デジタルハリウッド(専門スクール)

本科デジタルデザイン専攻

制作現場で求められるデザイン思考とプログラミングスキルを1年で習得。
UI/UX、インタラクティブデザインを学び企業から求められるデザイナーへ。

講師紹介

ハナブサ講師に 「CG業界で成功する秘訣」や、自身の経験も踏まえた「在学中の心得」について伺いました。

ハナブサノブユキ先生

ハナブサノブユキ先生

学生時は自動車デザインを学び、卒業後はプロダクトデザインではなく、映像の世界に進む。
1997年にCGプロダクションに入社。TVやCMのCGを制作。その後フリーランスとなり、PANDAというユニット名で活動を開始。2005年には渋谷WOMBにて、コンピューターを一切使用せず、その場で映像を作り出すライブパフォーマンスVJを行うなど、CGはもちろん、アナログ手法による映像制作も行う。
また映像だけでなくイラストレーション、立体造形など様々な表現方法で「つくる」ということに貪欲。
現在はPANDAを解散し、個人名義で活動を続けると同時に、KAGEMUの映像担当として新しいパフォーマンス表現に挑戦している。
雑誌「CGWORLD」ではPhotoshopのテクニックを紹介する連載も担当している。


01. もっと、いろいろなものをつくってみたい

ハナブサさんは、いわゆるCG・映像のお仕事からファッション、イラストのお仕事など幅広く活躍されていますがまずは簡単にこれまで経歴をざっとご紹介いただけないでしょうか?

もともとは高校が応用デザイン科というところで、デザインの勉強をしていました。
車が好きだったので、高校卒業後は専門学校で車のデザインを勉強していました。

その後、CG・映像へ進んだのはなぜですか?

もともと映画や映像が好きで、専門学校を卒業する時に、このまま車のデザインへ進んで
一生車だけを描き続けるのはどうなんだろう、と思いました。
せっかくだからもっといろいろな仕事をしたいと思ったのが一番の理由ですね。

その後デジタルハリウッドに入学されるわけですがどんな経緯だったのですか?

専門学校を卒業した後、就職活動で、普通の制作会社を数社回ったのですが、車以外の作品がなく、難しかったです。
「なんでうちに来たの」という感じでしたね(笑)
そこで手っ取り早く作品を作るために学校に入ろう、と思いデジタルハリウッドへ入学しました。

そして、デジタルハリウッド卒業後はすぐに映像業界で働き始めたのですか?

デジタルハリウッドを卒業後はすぐにCGプロダクションに就職しました。
そちらで2年間くらい働いて、その後はずっとフリーランスとして働いていますね。

プロダクションではCG制作だけを担当されていたのですか?

はい、CGだけやっていましたね。

その後フリーランスで活躍されるわけですが、もともとフリーランス志向が強かったですか?

そうですね。
フリーランスになってCGだけでなくいろいろな仕事はしたいと思っていましたね。

現在はCGだけでなく、実写映像や、イラストもされていますよね。
すごく素敵な作品をたくさん制作されています。イラストなどはどこかで勉強されたのですか?

ありがとうございます。
いえ、基本は独学ですね。
ただ、昔から描くのが好きでずっと描いていましたね。

02. 感覚を理解してほしい

講師のご経験をお話いただけますか?

デジタルハリウッドでは以前「特別授業」という形で何度かスポット的に担当させて頂きました。
そのほかには、とある専門学校で6年半くらいCGの講師をしていました。

講師業をはじめたきっかけは何だったのでしょうか?

その専門学校がCGのコースを立ち上げることとなり講師を探していたようで、まわりまわってたまたまぼくに声がかかった形ですね。

講師業をしていてよかったことはなんですか?

もともと教えるのが好きなので、学生の方のレベルがあがると単純にうれしいですね。

逆に講師業を通して感じた難しさはなんでしょうか?

