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病気で一変!人生を変えた6ヶ月間 【卒業生インタビュー】

2022-07-05


21 年 9 月にデジハリに入学されて Web デザインの学習を始めた藤村真衣さん。
それまでは接客業一筋に働いてこられましたが、ご自身の病気をキッカケにWEBデザイン学習を始められました。突然のことでしたが、藤村さんは前向きに考え行動をして、WEBデザイン技術をつけたあとは自分に自信がついた!と笑顔いっぱいでした。
そんな藤村さんに卒業生インタビューでお話しいただきましたので、これからWEBデザイン学習を始められたい方は是非ご覧ください。



藤村真衣さん
専科 Web デザイナー専攻 21 年 9 月生




1.接客業一筋から一変!WEB デザインの学習を始めたきっかけは「病気」

■WEB デザインにはもともと興味があったのですか?

モノづくりは好きでしたが、WEB デザインには特に興味はありませんでした。
現在、ホテルで接客業をしていますし、前職も学生時代のアルバイトも、カフェ店員やアパレル販売員などの接客業しかしていませんでした。とても楽しく、自分に向いているとも思っていました。


■WEB デザインを学習しようと思ったきっかけは何でしたか?
一番のきっかけは、29 歳で子宮頸がんを経験したことですね。
現在は取り切ったので、癌の進行はなく元気に過ごしていますが、本当に病気は誰でもなりうるということを身をもって感じたことで、それまでと 180 度考え方が変わりました。

病気になる前は、旦那さんに家計を支えてもらって、自分はそのサポートができればいい思っていましたが、癌を経験したことで、仮に旦那さんが病気になったとき、自分には何ができるのかと考えるようになりました。その時に、接客業で経験してきた業務内容は誰しもが出来るお仕事で、技術職ではないと感じ、「手に職をつけたい」と、パソコン一台でできる仕事を探すようになりました。その時に Web デザイナーという職業が向いているんじゃないか、と考えて Web デザイン学習ができるスクールを探すようになりました。


■WEB デザインで「手に職をつける」と決めた理由は?
一つは、WEB 関連の何かをやりたいと決めていたからです。
癌を患っているときに、ブログを書いており、人に見てもらえることの嬉しさや、文章を書くことの楽しさを実感したことがきっかけで、WEB 関連の何かに携わりたいと思うようになりました。
もう一つは、趣味で LINE スタンプを作ることや、「何かを作る」ことがもともと好きだったので、WEB デザイナーが自分に合っていると思ったからですね!


2.将来を見据えたスクール選び!譲れなかったポイントとは?

■なぜスクール学習を選ばれましたか?
独学は自分に合っていないなと感じたからですね。デジハリに入る前は、プロゲートという無料でコーディング学習ができるツールを使用していました。それでも学ぶことはできたのですが、学んだ内容を実際にどう使っていくのか、どう役立てるのかというところが全然わからなくて、独学は厳しいと実感したため、スクール探しを始めました。
デジハリ含め、実際にスクールは 4 つ資料請求をして見学にも行きましたが、デジハリ以外はオンライン完結型か、授業形式のところが多く合わないと感じました。


■デジハリを選んだ理由は?
まずは皆さん感じられると思うのですが、STUDIO なんばは 世界でも知られるコワーキングオフィスのWeWork内にあるので、すごく綺麗でヤフーや Google みたいなオフィスだとワクワクしました。コーヒーやビールが飲み放題の環境もすごかったです。笑
また、グローバルでパソコン 1 台で場所を選ばず働いていらっしゃる方がたくさんいらっしゃるので、自分が理想とする働きかたをされている方がいる環境の中で学習ができること。あと、先生方や周りの皆さんがとても親切だったことが大きな決定の理由でした。
その他も色々良かった点はありますが、一番は、色々な方と繋がれるイベントや機会がたくさんあったことからですね!
在校生同士や卒業生とも交流できる、デジハリならではのイベントの「ぷちハリ」でたくさんの仲間ができたり、現在フリーランス WEB デザイナーとして活躍されている方のスクールイベントが豊富にあり、直接、働き方や制作のコツなどのお話を聞ける機会が多いことはとても魅力的でした。

