ソフトウェアスキル・コミュニケーションスキル・Webマーケティングスキルの4つが求められる
- 未経験から目指す方法には、スクール・専門学校に通う、独学で勉強する、未経験から就職・転職するという3つのルートがある
- 平均年収は2026年9月時点の求人ボックス調べで477万円とされており、勤務先・雇用形態・実績によって変動する
- 就職先は広告代理店・デザイン事務所・制作プロダクションとインハウスデザイナーの2パターンがあり、ポートフォリオの充実とクリエイティブ特化の求人サイト活用が就活のポイントになる
- 経験を積むことでアートディレクターへの昇進やブックデザイナー・コンサルタント・独立など、幅広いキャリアパスが描ける
自分に合った学び方・就職先を選び、着実にスキルとポートフォリオを積み重ねていくことが、グラフィックデザイナーへの近道になります。
デジタルハリウッド 編集部
グラフィックデザイナー・グラフィックデザイン業界のキャリア形成に役立つ情報を発信。未経験からグラフィックデザイナーを目指すための学習ステップや必要なスキル・資格について、専門スクール運営で培った知見をもとに解説しています。
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