医療業界とサービス業から、WEB デザイナーにキャリアチェンジを目標にデジハリにご入学されたお二人の想いや学習スケジュールをインタビューしました。
22 年 2 月生 合田 歩さん
22 年 2 月生 小林 英美さん
【目次】
1.医療業界・サービス業からの Web デザイナーを目指したキッカケは?
■おふたりの入学前の経歴を教えてください。
合田さん: 大学卒業後、精神科クリニックに就職し、デイケアの作業療法士として 6 年間勤務しました。心の病気が原因で、求職しているけどなかなかお仕事に就けない方のリハビリや、再就職先への橋渡し的な役割で働かせていただいていました。患者さんの生活リズムを整えて貰う事、ストレス耐性を身に付ける事、自分の病気を知ってもらう事を主に長時間かけてアシストしていたので、根気のいるお仕事でした。
小林さん: 専門学校でヘアメイクの勉強をしていて、そこからヘアメイクのお仕事に就いたのですが、化粧品販売員さんのトーク力が欲しいなと思い、美容部員に転職し、そこからも一貫して接客をするサービス業のお仕事をしていました。
■WEB デザインのご興味を持ったご理由は?
小林さん: サービス業の仕事の一つで、チラシや POP を作らせていただく機会もあり、そこで他のスタッフから「かわいい」と評価されることが嬉しくて、デザインに興味を持ちました。それが始まりではありましたが、先輩にグラフィックデザインを経験されている方がいて、今までの経験や興味を聞いていただき、クライアントワークも話すのが上手いから出来そうだし、デザインに興味があるならグラフィックやってみたらいいんじゃないか、と薦められたのがキッカケです。そこから先輩に教えてもらいながら学習をしたり、グラフィックの世界に興味を持ち、もっと学びたいと思ったのですが、先輩に 1 年は独学で学ぶことを推奨されて、独学していたのですが、やっぱり学べる範囲が少なく、限界を感じてスクールに通う事を検討し始めました。
合田さん: 僕は高校生の頃から、趣味でイラストやドット絵、スマホのホーム画面のデザインやアイコンを作ったりしていたので、もともと好きだったんですね。その頃はイラストレーターのソフトなどは持っていなかったので、フリーソフトなどを使いながら作っていました。社会人になって医療業界で仕事をしつつ、趣味として作り続けていたのですが、30歳目前となった今、好きなことを仕事にしたいと思うようになりました。
30 歳目前となり、このまま医療業界で働くことではなく、一度、自分の好きな分野で働くことができないか調べてみたところ、WEB デザイナーという職業を知り、自分がやりたい事と合致してそうだと思いました。
それからは、周りに相談しつつ、挑戦することを決めて、奥さんにも了承を得て、安定を大切にしていた僕が、勇気を出して医療のお仕事を辞めて Web デザイン学習をする為のスクールを探し始めました。
2.クラス制でたくさん交流を図れるデジハリなんばの環境とは?
■独学ではなくスクールを選んだ理由は?またデジハリを選んだ理由を教えてください。
合田さん: 一度、独学していた時もありますが、一人だと分からないことが多くモチベーションも上がらなかったので、学習が続きませんでした。その為、スクール選びの際も、クラス制で周りのみんなで学習していけるところを探しました。個別指導をしてもらえるスクールもありましたが、僕が国家試験を学んでいたときにも、グループで発信しあう事でよりスキルを高め合うことができ、勉強が苦手な僕でもモチベーションを保てるので、クラス制のスクールが良かったのと、大学もあり、歴史のあるスクールで信頼もあるため、デジハ
リで学習したいと思いました。
小林さん: 私も周りの皆で一緒に学習したいと思っていましたが、社会人で皆さん働かれている方が多いので、教室にあまり通えない方もいたので、そういった方とも交流したかったですね。ただ、デジハリは受講生や先生方、またイベントで来てくださった外部の現役デザイナーの方とお話しさせていただける機会もあり、独学では得られなかった人達と、たくさん繋がる事が出来たので、学習以外のところのメリットも大きかったですね。
あとは、なんばのスクールは WeWork にあるため、雰囲気も良く、また教室利用できる時間が平日 21 時まで、土日は 20 時まで利用できるので、仕事しながら学習をしたい私にとっては、他スクールと比べて質問ができる環境が整っている点が決め手ですね。
→WeWork の環境を詳しく見たい方はこちら!