そういったイベントや機会があることは、私にとってはかなり重要でした。実際に参加してみて、活躍されている方が身近にいることで、卒業後のイメージもしやすいなと感じました。
イベントに参加して、現役の WEB デザイナーさん達とデジハリで繋がることで、学校卒業後も気軽にわからないことを質問させてもらえたり、自分のポテンシャル次第でデジハリやWeWork 内でお仕事に繋がる可能性もあるとスタッフの方から教えて頂いて、正直、「学ぶだけ」であったり、「お金を払って学習して満足」という考えなら他の学校でも良いと思いました。今後の就・転職やお仕事に繋げるなら、「絶対デジハリだ!」と思いました。

入学前はもちろん出来るか分からなかったけど、自分にはピッタリな環境だと感じました。
受講料に関しては、見学した中でデジハリが一番高かったですが、高額を払ってでも絶対に行く価値があると確信したのでデジハリで学習することを決めました!



実際に藤村さんに、デジハリで行われるクリエイターズオーディションという、半年に 1 回行われる企業と受講生をつなぐデジタルハリウッド伝統のマッチング型求人イベントに選出されました!


クリエイターズオーディションとは?

▼詳しくはこちら
https://school.dhw.co.jp/p/studio_audition/


また、デジハリ在校生向けにご依頼いただいた外部からの制作依頼も藤村さんにお願いして、制作した案
件が HP がこちら!


VVE

韓国進出を果たすメンバー全員が音楽以外の分野で活動中のマルチバンド
https://www.vve-artist.com


■教室利用ができる学習のメリットは?
もしデジハリがオンライン完結のスクールであれば、私は絶対教室利用をしたいと思っていたので、恐らく選んでいないと思います。
やっぱり、実際に校舎に足を運んでいるからこそ、授業だけではなく、実際フリーランスや独立して働いている先生から雑談で働き方の話や、為になる話をたくさん聞くことができたと思っています。オンラインだと、学習の話以外の働き方や、制作のコツなど、余談で話をする機会もなかなか無いと思うので、教室にきて先生に質問ができること、他の受講生と直接話す機会がある方が良いですね。学習においても、わからないことをすぐその場で聞けるという点も教室利用の魅力だと思います!
また一人で作業を進めると、どうしても自己完結になってしまいがちなので、定期的に先生に確認してもらうことはすごく大事だと実感しました。それに家だと自分だけで学習すると眠たくなってしまうで、自分を学習する環境に身を置くことで学習意欲をあげていました。在校生にも、今入学を検討している方にも教室利用をおすすめしたいです!



3.クライアントの想いを形に!さまざまな工夫を凝らした卒業制作

■卒業制作のこだわりを教えてください

卒業制作は、創業 24 年目のトースト専門店のホームページを作成させていただきました。

とても温かい人柄のオーナーと奥様が二人で経営されていているお店なので、見る人に少しでもお二人の温かさが伝われば良いなと思い、絵本のようなホームページにしました。
あとはキャッチコピーなどの文章にもこだわりました。クライアント様から、実際にホームページに入れたい文章や伝えたい内容を箇条書きでまとめたものを頂いたので、見た人が「グッとくる」文章に全文リメイクしました。キャッチコピーを考えることに興味があったので、考えている時間が楽しかったです。リード文や店舗紹介などの文章は、ブログ記事・インスタグラムの投稿・youtube のサムネイルなどを参考にひたすら調べました参考にして、創り上げました。参考にしたサイトは 100 以上あります!笑
写真にもこだわり、全メニューの写真を撮影させてもらいにお店に伺いました。撮影は友人にしてもらって、私はディレクションをして、撮影の指示をしました。トップの写真を選んだ理由は 3 つあり、1 つ目はクライアント様が一番気に入ってくれたから、2 つ目は、写真に写っている「ハニートースト」がお店にとって伝統かつ思い入れのある商品だったから、3 つ目は、一番美味しそうに見えたからです!
文章も写真もそうですけど、クライアント様の意見や気持ちを尊重しつつ、こちら側からも進んで提案するようには心がけました。やっぱり少しでも喜んでもらえる作品にしたかったので、全て自己判断するのではなく、先生にも相談しながら工夫しました。



