グラフィックデザイナー

お仕事内容・主な業務

グラフィックデザイナーになるには、デザインに関する基礎知識や制作力、グラフィックソフトの使い方を知っておく必要があります。主な仕事内容は、雑誌、広告物、商品パッケージ、Webサイト等の、ビジュアル面に関する制作を行っていきます。デザインセンスも必要ではありますが、“絵が描ける”“絵が上手”というだけでできる仕事ではありません。クライアントが抱える問題を提起し、その問題をデザインによって解決していくことが仕事の本質となります。未経験から業界に進むことは難しく、芸術大学、美術大学、専門学校、専門スクールを経てから就職することが一般的です。またディレクターやチームメンバーと円滑にプロジェクトを進める為にコミュニケーション力も求められるので、業界では実務経験も重視されます。

仕事の分類については大きく2つにわけることができ、1つはチラシやパッケージ、ポスター等の紙ベースを主体としたDTPデザイン、もう1つはバナーやサイトレイアウトなどWeb上の制作をベースとしたWebデザインがあります。

DTPデザインでは最終的に紙などへの出力を考慮して制作をする必要があります。DTPのカラー規格はCMYK(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)の4色に決まっており、Webのカラー規格とは違います。そのため、紙質やインクの種類によってPC上で見ている色合いと実際にプリントアウトした時の色合いに違いが出るため、テストプリントは必ず行います。またサイズ感の把握もしなければなりません。DTPはcmが単位となり、ポスターやチラシであればA5~A0サイズ、B5~B0サイズまで、規格サイズがあります。出力物の色合いやサイズを考慮してデザインを組み立てていく必要があります。

Webデザインでは表示されるデバイスの違いを考慮して制作をする必要があり、大きく分けるとPCサイズ、タブレットサイズ、スマホサイズの3種類に分類されます。Webではサイズの規格がピクセルになるので、3種類のどのサイズに合わせて制作するのかを決めてから制作していきます。またWebのカラー規格はRGB(レッド、グリーン、ブルー)の3色で、DTPとは違い出力がないので色の違いは出ませんが、6桁の記号と英数字を組み合わせたカラーコードというものがあり、仕様があれば必ず守らなければなりません。

様々なデザインに対応するためにも、DTPとWebはバランスよく制作できることが業界では求められます。

こんな人にむいている

グラフィックデザイナーに向いている方は、まずなによりもデザインが好きだということが重要です。絵を描く、世の中のデザインやポスターを見ることが好き、活字に興味があるetc・・・きっかけはなんでもいいですが、好きだという気持ちが制作への原動力になります。デザインセンスや自信がないと思っていても、実務経験を積むことでセンスは養うことができます。それよりも、制作物を世の中に発信していきたい、デザインで誰かの役に立ちたいという気持ちがあれば、それだけで向いていると言えます。

必要なスキル

まず必要なスキルとしてはIllustrator・Photoshopなどのアプリケーションを操作するソフトスキルとなります。
ツールの使い方、知識が求められます。またツールを使えるだけではなく、デザインスキルも必要となります。
商品のパッケージやロゴ、名刺や雑誌など依頼されたコンテンツの全体的な構成力が求められます。
よく勘違いをされることがありますが、グラフィックデザイナーは決して絵を書く仕事ではありません。
見るものを引き付ける事を意識し、写真やフォント、配色を考えレイアウト構成するスキルが必要となります。
いかに伝わりやすく設計していくかがポイントとなります。