自分が当たり前に理解していることをまったく知らない人へ、一から教えるのは本当に難しいと思いました。

それはソフトの使い方ということですか?

いえ、ソフトの使い方など技術的なことではなくてクリエイティブなものをつくる際に必要なデザインの基礎の基礎のような、なんというか「考え方」のようなものなんですけど、これを伝えるのはとても苦労します。

一番言葉にしづらい部分ですね。

なぜ、これがかっこいいのか?きれいなのか?
というのを教えるのが難しいんですよね。

ソフトの使い方に関して、単純に繰り返し使ってもらって使い方を覚えてもらえればいいのですが、そういったソフトの使い方を感覚的なセンスにつなげていかなくてはいけないんですが、なかなか、難しいです。

授業ではどうやってそれを伝えているのでしょうか?

学生の方が作ったものに僕が手を入れて見本を作ってあげたりしています。
ささいな違いなのですが、アウトプットがあきらかに違うと実感を持って理解してくれます。
やはり見てもらうのが一番早いですね。

講師業はどれくらいされているのですか?

かれこれ6年くらいですかね。
責任も大きいのですが、講師業には講師業のおもしろさがありますね。

03. 天狗にならない

デジタルハリウッドについてはどんな印象がありますか?

僕自身が卒業生なのですが、専門学校よりもずっと専門的な印象がありますね。
あとは仕事が決まりやすいイメージがあります。

それはどういったところがでしょうか?

うーん、そうですね。
昔からやっていて歴史もあるし、卒業生も多いですよね。
業界にデジタルハリウッド出身の人も多いので
仕事が決まりやすいのかもしれないです。

デジタルハリウッド卒業同士だとやっぱり違いますか?

仕事につながりやすいですよね。
ぼくもクラスメイトから仕事を紹介してもらったこともありますよ(笑)

おお、それは美しいですね(笑)
デジタルハリウッドの受講生についての印象は何かありますか?

社会人の方が多い印象ですね。
だからなのか、受講生の方の真剣度合いが違いますね。
あとがない、じゃないですけど、強い覚悟で来ている方が多い気がします。
クラスの雰囲気もとても真剣です。

なるほど。

専門学校だと学生生活の延長という感じがありますからね。
デジタルハリウッドの受講生は社会経験豊富な方が多いので
仕事にたいする意識の向き方がぜんぜん違うと感じます。

受講生へ、受講中に気をつけるべきことを
アドバイスとして頂けないでしょうか?

うーん、難しいですね(笑)
一番言いたいことは「天狗にならない」ということですね。
CGや映像はソフト自体の表現力がすごいのでちょっと触ってみて簡単なモデリングをして、ライトを当てるとそれなりのものができるんですね。
でも、それはあくまでソフトの力であって自分の力ではないんです。
それを自分の力と勘違いして天狗になってほしくないですね。

それは「君がすごいんじゃないよ」、と。

そこを勘違いしてしまう人がすごく多いですね。
勘違いして、自分はすごい、と思うと
その時点で欲がなくなってしまうんです。
欲がなくなると向上心もなくなる。
そうすると上達する幅がすごく狭まってしまいますね。

「なんだ俺できるじゃん」と思ってしまうんですね。

そう、「俺、できるじゃん」とは思ってほしくないですね。

おっしゃるとおりですね。
Web制作でもフォトショップやイラストレーターという
ソフトはすごく良くできていますよね。
だから最初からついている機能、テクスチャ、パターンを使うと
それなりのものができていしまいます。
それで自分が「すごいできている」と考える人はすごく多いんですよ。

でもプロからみたら作品をみたら本当の実力はすぐにわかってしまいますかね。

たしかに。では「勘違いしない」ということが大事ですね。

あとは、教わっている時は向上心を捨てないことです。
向上心はプロになってもとても大事なものです。
これがなくなって現状に満足してしまうと
仕事もこなくなってしまいますからね。

天狗にならない、満足しない。とても、アドバイスでした!

