Nano Bananaでフィギュア化する方法【プロンプト付】

公開日:2026-09-15

Nano Bananaでフィギュア化する方法【プロンプト付】

Nano Bananaでフィギュア化する方法【プロンプト付】

公開日:2026-09-15

SNSで話題になっている「AIフィギュア化」——自分の写真を3Dフィギュア風の画像に加工して楽しむ投稿を見かけた方も多いのではないでしょうか。GoogleのNano Bananaを使えば、テキストの指示だけで手軽にフィギュア風画像を作ることができます。本記事では、フィギュア化画像の作り方とプロンプトのコツに加えて、意外と見落とされがちな肖像権・著作権の注意点についても、公式情報をもとに解説します。

「フィギュア化」とは?Nano Bananaで話題になっている理由

フィギュア化とは、人物写真をAIによって3Dフィギュア・スケールモデル風の画像に加工する手法のことです。台座やパッケージ、塗装済みのフィギュアらしい質感まで再現した画像を、テキストの指示だけで生成できる点が話題になっています。

なお、Nano Bananaには2026年9月時点で、無印のNano Banana(Gemini 2.5 Flash Image)、Nano Banana 2(Gemini 3.1 Flash Image)、Nano Banana Pro(Gemini 3 Pro Image)という3つの系統が併存しています。どのバージョンを使っているかによって画質や対応機能が異なるため、この記事を参考にする際は自分がどのバージョンを使っているかを意識しておくとよいでしょう。(出典:Google公式ブログ「Nano Banana Pro: Gemini 3 Pro Image model from Google DeepMind」blog.google/Google Cloud公式ブログ「Nano Banana 2 and Nano Banana Pro available for everyone」cloud.google.com、2026年9月時点の確認)

SNSでフィギュア化投稿が広がった背景には、実物のフィギュアを作るには専門的な造形スキルや高額な費用がかかる一方、AIであればテキストの指示だけで「フィギュアらしさ」を表現した画像を手軽に作れるという手軽さがあると考えられます。自分の写真を使って試すだけでなく、ペットの写真をフィギュア風に加工して楽しむ投稿も見られます。

フィギュア化画像の作り方(基本手順)

フィギュア化画像を作る基本的な流れは、次のとおりです。まず、自分自身または同意を得た身近な人の写真を用意します。次に、Geminiアプリなどにその写真をアップロードし、フィギュア化を指示するプロンプトを入力します。生成された結果を確認し、イメージと違う場合はプロンプトを調整しながら再生成します。

Nano Banana Proは、最大14枚の画像を組み合わせた生成や、5人までの人物の一貫性を維持した生成に対応しているとされています。複数人の写真を使ってグループでのフィギュア化を試したい場合は、こうした機能が活用できると考えられます。(出典:Google公式ブログ「Nano Banana Pro: Gemini 3 Pro Image model from Google DeepMind」blog.google、2026年9月時点の確認)

はじめて試す場合は、正面から撮影した明るい写真を用意すると、AIが人物の特徴を認識しやすく、結果が安定しやすい傾向があります。逆光の写真や、顔が大きく隠れている写真では、意図した仕上がりになりにくい場合があるため、できるだけ顔がはっきり写っている写真を選ぶとよいでしょう

きれいに仕上げるプロンプトのコツ

フィギュア化画像をより理想に近づけるには、いくつかの工夫が有効です。フィギュアの素材感(PVC製・塗装済みなど)、台座やパッケージの有無、スケール感(1/7スケールなど)を具体的にプロンプトで指定すると、狙ったイメージに近づきやすくなります。

また、一度の生成で理想通りの結果にならないことも珍しくありません。背景の雰囲気やポーズ、表情などを少しずつ言葉で調整しながら、対話形式で再生成を重ねていくのが現実的な進め方だと考えられます。

たとえば「フィギュアを撮影した写真風に、背景にぼかしを入れる」「パッケージ箱にキャラクター名やロゴ風のデザインを添える」といった演出を加えると、より本格的なフィギュア商品のような雰囲気に仕上がりやすくなります。ただし、実在するフィギュアメーカーのロゴやパッケージデザインを模倣する指示は避け、あくまでオリジナルの演出にとどめることをおすすめします。

【重要】肖像権・著作権の注意点

フィギュア化を楽しむうえで、必ず押さえておきたいのが肖像権・著作権の注意点です。この記事で紹介している方法は、あくまで自分自身や、同意を得た身近な人の写真を使うことを前提としています

Googleの生成AI禁止事項ポリシーでは、「欺く目的で、明示的な開示なしに実在または故人の人物になりすますこと」が禁止事項として明確に規定されています。(出典:Generative AI Prohibited Use Policy - Google Privacy & Terms、policies.google.com、2026年9月時点の確認)また、Geminiアプリの利用ポリシーでは、本人の同意がない他人の画像を用いたコンテンツ生成(プライバシー侵害コンテンツ)が禁止事項とされています。(出典:Gemini アプリの生成AI利用に関するポリシー|Gemini Apps ヘルプ、support.google.com、2026年9月時点の確認)芸能人や有名人など、本人の同意を得ていない第三者の写真を無断でフィギュア化して公開・拡散する行為は、こうした規約に抵触するおそれがあるだけでなく、肖像権・パブリシティ権の侵害リスクもある点に注意してください

