グラフィックデザインと
イラストレーションの違いは?

グラフィックデザインとイラストレーションの違いは?

グラフィックデザインとイラストレーションは近しい関係ではあるものの、別物です。ただし、両方をうまく使うことで、より良いビジュアルコミュニケ ションを撮ることがで―きるようになります。違いを知りつつ、両方をうまく使いこなしていけるとよいでしょう。

グラフィックデザインとは?

デザインというと装飾や美的造形物を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、もともとは設計、図解、意匠といった意味で、画像や文字を組み合わせて視覚的にメッセージを伝えるものです。

ポスターやチラシといった印刷物のデザイン、ロゴなどのブランディングに関わるもの、本や雑誌、新聞などの編集されたものをデザインするエディトリアルデザインなどを広く総称してグラフィックデザインといいます。


グラフィックデザインはターゲット、配布先、印刷の体裁などの必要情報を最初に要件をまとめて制作をし、納品するという形で進められます。

一方で最近ではWebサイトやゲームなどの仕様画面を指してUI(ユーザーインターフェース)デザインと呼ばれる分野もデザインの中では多くを占めていますが、こちらはアジャイル手法と呼ばれるテストを繰り返しながら進めるデザインとなり、同じデザインではあるものの、異なります。

グラフィックデザインのほうがビジュアル訴求に重きを置いていることが多いです。機能性重視のUIデザイン、ビジュアル訴求重視のグラフィックデザインと区別することができるでしょう。

イラストレーションとは?

イラストレーションとは英語でIllustrationと書き、日本ではイラストレーション、略してイラストと呼ばれます。

図像によって文字情報を補助する描写または装飾のことで、書物や広告などに挿絵、図解として入れられるものです。

15世紀に印刷の技術が発明され、本に掲載する図解として掲載されるようになりました。印刷技術が向上すると、画家の絵がポスターに使われるようになりますが、このころはイラストレーターという職種はなく、画家が描いていました。


現在は、イラストレーターという職種が確立され、画家とイラストレーターは区別されています。その大きな違いは、自身が決めたテーマの作品を描きその作品から収入を得るのが画家、クライアントから依頼を受けてイラストを描くのがイラストレーターです。そのため、イラストレーターが描く絵のテーマは、イラストレーター自身が決めるのではなく、クライアントから依頼されることがほとんどです。絵のテイストや使用する色など細かく指定されることもあります。

グラフィックデザインとイラストレーションの違いは?

それではグラフィックデザインとイラストレーションの違いはなんでしょうか。

よくグラフィックデザイナーになりたいけれど、絵が不得意で不安ですといった声を聞くことがあります。厳密にはグラフィックデザインは文字を使ったタイポグラフィ、色や構成で情報を伝えることもできるため、イラストが必須というわけではありません。人に伝わりやすいデザインにはルールがあるため、そのルールを学んでいくことでデザインはできるようになります。


ただ、グラフィックデザインを使用する場面にイラストがあると分かりやすいデザインを作ることができるために、イラストは重宝されます。先ほど説明した通り、ビジュアル訴求に重きを置いたグラフィックデザインとイラストは相性が良いのです。

イラストレーターからグラフィックデザイナーに転身することも?

イラストレーターとして絵を描くことを依頼される際、最終的な使用先がチラシやポスターなどのグラフィックデザインの中で試用される場合が多いです。そうなると、イラストレーターの人がデザインをできれば、一貫して作業を請け負うことができます。そのため、イラストレーターの方がデザインを学びたいという声もよく聞き、実際にイラストが描けるグラフィックデザイナーとして活躍している方も多いです。

転身というよりは、イラストという武器を持ったグラフィックデザイナーとして活躍するイメージです。


デジハリスクールでグラフィックデザインを極める

イラストレーターやフォトグラファーの方が、仕事の幅を広げるのにグラフィックデザインは良い分野といえるでしょう。

デジタルハリウッドでは、グラフィックデザインの基礎を学ぶことはもちろん、実際にチラシや広告などを製作してアウトプットをすることを通して学んでいきます。

そうすることで、実際に仕事につながるグラフィックデザインを習得することができるのです。