こんにちは。
デジタルハリウッド東京本校です。
2020年4月に1期生を迎え開講する
『本科デジタルアーティスト専攻<全日/選抜制>』
(以下:本科DA専攻 ) に、入学予定の新入生の声をお届けます!
本科DA専攻は、 国内標準に留まらずInternationalなスキル習得を通して
「世界に挑戦したい」
「世界共通の感動を与える映像作品を作りたい
」
など
強い夢をお持ちの方を選抜し、開講する全日1年制の本科クラスです。
同じ目標や高い志を持つ仲間たちと一緒に学習を進めていく本専攻へ入学をする新入生さんは
どんな気持ちでここまでやってきたのか。
『CGに興味を持ったきっかけは。』
『本科DA専攻を選んだ理由は。』
『これから何を目指すのか。』
などについてを語っていただきました。
これから新しいことを始めようとしている人がたくさんいます。
最初は誰しもが新しいことを始めることを迷っています。
そんな迷いを導いてくれる答えがきっとここにあります。
記念すべき第一弾は、伊藤 大知さん(左)、河﨑 政宗さん(右)のお二人にインタビューいたしました。
▼お二人が本科DA専攻に出願したきっかけとは!
DH:それではさっそく、質問させていただきます!よろしくお願いいたします!
ではさっそく、河﨑さんから、本科デジタルアーティスト専攻へ出願したきっかけと決め手を教えてください。
(以下本科DA専攻)
河﨑さん:『
(デジタル)アートというものに真剣に向き合ってみようと思った
』のがきっかけです。
自分自身理工系なのですが、現代のような流動的な世界を生き延びるためには、
理系的なレンズだけで物事を見るのではなく、文系的なレンズも必要だと思っています。
昨年のことなのですが、自分の中でやりたいことが非常にモヤモヤしており悩んでいました。
しかし、デジタルアートに出会い漠然とデジタル×アートいうものに興味を持ち始め、
もしかするとデジタルアートが真にやりたいことなのではないかと思い、
どんな人がどんなことをしているのか気になって探していたところ専門的かつ短期的に学べるスクールがあることを偶然知り、出願しました。
また、決め手は他の専攻と異なり経済学や医学など、様々な分野を学んできた方が、
それぞれの世界観を持ちながら集まっていて⾯⽩そうと感じた点や、単純にソフトの使い方だけでなく、
作品のコンセプトや世界観の創造を重視していた点です。
それと「1期生」という謎のワクワク感に惹かれました。
DH:本科DA専攻は様々なクリエイティブ経験者が集まって学ぶコースなので、
いろんな方々と学び今までにない化学反応が起きやすいかと思います。
続きまして、伊藤さんの本科DA専攻へ出願したきっかけと決め手を教えてください。
伊藤さん:もともと独学で参考書などを読みながら、
Unity
や
TouchDesigner
などのソフトウェアをいじって遊んでいました。
しかし学業やアルバイト、ゼミの活動などが忙しく、
思うようにソフトウェアをいじる時間を割けずにいました。
それにもかかわらず、
『
もっと作品作りに費やす時間が欲しい!
』
『
まだ手を付けられていないあのソフトウェアを使って面白い作品を作ってみたい!
』
という気持ちは日を追うごとに増していき、それじゃあもうやるしかないと(笑)
学業もアルバイトもゼミもお休みして、本気でやりたいことをやろうと決めました。
そんな僕の気持ちを汲み取ってくれたような、
救世主の如く現れたのが「本科デジタルアーティスト専攻」です。
また、決め手になった点は、他の専攻だと3DCGに関する知識を学ぶことができること中心になるが、
そこへプラスして
プログラミングと映像を掛け合わせたデジタルアート表現も学ぶことができる
という点が決め手になりました。
僕がやりたいと思っていたけれどなかなかできなかったことと、
これまで一人でやってきてもっと知識を深めたかったことの2つを満たせるということが非常に魅力的でした。
DH:ありがとうございます。
本科DA専攻は、3DCGをいろんな形で表現するためにプログラミングでの表現も学んでいきますのでやりたいことにピッタリなコースですね。
▼お二人のCGに興味を持ったきっかけは!
