フリーランスのヨガインストラクターとして働いていた山下さん。
コロナ禍という環境が仕事に大きく影響したことがきっかけで、ヨガを軸にするとしても、もう1つ自分のスキルを持ちたいと思われたそう。完全未経験でしたがタイミング的にも20代最後だったということで、思いきってデジハリへご入学。先月無事に卒業しました!そんな山下さんに在学中のリアルなお話しをインタビューしてみました。
山下 美優さん 29歳
職業:ヨガインストラクター
専科Webデザイナー専攻2022年2月入学
卒業制作:ネイルサロンajuda
【目次】
1.学習スタートのきっかけはコロナ禍の影響
■山下さんのプロフィールを教えてください
新卒でヨガインストラクターとして就職後、26歳の時にフリーランスになりました。入学前はコロナ禍ということもあり会社に属し、ヨガインストラクターの養成スクールの運営をしていました。入学したタイミングで学習にも力を入れたかったので、時間の調整が効くフリーのヨガインストラクターに戻りました。ヨガ業界はみんな基本フリーランスという形態の方が多いですね。
■学習しようと思ったキッカケは?
コロナ禍の影響です。ヨガの業界にもかなり影響が大きく、自分自身がフリーランスとして働いていくにはヨガの仕事だけでは安定できないと感じたのがきっかけです。ヨガだけではなくもう1つ自分にスキルをつけたいと思い、パソコン1つで仕事ができるWebデザインの学習をしてみよう思いました。
■なぜWebデザインに興味を持ったのですか?
会社にWebチームがあるのですが、ヨガスクール運営をするにあたってレッスンや講座を開催するとなったとき、その部署とやり取りすることが多かったことがきっかけです。講座の広告やチラシの作成などを一緒に話し合って作っていたのですが、私もクリエイティブ側の仕事がしてみたい!と思いWebデザインの仕事に興味を持ちました。
■未経験からの学習に不安はありましたか?
日々PCを触るという職では無かったので少し不安はありましたが、Word・Excelなどの事務仕事は出来るので大丈夫かなと思いました。実際入学後、映像教材も基礎の基礎から分かりやすく説明してくれましたし、映像なので分からないところは巻き戻しや再生停止などが出来るので自分のスピードで理解できました。また、映像教材は1つの授業が10分程度のものが多かったので、確実に少しずつ理解しながら進められました。
2.対面指導だからこそ得られる+@の知識とは
■実際に入学してギャップはありましたか
自分が知らない分野を勉強していくので、ギャップは特に無かったです。説明会で週15時間は勉強しようと聞いたことがすごく頭に残っていたので、とりあえずそれを意識して学習するようにしていました。
■実際に週15時間勉強時間確保できましたか?
毎週ちゃんと15時間というのは出来ていなかったと思います(笑) 性格的にやる気が出る日と出ない日が極端に分かれるので、やる気がある日は1日9時くらいやっていましたが、まったくやる気が起きない日は学習しないということもありました。なので、トータルみて週15時間確保できていたのかなと思います(笑) 映像教材を見て学習する時期は1コマ10分程度で終わるので、やる気が出ない日でも1本だけでも見るということが出来たのは良かったです。
■1週間の学習スケジュールはどう決めていましたか?
入学直後にかなり細かいカリキュラムを渡されるので、それ通りになるべく学習するようにしていました!ヨガの仕事も週4~5日はしていたので、毎日勉強というよりかはやる気のある日にがっつり学習する!というスタイルでした。他の生徒さんは毎日勉強している方もいたので、自分に合った学習スケジュールを決めるのが良いと思います。映像教材が1コマ短時間で済むので、個人個人にあったスケジュールが決められると思います。
■山下さんはよく来校されていましたね!週どれくらい来ていましたか?
