最近社会現象となっているポケモンGO。1996年のゲーム発売から20年がたちました。
そんなポケモン、実は2013年にあるCGアーティストの手によってリメイクされた上記の作品が、
web上で話題になっていたのをご存知でしょうか？
今回は、まだまだ知られていないCGの世界をご紹介します。
CG技術を用いたこの作品はゲームのクリエイティブとはテイストが異なり、非常にリアルな作品となっています。
今回はこのポケモンの作品をもとに、まだまだ知られていないCGの世界をご紹介します。
日本人CGアーティストが世界で活躍中！？
話題となったこのポケモンたちは、実は日本人のCGアーティストが制作したものです。
制作者は、フリーCGアーティストの森田 悠揮さん25歳。
2013年には「CGstudentAwards 2013」で世界3位に選ばれた実力の持ち主です。
現在は主に生物やクリーチャー造形(モデリング)で、映画、ゲーム、テレビなど幅広い分野で活躍されています。
森田さんのポケモン以外の作品を、ここでいくつかご紹介します。
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作品タイトル：chimera
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作品タイトル：SILHOUETTE
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最初のCGは簡単な図形を作るだけ！？時代とともに飛躍的に技術が進化
CGの歴史の始まりは1960年代です。
ですがそのころのCGの技術は今とは全く違い、簡単な図形を作成することができるだけのものでした。
本格的に使用されるようになったのは、1980年代以降のことです。
世界で初めてCGが使われたのは映画「トロン」
ですがこのころはまだCGという技術はほとんど知られておらず、かなりニッチな領域でした。
そんなCGを世間に知らしめたのが1993年公開の映画「ジュラシックパーク」です。
それからのCG技術の進歩は、私たちの記憶にも新しいところですね。
最近だと森、木、背景、そのすべてがフルCGで作られたことでも話題になった映画「アバター」(2009年公開)も
CG技術が新しい段階に進んだことを感じさせてくれました。
CG制作で用いられるMayaというソフトの画面
「CG＝映画で使われている技術」ではない！？
CGは映画から世の中に認知されていったため「CGと言えば映画」というイメージを持つ方も多いかと思います。
ですが、すでに色々なところで活用されているのです。
たとえば、住宅や工業製品を設計するときの製図。
以前は手書きで描かれていたものが、コンピュータで描かれるようになり、
現在はそれがさらに立体的に、3Dで描かれるようになりました。
また医療の場面でもCGは多用されるようになっています。
レントゲンではわからない人体の内面までも、CGによって、より精密に把握することができるようになりました。
住宅の完成イメージCG。こちらは広告やチラシなどで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
森田さんがCGクリエイターの一歩を踏み出した場所とは？
森田さんに作成していただいたデジタルハリウッド専門スクールCGコースのコンセプトビジュアル
今回ご紹介したCGアートを作った森田さんがCGの世界に足を踏み入れたのは大学生の時。
高校生の時にみた映画「アバター」をきっかけに真剣にCGを勉強したいと考えるようになった森田さんは、
大学2年生の時に社会人向けCGクリエイター育成スクール、デジタルハリウッドの1年制コースに入学なさいました。
そこからは24時間使用できる学校の自主学習教室を活用したり、年代職種様々なクラスメイトと切磋琢磨しながら、
CGのスキルを磨いていかれました。
森田さんも最初は普通の大学生。
専門的なCGの技術を学びながら作品を作り続けることで、CGアーティストとして世界で活躍されるまでになりました。
森田さんが講師を務める授業もあるデジタルハリウッドでCG技術を身につける！
CGアートの世界はいかがだったでしょうか。
現在では世界でトップクラスのCGアーティストとなった森田さんも、最初はデジタルハリウッドで基礎から学習しながら技術を身に着け、現在はCGの世界の最前線で活躍されています。
デジタルハリウッドでは第二・第三の森田さんを輩出し、CG技術の発展を目指す取り組みを続けています。
森田さんが一部講師を務める授業も実施しています。
皆さんが思っている以上にCG技術は年々身近なものになってきています。
CG技術に興味を持っている方のチャレンジを、デジタルハリウッドではサポートいたします！