著作権の面にも注意が必要です。文化庁が令和6年3月15日に公表した「AIと著作権に関する考え方について」では、既存の著作物そのものを指示として入力した場合や、作品名・キャラクター名といった固有名詞を入力した場合は、既存の著作物への「依拠性」が認定されやすいという考え方が示されています。アニメやゲームなど、第三者が著作権を持つ既存キャラクターの画像を元にフィギュア化する行為は、こうした依拠性の論点に該当しうると考えられます。この考え方はあくまで文化庁が現時点で示しているものであり法的拘束力はなく、個別の事案では裁判所の判断が異なる場合もある点にも留意してください(出典:文化審議会著作権分科会法制度小委員会「AIと著作権に関する考え方について」令和6年3月15日、bunka.go.jp、2026年9月時点の確認。本資料は文化庁の現時点の考え方であり法的拘束力を持つものではない旨が原文に明記されています)

安全にフィギュア化を楽しむには、自分自身や同意を得た身近な人の写真を使う、既存キャラクターの画像を元にしない、といった点を意識することをおすすめします。友人や家族の写真を使う場合も、事前に「フィギュア化してSNSに投稿してもいいか」を一言確認しておくと、後々のトラブルを避けやすくなると考えられます。

商用利用はできる?

フィギュア化画像を販売するなど、商用利用を検討している方もいるかもしれません。Gemini API(開発者向け)の有料ティアには、画像生成モデルの無料枠が用意されておらず、Geminiアプリやai.google.devのAI Studioで使える無料枠とは別の枠組みになっています。(出典:Gemini Developer API pricing|Gemini API|Google AI for Developers、ai.google.dev、2026年9月時点の確認)

商用利用を検討する場合は、利用しているのが無料のGeminiアプリなのか、AI Studioなのか、有料のAPIなのかによって、適用される規約が異なる可能性があります。本記事では断定的な可否判断はせず、実際に商用利用を検討する際は、利用時点のGoogle公式規約を必ず確認することをおすすめします

AIの先へ:デザインを体系的に学ぶという選択肢

Nano Bananaでのフィギュア化は、テキストの指示だけで手軽に楽しめる体験です。こうした体験をきっかけに「AIを使ったデザイン制作をもっと本格的に学んでみたい」と感じる方もいるかもしれません。

デジタルハリウッドのグラフィックデザイン系講座では、これまで10万人の卒業生を送り出してきた実績のもと、未経験からでも画像生成AIを活用したデザイン制作の基礎から学べる環境が用意されています。個人差はありますが、フィギュア化のような体験から一歩進んで、体系的にデザインを学びたいと感じた方は、グラフィックデザイン講座の詳細を確認してみることをおすすめします。

よくある質問とまとめ

よくある質問

Q芸能人の写真をフィギュア化してもいいですか?

本人の同意を得ていない第三者の写真を無断でフィギュア化して公開・拡散する行為は、Googleの利用ポリシーに抵触するおそれがあるほか、肖像権・パブリシティ権の侵害リスクもあります。自分自身や同意を得た身近な人の写真を使うことをおすすめします。

Qフィギュア化画像は商用利用できますか?

利用しているプラン(無料のGeminiアプリ・AI Studio・有料APIなど)によって適用される規約が異なる可能性があります。商用利用を検討する場合は、必ず利用時点のGoogle公式規約を確認してください。

QNano Banana・Nano Banana 2・Nano Banana Proの違いは何ですか?

2026年9月時点で3つの系統が併存しており、新しい世代ほど画質や対応機能(複数画像の統合、人物の一貫性維持など)が向上しているとされています。自分が使っているバージョンを確認しておくと、機能の違いを理解しやすくなります。

Q生成した画像が思ったような仕上がりになりません。どうすればよいですか?

一度で理想の結果になるとは限りません。素材感・台座の有無・スケール感などをより具体的に言葉にしながら、対話形式で少しずつ修正を重ねていくと、狙いに近づけやすくなります。

まとめ

Nano Bananaを使ったフィギュア化は、テキストの指示だけで手軽に楽しめる話題のトレンドです。ただし、自分自身や同意を得た身近な人の写真を使うことを前提とし、芸能人など第三者の無断フィギュア化や、既存キャラクターを元にした生成は肖像権・著作権のリスクがある点に注意が必要です。商用利用を検討する場合も、利用しているプランごとに規約が異なる可能性があるため、公式情報での確認を忘れないようにしましょう。

  • フィギュア化とは、人物写真をAIで3Dフィギュア風の画像に加工する手法
  • Nano Banana・Nano Banana 2・Nano Banana Proの3系統が2026年9月時点で併存している
  • 素材感・台座の有無・スケール感を具体的に指定すると理想の仕上がりに近づきやすい
  • 芸能人等の無断フィギュア化や既存キャラクターを元にした生成は肖像権・著作権のリスクがある
  • 商用利用の可否は利用プランによって規約が異なる可能性があり、公式情報での確認が必須
  • 自分や同意を得た人の写真を使い、権利に配慮して楽しむことが大切

安全に楽しむためのポイントを踏まえたうえで、Nano Bananaでのフィギュア化を試してみてください。

AIの先へ、デザインの基礎から実務スキルを身につける

Nano Bananaでのフィギュア化は手軽に楽しめる体験ですが、AIを使ったデザイン制作をもっと本格的に学びたいと感じたら、体系的なカリキュラムでの学び直しも選択肢になります。デジタルハリウッドのグラフィックデザイン系講座では、未経験からでも実務レベルのスキル習得を目指せます。

説明会無料・個別相談OK・全国36校舎

デジタルハリウッド 編集部

クリエイティブ分野の学び直し・スキルアップに役立つ情報を発信。画像生成AIの活用方法から、安全に楽しむための権利関係の注意点まで、専門スクール運営で培った知見をもとに解説しています。

その他の関連記事