週に1回、多いときは2回ほど来校していました。最初は毎週違う曜日に行くようにして、いろんな先生から指導を受けるようにしていました。いろんな先生がいるのでそれぞれ得意分野があり、デザインでつまずいたときはデザインが得意な先生に聞いて、コーディングでつまずいたらコーディングが得意な先生に聞いてと出来たので先生が毎日違うという部分はよかったポイントです。入学直後は先生の性格や話し方の部分でしか捉えることが出来なかったですが、学習を進めながらいろいろな先生にフィードバックを受けスキルがつくことで、先生の得意分野まで感じ取ることができるようになったので、自分に確実なスキルがついているなと肌に感じることができました。
■ちなみによく指導を受けた先生はいますか?
木曜日にいらっしゃる安井先生です!木曜日たまたま休みが多かったという理由もあるのですが、先生という立場だけど生徒にも対等に、フランクに話してくれました。また指導してくださるときは、会社に入ったときの考え方や分からない時の解決方法など学習やスキルの部分以外の+@まで教えてくださりました。実は入学前オンラインのみのスクールも検討していたのですが、対面指導だからこそそういった会話ができると思うので通学型にしてよかったと思う点です。特にその場の温度感は画面では全く伝わらないので、質問するタイミングがつかめなかったり時間が制限されていたりと、きっと学習にも大きく影響していただろうなと今となっては思います。
■一番大変だった学習は?
中間課題です!1ヶ月でLPを制作しないといけなかったのでギリギリまで頑張りました。でもこの中間課題を乗り越えたからこそ、卒業制作の時にコーディングの部分はほぼつまずかずやり切ることができました。難しい部分も沢山あったので、先生方を振り回すくらい質問を沢山しましたが…(笑) コーディングのスキルは中間課題でしっかりつけることが出来たと思います。
※LPとは・・・「ランディングページ」の略称。訪問者に申込や問い合わせなどのアクションを誘導することに特化した1ページ縦長のレイアウトのページのこと
▶デジハリの中間課題って?
入学後4ヶ月目に課される中間課題。「スグ食べ」という野菜の宅配サービスの架空LPサイトを制作するという内容です。課題内容は全員同じですが、指示書のみの課題となるので一人一人全く違うデザイン・コーディングになります。
実際の現場でもサイト制作期間は平均1ヶ月なので、卒業後すぐに現場に入ったときでも、スピード感やスケジュール感が分かった上で制作することが出来ます。
ぜひ検索エンジンで「スグ食べ」で検索してみてください!これまでの卒業生が作成した色々な「スグ食べ」のサイトが出てきます。同じ課題・指示内容でも、様々なデザインが生み出されることの面白さを体感できますよ!
3.大切なのは「デザイン力」だけではないと知れた理由とは
■卒業制作はどうでしたか?
まずクライアント探しからのスタートでした。自分のInstagramのアカウントでクライアントを探していることを発信しました。すると、意外と3人くらいから連絡がきたのでびっくりしました!発信してみるものだなと思いました。また、自分の身近な人がクライアントだったおかげで、やりとりもスムーズにできたのでよかったです。
卒業制作では、これまでに制作したことがない「スマホファースト」のタイプにしました。
■「スマホファースト」とはなんですか?
スマホファーストとはPCでの閲覧ではなくスマートフォンなどモバイルデバイスでの閲覧をベースとして考えたデザインのことです!色々な先生から指導を受ける中で、このタイプがあるということを知りました!クライアントがネイルサロンで、お子様のいる30代が多い客層と伺っていました。パソコンを開くより携帯で片手でサクッと予約まで完結できるスマホが便利だと思ったのでスマホファーストを採用しました。
▼山下さんの卒業制作はこちら!
■半年間、学んでみてどうでしたか?
20代最後の挑戦だとおもってやり切りました。本当に学んでよかったです。入学する前はデザインに対してかわいいなとかおしゃれだなと捉えるだけでしたが、学習してみてデザインの意図などまで考えられるようになりました。またデザインをする上で大切なことはデザイン力だけではなく、ヒアリング力やクライアントによりそうこと、そして提案力も大切だと感じました。スキルだけを習得したのではなく、思考や考え方・実務まで学べたのでよかったです。
■そう思えたのは特にどの学習の部分ですか?