▼藤村さんの卒業制作はこちら

カフェ・ドゥ・アンサンブル


■具体的な学習時間の取り方を教えてください
9 時〜17 時は大概仕事をしている為、仕事が終わった後、直行で校舎に向かって 18 時〜21 時まで学習して帰宅するという流れが基本でした。休みは不定期だったのですが、休みの日も教室利用をする事が多く、教室をフル活用していました。入学して最初の1ヶ月は帰宅後「イラストレーターで1日1作品作る」と自分で決めて、作品を増やしていました。2 ヶ月目以降は課題提出などに追われて、カリキュラムをこなすことに必死でしたね。卒業制作期間中に関しては、教室から帰宅後、少しだけ仮眠を取って、夜中の 2 時や 3 時から仕事の出社時間まで使って寝る間も惜しんで制作していました。笑




▼藤村さんがイラストレーターで1日1作品作ったものの一部はこんな感じ

■どのようにモチベーションを維持していましたか?
安くはない金額を払って学習しに来ている以上、しっかり技術や知識をモノにするという責任感を持ちしたいという自分への責任を持ち、6 ヵ月過ごした事ですかね。しっかり教室利用をしてたことから、最後の方は、あまりお会いしたことない先生も名前を覚えていてくれて、教室に行くことが楽しくなりました。

あと卒業制作では、クライアント様の喜んでくださる姿が大きかったですね。クライアント様に作品の途中経過を見せて喜んでいただけると、さらに責任感が増しました。接客業をしていたときも、お客様から「ありがとう」と感謝されることはもちろんありましたが、私の接客や働いていた店の商品やサービスに対しての「ありがとう」でしたが、私が作った作品に対する感謝の気持ちを受け取った時にすごく嬉しく、喜んでいただけることが、モチベーション維持に繋がりましたね。


4.「手に職をつけた」ことで自信に!今後の更なる目標とは?


■実際に WEB デザインを学んでみていかがですか?
すごく楽しいです!自分が良いと思うデザインで、クライアント様と意見共有できること、喜んでいただけること、良い作品を作るために情報収集すること、全部楽しいです。唯一、大変だなと感じるのは納期くらいです。笑
正直学校に入る前は、「WEB デザイナー」ってすごく漠然としていて、あんまりよくわかっていなかったのですが、入学して実際にやってみたことで「WEB デザイン」の仕事を具体的に理解できましたし、本当に学んでよかったです。


■WEB デザイン学習前と学習後で変化はありますか?
自分の自信に一番繋がったのは、やはり卒業制作ですかね。
卒業制作は、自分でクライアントを見つけてくるところから、ヒアリング・提案・制作、納品まで全て行うので、ただ学ぶだけじゃなく、一通り経験したからこそ、WEB デザインに関してより知識が深まりましたし、専門用語についてもしっかり理解できました。そのおかげで、卒業後も自分には「これができる」と胸を張って言うことができます。入学前は「手に職をつけたい」と思っていましたが、デジハリで多角的に学ぶことで、自分で仕事を獲得することもできて自信にも繋がりました。


■今後の目標について教えていただけますか?
近い目標でいうと、今年中に現職を辞めて業務委託などで Web 関連のお仕事を受けながら、デザインの知識を使って、自分でも韓国系のブライダル商品を作って販売したいなと思っています。具体的には結婚式の招待状をいくつかテンプレートで作って、ネット販売やインスタを使って広めていこうかなと考えています。今年を人生の転機にしたいですね!笑

今は WEB デザインに携われるなら、雇用形態は特にこだわっていません。もちろん就職という道も考えていますが自分でやってみたい事もたくさんありますね。
旦那さんが韓国人なので、日本でも韓国でも働けるような環境を作って韓国でお仕事をすることも将来的に、大きな目標として持っています!

5.これから WEB デザインを学ぶか悩んでいる方へのメッセージ


少しでも迷っているなら、ぜひ学んでもらいたいと思います!今って個人で稼げる時代なので自分の頑張り次第で、可能性は無限だと思います。「WEB デザイン」で学ぶことは、他の分野でも活かせるものばかりなので学んで損することはないと思います。
決して受講料は安くはないですが、もったいないと諦めるのか、自分への貴重な先行投資とするのかでこれからの人生、全然違うと思います。初めは不安かもしれませんが、学べば絶対に成長できます!仕事・家事をしながらも学校に通って、実際に卒業できた私が言っているので間違いないです。笑
少しでも興味があれば、まずは行動してみるところから始めてほしいです!




藤村さんのように、人生を変えた WEB デザイン学習を始められたい方・ご検討の方は是非、スクール説明会にお越しくださいね。





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