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【本科CG/VFX専攻】 入学から3ヶ月!受講生へインタビューしてみました!

2023-09-25

こんにちは!

デジタルハリウッド東京本校スタッフです。

今回は現在デジタルハリウッド在学中の受講生さんに静止画課題制作をしてみての感想と、入学してからこれまでの受講生生活の感想についてインタビューを行いました。

現在受講されている方もこれからの受講を検討されている方も、とても参考になると思いますので是非一度ご覧ください!








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本科CG/VFX専攻

山形 紗里香さん

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1:なぜデジタルハリウッドで受講しようと思いましたか?

私の高校では Zbrush の授業があり、それがとても楽しかった思い出があります。そのことから、転職をするならCG業界に行きたいと考えるようになりました。
他の専門学校や、社会人向けの学校も検討していましたが、年の差がある専門学生との本気度にギャップを感じそうだったというのが大きな理由になりました。
また、 1年間で学びきれるということに大きな魅力 を感じました。








2:受講してよかったことは何ですか?

Maya、Zbrushに関しては、日本語の教材が少なかったため「これは独学では難しいな」と判断しました。
私は初心者だったので、デジタルハリウッドへの入学を早々に決断し、 早期学習 期間や講義が始まってからも 最初にできるだけ動画教材※1 を見るようにしていました。
その甲斐もあり、Mayaの操作への理解がより深まり、静止画課題に活かされたと思います。
次によかったことは、 人脈作りができたこと です。
私は受講生とSNSで繋がりを持ちました。分からないことを聞いたり、進捗報告をしたり、添削をしていただくなどしています。
他クラスや卒業生との間で情報交換をすることが出来て、とても有難いことだと思っています。


※1:デジタルハリウッドでは受講生さんに向けてクラス制の授業の内容とは別に動画教材も配布しています。







3:受講していて苦労したことは何ですか?

自主的に勉強をしないと授業についていくのが大変でした。

授業への不安をなくすために動画教材を突き詰めました。
動画教材を突き詰めていくと、どんどん授業を追い越して次へ次へと学びたいものが増えていくと感じました。
学び方Aでは月に約2回の授業がありますが、これは学び方Bよりも授業の頻度が低く、より自主的に勉強をしなければならないコースです。
そのため、 周囲の方々の意識の高さがモチベーションに繋がるのではないかなと思っています。







4:静止画課題に実際に挑戦してみていかがでしたか?

第一の感想は「楽しかった」です。 自分の初めての作品が完成していく工程全てを楽しむことができました。
頭の中にある情景を再現できた時の達成感は何とも言えない嬉しさでした。
最初からどういった印象にするかは頭の中では決まっていましたが、実際に ライティング (光加減)に関しては何も知らなかったので、動画教材や参考書を大いに活用したことを覚えています。
完成させるにあたって、明るさや色味調整などのコンポジットの大切さをとても感じましたね。






▲山形さんが制作した静止画(3ヶ月)課題

5:静止画課題のコンセプトやイメージしたことがあれば教えてください。

「森の中にある彫刻家の制作小屋」 をイメージして作りました。

私は映画が好きなので、これまでに観た作品からイメージを膨らませてモチーフなどを考えました。これは説明会で卒業生の作品を見た時から構想を練っていました。
私は イラストを描くことが好きなので、この静止画課題を含むCG制作をする上で役に立ったと感じました。
自分で作った作品を、どの画角から捉えると見栄えが良くなるのかといった部分では、イラストの構図の知識が大いに活かされていると思います。
入学前に構図に関する本を購入して、絵作りについて学んでいたことが今回の作品に繋がりました。








CG学習者必見!山形さんおすすめの本をご紹介します!

vision ストーリーを伝える:色、光、構図
著 ハンス・P・バッハー , サナタン・スルヤヴァンシ

┗絶対に読むべき本 様々な基礎が書かれており、入学から卒業まで役に立つ。


The Color of Pixar:〈ピクサー〉絵作りのための色見本帳
著 ティア・クラッター , 序文ジョン・ラセター
┗上記の本を読んだうえで見ると、様々な技法が使われていることがわかる。
実際どうやって取り入れられているのか見比べると楽しい。
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▼以下マテリアル、ライティングの参考