実際のクライアントワークである卒業制作です。課題ではあるものの実際の制作に変わりはないので、これまで行ってきた架空の課題では得られなかった部分だと思います。私のクライアントさんは子育て中だったため返信などが大変そうだったので、いかに一度のヒアリングでクライアントの意思を汲み取るかということに注力しました。ヒアリングの際、他のネイルサロンのWebサイトが掲載している内容でいいなと思ったものをこちらから提案するなど、クライアントにイメージを抱いていただきやすいようにしました。私は身近な人がクライアントだったので今回はお互いの意思疎通が無事に上手くいきましたが、他の2月生の人と話しているとその部分に苦戦している人もいました。他の生徒さんのお話しを聞く中で学ぶことも沢山あったので、今後現場に出たときは活かしていこうと思います。
■たしかに2月生はクラス内で交流が多かったですね!どうやってはじまったのですか?
2月生のある生徒さんが交流会をしませんか?という発信をしてくれたのがきっかけです!実は私も他の生徒さんと交流がしたくて、発信しようかな~と思っていた時に丁度そういった発信があったので嬉しかったです。
実際に日々やり取りを交わし、学習の進捗や分からないところをシェアできたりしたので勉強のモチベーションにかなり繋がりました。みんな頑張っているから自分も頑張らなければと奮い立たされましたし、もし交流がなかったらきっと3月生へ移行していたと思います…。
クラスの交流だけでなく、Webデザイナーコース全体の交流会であるぷちハリも定期的に開催されたのでそれにも参加しました。そこでは2月生以外の方ともお話しできました。卒業生にも話を聞くことができたので、就活の話などもきけたので良かったです!交流は積極的に行ってよかったです。
4.学校に行けばモチベーションが上がる!なんば校が良かったワケ
■デジハリ「なんば校」でよかったと思うことはありますか?
なんば校は唯一WeWorkに入っているので、環境が他の学校や他のデジハリ校舎よりも格段に良くモチベーションがずっと高く持ち続けられました!WeWorkは現役フリーランスの方が沢山いらっしゃるので、自分の理想とする働き方をしている人が沢山いる環境で学習できることが本当に刺激でした。こんな風に自分もなる為に、今は頑張らないと!と思えたのが良かったです。この空間が好きな方は、本当におすすめです♡ドラマみたいな空間ですよ!ここでいつか働きたいな~とも思っているくらいです(笑)
▶STUDIO なんばが入居する WeWork ってどんなところ?
■今後の目標はありますか?
今は以前ヨガスクール運営会社にいたときのWebチームのような仕事ができたらいいなと思っているので、企画職の中でWeb制作やマーケティングができるお仕事ができればいいなと思っています。いずれフリーランスWebデザイナーとしても確立させていきたいと思っているのですが、いきなりフリーランスとしてではなく会社に入って仕事の流れなどをしっかり身に着けたいなと思っています。ただ、ヨガの仕事も好きなのでWebデザイナーと二足の草鞋がはけるように頑張りたいと思っています!
5.これから Web デザイン学習を始める方へメッセージ
■入学検討者へ伝えたいことはありますか
不安はもちろんあると思うのですが知らないことを学習するので、飛び込んでみてから考えてみないと分からないのでは!と私は思います。実際に他の受講生の方と交流をしてみて、本当に様々な働き方・年齢の方がいらっしゃったのでモチベーションをしっかり持ち続けることさえできれば確実なスキルは誰しもつくと思います。
また、デジハリはWebスクール業界で有名なので就活の際にも名前は響くなと感じますし、何より歴が長いので安心感があります。最近は沢山スクールがあるのでいい意味では選択肢が増えますが、先生のスキル感や学習の内容などは本当に吟味したほうがいいと思います。なんば校は唯一無二の空間に開校してあるので、この空間が気に入った方は飛び込んでみてほしいです!
沢山の受講生の方々より、なんば校の空間すごい!モチベーションが上がる!というお声を沢山いただきます。
校舎のご案内からコースの説明までマンツーマンでしますので、お気軽に校舎へおこしくださいね!