■デジハリを通じて、どのような出会いや学びがありましたか?
小林さん: 私たちはデジハリを通じて、2022 年 8 月 4 日に開催された関西コレクションのパンフレットや協賛企業報告書の作成に携わらせていただいたのですが、制作現場の現実やリアルを知れて、とても良い経験になりました。また、デジハリ大阪では受講生同士の交流を図る「ぷちハリ」イベントを多く開催して頂いていて、接客的に参加し、同じクラスだけでなく、他のクラスとの交流や卒業生とも交流ができて、たくさんの意見交換をする機会がありました。
合田さん: 僕は最初、教室きて先生とお話することはあっても、周りとは交流する機会はあまりなく、孤独を感じることもあったのですが、ライブ授業で色んなクラスの方と授業を通して交流することができ、顔見知りになれた人もたくさんいて、それをキッカケに、教室やイベントで直接会えたときに、交流することができました。
合田さん: あと入学してしばらくした後、小林さんに ZOOM 飲み会しよう!とか勉強会しよう!と声かけて頂いて、2 月生で集まる機会も積極的に作ってもらえたので、よりアウトプットや意見交換ができました!
小林さん: もともとグラフィックだけ学べたらいいなぁと思っていたのですが、長期的に見た時に仕事の幅を広げるために、Web デザインの知識が必要だと教えてもらって、Webデザイナー専攻で学びました。未経験でパソコンスキルも高くないので、他の受講生よりもたくさん質問したい!という気持ちがあり、調べるだけじゃ分からない点もたくさんあったので、時間の都合がつくときは、ほとんど教室を活用し、先生や周りの受講生に意見を聞きまくって、半年間はスクールの環境を惜しみなく活用させていただきました。そのおかげ
で、周りとも仲良くなれたし、スキルが何もないということがコンプレックスでしたが、今は自信がついて成長できました。
3.失敗から学んだ経験と学習期間 6 か月の成果
■苦労した点・頑張った点はありましたか?
小林さん: 働きながらの学習で、仕事終わりや休みの日を活用し学習時間を取っており、出勤時間もシフト制で睡眠をとれる時間もバラバラなので、タイムスケジュールの管理が大変だった事ですね。プライベートの時間も一切取らず、深夜 3 時 4 時まで学習することもありました。
卒業後も分かるように、ノートに分かりやすくまとめたりもしていたので、学習期間を無駄にしないように頑張りました。途中、寝不足も楽しくなってきていました。笑
一度、進めていた課題のデータが消えてしまうアクシデントもあり、スケジュールが狂ってしまった時の対応も、今では良い経験です。笑
これが本当の仕事ではなくスクール学習期間で失敗できたことで、SSD 購入してバックアップを都度しよう!と注意できる機会でもありました。
合田さん:僕はやっぱり卒業制作ですね。HTML/CSS 組んでからワードプレスを使って制作をして、多くのことに取り組んだ分、新しい知識の習得をしながらだったので、制作に苦労しました。一日中、パソコンの前で作り続ける日も多かったです。クライアントとのやり取りで進捗が滞ることもあって、思うように進まないこともありました。
クライアントの返答を待っていては、前に進まないので、期日を付けて催促しないといけないことを学びました。それも今後に活かせる失敗だと思います。
小林さん: デジハリで関コレなど、多くの制作物を作らせていただく機会も頂き、「やりたいです!」とお答えして、携わらせていただいたのですが、途中キャパオーバーになったこともあり、自分の現在のキャパシティを知る事もできました。
卒業制作では、Bar の HP の制作をしたので、時間帯が合わず、合田さんと同じくクライアントの返答待ちで進まないこともあったので、この失敗を次に活かしたいと思います。
◆合田さん卒業制作作品
株式会社 Fest 様
こだわりのポイント!
クライアントのロゴのイメージにサイトのメインカラーも合わせて統一感を出した点と、
写真やコンテンツなど、今後クライアントの方で差し替えることができるよう Wordpressで制作して、クライアントのことを考えたポイントがこだわりですね。
◆小林さん卒業制作作品
On the beach 様
こだわりのポイント!