DH:続きましてお二人がCGに興味を持ったきっかけや今後どのような作品を作っていきたい、
クリエイターになっていきたいかをお聞かせください。
伊藤さんからお願いします。
伊藤さん :CGに興味を持ったきっかけは、
CG作品に圧倒的な美しさを感じたからです。
CGで作られた世界観は言葉にできないほど美しいため、とても興味を持ちました。
影響を受けた作品は数えきれませんが、TELYUKAさんのSayaや
森田悠揮さん
の作品、株式会社STUDIO4℃の海獣の子供などから強い影響を受けていますね。
今後作っていきたい作品としては、美しい作品を作りたいです。
「美しい」にも様々な定義があり非常に使いやすい言葉ですが、あえてここは具体的に定義せず、
漠然としたイメージのまま「美しい」を追求した作品を作りたいです。
また、なりたいクリエイター像ですが、尊敬するクリエイターさんは沢山いらっしゃいますが、誰のようになりたいではなく、そういった人たちのいいところを吸収しながら自分自身なにができるだろうと考えながら作り続けるクリエイターになりたいと思っています。
DH:ありがとうございます。
いろんな作品に影響を受けてきたのですね。
また「美しさ」の追求した作品といったテーマをしっかりと持っていて、
そういった何かテーマを持ち追求したい方が多いのも本科DA専攻の特徴ですので完成した作品が今から楽しみです。
続きまして、河﨑さんがCGに興味を持ったきっかけや今後どのような作品を作っていきたい、
クリエイターになっていきたいかお聞かせください。
河﨑さん :研究でポアソン比(弾性体に応⼒を加えたとき、応⼒に対して直⾓⽅向に発⽣するひずみと
応⼒⽅向に沿って発⽣するひずみの⽐)を扱った際に、自然界ではこの比が0.5を越えることがないのですが、
実験でポアソン比を8までCGを使って表現してみました。
そうすると、ポアソン⽐ 8 については、自然界では起こり得ないことなのですが、
デジタルネイティブ世代は普段からCGに慣れているせいなのか、被験者は何の違和感も持たなかったんです。
そこに自分は、ある種「人間のアップデート」のようなものを感じました。
このように、CGを使ったアートには、今まで体験できなかった次元を付加・再現することが出来るという点で、
結果として、違和感を感じさせたり、新しい何かを感じさせたり、
そのように「感じさせる」ことができることもCGの強みのひとつであると思い非常に興味を持ちました。
作りたい作品としては、身体性を拡張できるようなアートを作り、固定観念を壊し人間の身体や人間中心世界をアップデートする機会を与える作品を作りたいと思っています。
落合陽一さん(筑波大学准教授・メディアアーティスト)や、猪子寿之さん(チームラボ株式会社)の目指している
世界観(「デジタルネイチャー」と「デジタイズドネイチャー」)が好きです。
表現手法だけでなく、その先にある表現したい世界観についてもっと深く考えていきたいです。
DH:ありがとうございます。
学術的な角度から作品の制作を行うなど、
本科DA専攻は様々な角度から作品制作に対してアプローチをかけていく方が集まり、
様々な手法を学んでいきますのでどんな作品ができるのか楽しみにしていますね。
また、毎年夏に落合陽一先生のメディアアートの授業もありますのでぜひ参加してみてください。
(2019年のメディアアートの授業の様子はコチラ)
▼一足先に合格を合格したお二人から本科DA専攻への出願を検討している方へ
DH:最後に一足先に本科DA専攻に合格したお二人から、本科DA専攻への出願を考えている方たちにメッセージをお願いいたします。
伊藤さん :決して安くはないお金を払ってまで行くべきだろうか、
1年という期間をここに費やして本当にいいのだろうかなど、いろいろな不安があるかと思います。
しかしそれでもやっぱり
やりたい、気になる、行ってみたい
と
思うようであれば出願してみてはいかがでしょうか。僕自身がそうであったように(笑)
これをご覧になっているあなたと、本校で共に学び、
切磋琢磨しつつ作品作りができる日を僕は心よりお待ちしております。
河﨑さん :まだ講義がはじまってはいないので、講義のことや学校のことについては何も言えませんが、
いろいろなバックグラウンド持った人が集まり、思考を刺激するような人物に出会うことができると思っています。
また、
豊富な現役クリエイターの⽅に実践を通して指導を受けられる機会
が
これほど多く設けられているスクールはそれほど多くないと思うので、
迷っているのであれば挑戦してみるのもいいかもしれないと思います。
伊藤 大知さん、河﨑 政宗さん、お二人とのありがとうございました。
お二人の作品楽しみにしております
▼本科デジタルアーティスト専攻
『舞台は世界へ!世界共通の感動と体験を創造するCGアーティスト、
デジタルアーティストへ』
画像をクリックするとサイトをご覧いただけます。
本専攻は3DCG・映像・アートディレクションを学ぶメイン授業を共通科目とし【感動】と【新しい体験】を創造する表現手法とともに学習していいきます。選択科目では、それぞれの実現したいゴールや身に着けたいスキルを作品へ昇華させるための専門ゼミへ分かれす。
表現豊かな3DCG映像作品を制作するためのスキルに磨きを掛ける3DCGスペシャリストゼミ、プログラミングと映像を掛け合わせ、新しい体験を創り出すためのデジタルアート表現を習得するインタラクティブアートゼミを用意しています。
「世界に挑戦したい」「こんな作品を作りたい」などの強い夢をお持ちの方を対象に、見る人に大きな感動と体験を届けるクリエイターとして国内外と問わず活躍できるスキルを習得します。
▼期間:1年間/クラス制/全日4日制
▼開講日:2020年4月(出願受付中)
▼受講料:1,380,000円(税抜)
※特待生制度あり(2019年度は募集終了)