イラストレーターの年収・給料は?

イラストレーターの年収・給料は?依頼の相場や年収を上げる方法についてもご紹介

小説や雑誌、パンスレットやポスター、商品パッケージやゲームなど、様々な媒体で活躍するイラストレーター。そんなイラストレーターとして働きたいと思っている人にとって、気になってくる年収や給与の相場。イラストレーターの仕事内容は幅広く、携わる業界や働き方、年齢によっても年収や給料は異なります。このページでは会社に勤める正社員、個人で活動するフリーランスという目線で、給与相場や年収アップのための方法などをご紹介していきます。

目次

イラストレーターの給料、年収は?

正社員のイラストレーターの年収、給料は?

イラストレーター(グラフィックデザイナー含む)の平均年収は345万円です。日本の平均的な年収やクリエイティブ業界全体と比べると、少し低い傾向があります。
イラストレーターとして働く人は転職経験があるという人が多く、ほとんどの人が転職を経験しています。転職した8-9割の人が年収をアップさせています。

正社員の場合、お勤めの企業のある都道府県や所属する企業の業種、年齢によっても変動します。キャリアを積んで管理職などに転向すれば、手当てがつくことで年収アップの可能性もあります。

フリーランスのイラストレーターの年収、給料は?

フリーランスのイラストレーターの年収、給料は、仕事が全くないとゼロになり、売れっ子になると高収入を得ている人もいます。フリーランスの収入は「1枚いくら」「◯枚でいくら」というのが基本となり、描いた分だけが収入になります。
はじめの頃はあまり収入がなく、他の仕事と掛け持ちするなどして働く人も多いですが、スキルや経験が伴ってくると単価も上がって年収が上がる見込みがあります。近年イラストの単価は下がってきている傾向もありますが、中には若くして成功しているイラストレーターもいます。

イラストレーターの年齢別の平均年収は?

イラストレーター(グラフィックデザイナー含む)の年齢別の平均年収は、20代の平均年収が314万円、30代で395万円となっています。この数字を見て分かる様に、20代から30代になることで特別年収が大きく増えるというわけではありません。男女比では30代になると差が出はじめ、男性で452万円、女性で356万円となります。男性の年収だけ見ると多くも見えますが、専門知識やスキルを要する仕事内容に見合っているかと言われるとそうではないかもしれません。

年齢 平均年収 男性 女性
20代 314万円 323万円 312万円
30代 395万円 452万円 356万円

フリーランスイラストレーターの依頼の料金単価や相場は?

フリーランスイラストレーターは「1枚いくら」という報酬形態が多いことをご説明しましたが、1枚あたりのイラスト相場はどれくらいなのでしょうか。この価格については経験なども影響するため、はっきりいくらとは言えませんが、クラウドーソーシングなどの単価を参考にご紹介します。

まずクラウドソーシングを参考にすると、大きなサイズのイラストなどはおよそ15,000〜25,000円前後で募集されています。小さいサイズのイラストでは、300〜400円のものを複数点などもあります。小説用のイラストやWeb漫画、動画広告用のマンガイラストなど様々な募集があり、価格は依頼によっても様々です。

次にスキルを販売するサービスでは、イラストレーター側が価格を提示できます。似顔絵では2,000円〜、その他のイラストでは2,000円〜5,000円前後で出品しているイラストレーターの人気が高いですが、中には1枚60,000円などで活躍しているイラストレーターもいます。
注意点として、これらのサービスでは手数料を引かれるため、その分取り分は少なくなります。

イラストレーターとしての年収・給料を上げる方法

単価を上げる

イラストレーターの1枚あたりのイラストの金額は、経験やスキルの浅い人では当然ですが低くなります。では、単価を上げていくためにはどうしたらいいのでしょうか。スキルを磨くと同時に、仕事の窓口を増やして年収アップにつなげていきます。具体的に単価を上げるために考えられる方法をいくつかご紹介します。

ポートフォリオを作成する

イラストレーターに限らず、クリエイターにとってポートフォリオを丁寧に作成することは非常に大切です。必ずしも実務で描いたイラストのみで構成しないといけない訳ではありませんので、あなたの魅力を分かりやすくアピールできるように、公開可能な作品を集めてポートフォリオを作りましょう。どんなイラストが描けるのかを明確に提示することで、クライアントも判断がしやすくなります。

最近ではWebで閲覧できるポートフォリオが広まっており、どこにいてもインターネットを通じて営業をしてくれる優秀なツールになります。SNSをポートフォリオのように活用しているイラストレーターも多いです。SNSでは一般の人のファンをつけることもでき、出版関係の人などもチェックをしています。また、別業種のクリエイターと繋がりができると後々お仕事につながる可能性もあります。
このようにポートフォリオやSNS経由で自分の作品を気に入った人から依頼が来る可能性は見逃せません。うまく利用すれば優れた営業ツールになります。

オリジナリティを磨く

スキルだけではなく、個性を磨くことも大切です。イラストレーターは世の中にたくさん存在します。その中で選ばれるには、自分にしか描けないキャラクターや作風など、個性が大切になります。
自分だけのオリジナルキャラクターを生み出したり、見ただけであなたが描いたと分かるような作風を生み出すことで人気が出てくると、それは大きな強みとなります。
メーカー側でグッズ化、アニメ化などに繋がるとロイヤリティ料が発生して収入にもなります。ここまで来ることができれば多くの収入を見込むことも可能です。

仕事の幅を増やす

仕事の幅を増やすために苦手なジャンルのイラストも描けるようにスキルを磨くと同時に、イラストに関連するあらゆるスキルを身につけていくと重宝されます。
グラフィックやレイアウトに関する知識がある、イラストを用いてアニメーションも制作できる、Webに関するHTMLやCSS、JavaScriptなどの知識も身につけるなど、他の人とは異なる希少価値をつけていくことでアピールできるシーンが増えます。

制作期間を短くし、数をこなす

フリーランスイラストレーターの収入はこれまでにも述べた通り、1枚いくらという出来高制が主です。純粋に枚数を多くして稼ぐには、制作時間を短くしていく必要があります。
画材や機材の使い方を工夫することや、技術を磨いて短時間で描けるスキルを身につけ、作業にかかる時間を短くしていきましょう。また、クライアントと円滑なコミュニケーションをとることで手戻りの回数を減らす努力などを行い、制作にかかる時間を短くすることで他の案件を受ける余裕も出てきます。

転職する

企業に勤めるイラストレーターの場合、給与に関する規定がある会社もあります。そのため役職が変わらないと給与をアップできないといったケースもあります。
そんな時は思い切って転職をすることも検討しましょう。クリエイターの転職回数はあまりの短期間でなければマイナスに見られることはあまりありません。給料に関しての交渉は入社してからよりも、入社前が1番交渉しやすいため、転職は年収アップを考えるにも良いタイミングです。

まとめ

以上、イラストレーターの年収・給料についてご紹介しました。イラストレーターの平均的な給料、年収はそれほど高いというわけではありませんが、イラストを描くことが好きな人にとってイラストを描いて収入が得られるということは大きな魅力です。
ですが、好きという気持ちだけで目指してしまうと苦労する可能性もあります。今回述べたような内容も意識してスキルなどを磨いていけるとよいでしょう。
イラストレーターのお仕事の獲得方法はインターネットの発達に伴い増えてきています。これらもうまく活用し、新しい収入源をどんどん開拓していくのもおすすめです。