Bar の飲食店の HP なので、PC サイトを作らずモバイルファーストのページにしました。
少しお酒が入って「2 件目に行きたいな」と思った時にでも操作できるように、どれだけ片手親指 1 本で操作できるか、ということを意識してしました。もちろんおしゃれな Bar なのでデザイン性も重視して制作しました。
また、お2人にはSTUDIOなんばランディングページの制作もお願いしております!
絶賛、制作中になっております!
のでしばしお待ちください!
4.学習後の成長と今後の目標
■新しいことにチャレンジして成長をしたポイントは?
合田さん: まだまだ技術的には未熟なところだらけですが、学習する前とした後では、知識が身に付いたと実感できます。最初はさっぱり分からなかったけれど、デザインを見て、こうしたら作れると、コーディングが頭にぱっと浮かぶようになったので、かなり成長したと思います。
関コレの制作実務経験の甲斐もあり、手が腱鞘炎になるんじゃないかと思うくらい、illustrator を触っていたので、おかげさまでソフトも使いこなせるようになったと実感しています。
小林さん: 私は自分に自信がない方の人間でしたが、学習後は少しばかり自信が付きました!もともとパソコン苦手だったのと、「スキルがない」ということが、自信の無さの大きな要因だったので、まだまだ勉強しないといけないことはたくさんありますが、6 ヵ月の学習期間を修了できたことは、私にとって大きな前進になりました。
■今後の目標は?
合田さん: まずは就職することですね。まだどういう道にチャレンジできるか、未知なところはありますが、出来たらデザインとコーディングどちらもできる企業で働きたいと思っています。理想は 10 月中には、仕事が決まっている状態にはなっていたいので、9 月中にはポートフォリオサイトを完成させて、10 月には就活を開始していたいです。その為に、今はポートフォリオサイトを作成し、明日にはスーツを購入して、履歴書の写真も取りに行きます!
※インタビュー時は 2022 年 8 月 30 日
小林さん: 私は、学習前と考えが変わりまして、「フリーランスは家でゆっくりできる」という安易な考えがやっぱりあったんですね。でもデジハリの学習期間を経て、スキル習得だけでは意味がなく、人と人との繋がりが大切だということを知り、デジハリで出会えた皆さんとの繋がりを大切にしていきたいと思っています。学習期間にピンチになったときには、周りの皆さんが助けてくれたり、一度、課題のデータがぶっ飛んだときにも、合田さんに夜中なのに色々アシストしてもらえたり、メンタル的にも救われた経験もあって、そういった繋がりが今後のキャリアを積んでいく上で大切になると思っています。これからも出会えた人を大切にして、「小林さんだから依頼したい!」と思ってもらえるデザイナーになりたいので、まずは来年には転職して実務経験を積み、40 歳になるまでにフリーランスで働きたいと思っています。
5.これから WEB デザインをはじめる皆さんにメッセージ
合田さん: 学習をはじめるかどうか検討している段階であれば、1 回でも説明会に来て、学習の様子を見て、話を聞いてもらうことをオススメします。僕も、長年働いた職業からの転職は、かなり重い決断をしたのですが、一歩踏み出したら、自分の新しい可能性も広がるし、その可能性を見つけたら、あとは頑張るだけでした。30 歳目前にして、今後のことを見つめなおした時に、奥さんに迷惑をかけたくないという思いもあり、やるなら今と決断しました。僕のように異業種からの挑戦に悩んでいる方が居たら、「思い切って行動しちゃってもいい、なるようになる」と伝えたいですね。
小林さん:私は、金銭的な事で独学とスクールで悩んでいる時期があり、まずは 1 年間の独学経験を経て、投資しないと始まらないと感じました。お金は稼げばなんとかなるけど、時間は有限なので、始める時期が遅ければ取り返せないので、「Web デザインをはじめるかどうか」「スクールに通うかどうか」考えて悩むことに時間を費やすより、私の失敗談から、先に行動して自ら決断することを先行してほしいなと思います!
合田さんや小林さんのように、目標に向かって頑張ってみたい!Web デザインスキルを付けたい!とお考えの方は、ぜひスクール説明会にお越しくださいね。