04. ユーザーから作り手視点へ

映像業界で働きたい、という方へアドバイスをお願いします。

そうですね。
映像の世界で働くことを目指すのであれば、
とにかくいろいろなジャンルの作品を幅広くみるべきですね。
映像に限らず、ゲームでもそうです。
そして、作品をみるときは
ユーザーという視点から、作り手に視点を変えることがとても大事です。

作り手視点というと?

映画を見ていても、
「ここはどうしてこういう
カメラワークを使っているんだろう?」
とか
「どうしてここはこういう
演出をしているんだろう?」
など
作り手の人はどうやってこの作品を作っているのだろう
ということを意識することですね。
そうすると自分が作る時に
とて役立ちます。

あとは好き嫌いだけで作品を評価しないことですね。

たしかに好きなものだけみていると。
それだけで評価が終わってしまいますけど、
作り手視点でみるといろいろな発見がありそうですね。
ストーリー嫌いだけど、映像はとてもいいね、
ということもあるでしょうし。
嫌いなジャンルも積極的に見よう!ということですね。

好きなものだけ見ていても伸びはないですからね。
そこで終わってしまうんですよ。

もちろん、例外はありますけどね。
好きなものだけ見続けて、結果それが作家性になってしまう
という人もいますからね(笑)

稀有な例ですよね。
そういう人って誰が何を言っても、わが道を行って
気が付くと勝手にクリエイターになっているんですよね。

そうなんですよ。
だから普通の人は、とにかくたくさん作品を見ることが大切です。

では、最後に。
もしハナブサさんの前に
「これからCG・映像の勉強をしようか迷っている」という人が
相談にきたらどんな言葉をかけますか?

うーん、難しいですけど、
迷っているのであればとりあえずやってみたほうがいいと思いますよ。
実際にやってみないと楽しさは分かりませんからね。

今の世代は選択肢が多いと思うんですよね。
だから迷ってしまうことも多いと思います。

でも、最終的にはどれかを選ばないといけないわけで
どれを選んでも自分がやりたい、と感じていることで
あればどういう結果になろうとそれが
失敗になってしまうことはないと思いますよ。

なるほど。
本日はありがとうございました。

こちらこそありがとございました。

特別授業担当講師のご紹介

デジタルデザイン専攻内では業界をリードするクリエイターを招き行う特別授業(コンテンツプロディ-ス)を科目として設置しています。

いろんな分野の講師がいるから全方向に学びがある!

作品をみるときはユーザーという視点から、作り手に視点を変えることがとても大事です。

ハナブサノブユキ 先生

KAGEMUの映像担当として新しいパフォーマンス表現に挑戦。雑誌「CGWORLD」ではPhotoshopのテクニックを紹介する連載も担当

見た人が幸せな気持ちなった、使った人の役に立った!そういう感動を沢山経験して欲しい。

米倉明男 先生

デザイナーとして第一線で活躍する中、大手ウェブサービス企業の社員研修講師など、講師経験が豊富

初心者でも覚え方一つでプログラミングは必ずできるようになります。

坂本 倫朗 先生

第一線で活躍する中、インタラクティブコンテンツ制作およびデザインプログラミングの授業を担当

勉強に近道はないです。なので「急がば回れ」ということですね。

コヌマヨシツグ 先生

クリエイターとして第一線で活躍する中、デジタルハリウッドで数多くの授業の講師を担当

作品を外に出していくことの大切さを教えたい。

林豊 先生

専門誌「MdN」「Web Designing」で連載を持ちつつWeb関連書籍も多数執筆

デザインとは「伝えたい情報を、伝えたい相手に対して、最も効果的な状態にして表現する仕事」

中村尚登 先生

モアカラー代表取締役。学校案内や会社案内、製品カタログなどの企画立案およびデザイン、動画やwebサイトの企画およびディレクションなどを手掛ける。

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