カラー&ライト リアリズムのための色彩と光の描き方
著 ジェームス・ガーニー
┗様々な現象や色の見え方が見開きごとにまとめられている、絵が多いため読みやすい。
ややCG向けではないが、知っていると表現の幅が広がりそう

画づくりのための光の授業  「CG、アニメ、映像、イラスト創作に欠かせない、光の仕組みと使い方」
著 リチャード・ヨット
┗上記よりもっと詳しく書かれている。絵も多い。
CG向けのためライティングの参考として応用しやすいかも
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CGプロダクション年鑑
発行・発売: 株式会社 ボーンデジタル
┗どの会社が気になるか、その会社は何のソフトを使用しているかがわかるため、
どんな会社があるか、何について学びたいか考えられていると良い
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▼以下アニメーターを目指してる人向け

増補アニメーターズサバイバルキット
著 リチャード・ウィリアムズ

キャラクターアニメーション クラッシュコース!
著 エリック・ゴールドバーグ , 序文 ブラッド・バード

ポーズ・モーション・アニメーション!
著 森江 康太 , 丹原 亮 , 東 孝太郎 , MORIE Inc.


上記おすすめの本の中でデジタルハリウッド校舎内で無料で読めるものもございます!






6:静止画課題でこだわった部分は何ですか?

絵作りとライティングにはこだわりました。

私の作品の一番の見どころは、中央にある窓なので、目立つようにしようと決めていました。
なので、どうしたら良い雰囲気に見せられるかを意識して、絵作りを頑張りました。
窓を印象的に見せるためにライティングは暗くなりすぎないようにこだわりました。
それでも全体的に暗い作品になってしまったので、先輩からのアドバイスを元に、試行錯誤してライティングをしました。
その結果、とても温かみのある理想的な作品にすることが出来ました。






◀山形さんが貴重な制作過程を送ってくれました!

①ラフモデル

②プロップモデリング1

③プロップモデリング2

④仮配置

⑤仮マテリアル

⑥配置変更とプロップの追加

⑦ライティング

⑧完成

▼制作スケジュール

5/4 仮配置 プロップモデル制作開始
~5/25 仮配置・仮マテリアルで色の確認 配置変更とプロップの追加 モデリング終了
~5/28 UV展開終了
5/27~ テクスチャ(6/6までに大体終わってる
6/4~ ライティング・デノイズ レンダリング
6/11 プレ提出
6/11~ 講評を元に調整 コンポジット
6/18 本提出 (編集済)
~7/10 クラス移動後講評 最終ブラッシュアップ終了





7:入学から約3か月が経ちますが、どのような勉強をしていますか?

とにかく動画教材を見る ことによって、基礎の部分をしっかり学ぶことは授業を受ける上で役に立ちました。
モデリングの基礎をある程度理解しておくことで、授業をスムーズに学べるようになったので、 動画教材の活用はすごく大事だと感じました。
そして授業以外にも参考書やYoutubeの動画をよく活用しています。それでも分からないところは講師やTAさんに聞いて、より知識を高めていきました。Youtubeにあるチュートリアル動画は今でも参考にしています。
動画教材でも分からないところは、自分で諦めずに検索をする力も重要だと感じました。






8:受講生生活で楽しかったことを教えてください。

友人を作れたことです。
私は人付き合いが苦手だったので、自分のクラスだけではなく、他のクラスの方とも交流を持つことが出来たのは自分でも意外でした。
受講生だけではなく、卒業生や講師の方々も親切で、今は多くの人と交流ができています。
社会人経験者が多いので、 価値観や熱量が合うというのも仲良くできた大きな要因だと思います。
各クラスの講師の方が親切で面白いことが好きな人もいるので、クラスを跨いで交流会を開いていただいたり、プライベートでもクラスメイトと映画を観る会を開いてくださいました。他にも、卒業生やCG業界の方々とも繋がりを持つ機会があり、とても充実しています。
講師によってクラスの雰囲気は大きく変わると思います。
交流するのは強制ではないで、自分の予定に合わせて参加しています。
参加しなかったからといってクラスの雰囲気が悪くなったりすることはないので、 楽しく受講したり、コミュニケーションをとれています。





 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

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