デジタルハリウッドSTUDIO三宮 ブログ

<イベントレポート>デザインの前と後
~人に届くデザインを考える~【STUDIO三宮】

2023-09-30

突然ですが…
みなさんは友達や家族に
「デザインってなに?」
と聞かれたらどう答えますか?


こんにちは!STUDIO三宮です!


今回は、グラフィックデザインを中心に活動している、株式会社デザインヒーローの代表である和田 武大さんにご登壇いただきました!

ソフトを使った体系的なデザインお話ではなく、新しい視点を持つこと、日常で使えるアイデアや思考に落とし込むこと、「デザイン」とはなにかという定義について、和田さんの考えをもとにお話いただきました!

登壇者紹介

和田 武大

株式会社デザインヒーロー/デザイナー


専門学校卒業後、デザイン制作会社を経て、2014年7月独立。
グラフィックデザインを中心に、市民参加型イベントや教育現場などに活動の場を拡大しつつ、社会的なプロジェクトに関わる。デザインを広く見つめ直し、取り組み中。デザインの前後を大切にし、誰かにとってのヒーローになれればと願い、様々な課題に向き合い活動中。


講義内容


★ まずは「デザイン」の定義を考える


★★ 次に「デザイン」の前の話を理解しよう


★★★ 最後は「デザイン」の後の話を考えよう


「デザイン」の定義を考える

定義を考えるため、参加者みんなで「デザインとはなにか」を説明してみるワークに取り組みました。

友達に説明するとき、会社の人に説明するとき、小学生に説明するとき、それぞれの状況を想像して『デザイン』についての説明文を参加者に書いてもらいました。


こちらを読んでいるあなたも考えてみてください。

友達・会社の人・小学生に説明するとなったとき、まったく同じ文章や表現を使う人はいるでしょうか。

おそらく皆さん、それぞれに伝わりやすいような文章、表現を考えるのではと思います。


このように「伝えたい人に伝わるように工夫すること」自体がデザインであり、大切なポイントです!

「デザイン」の前の話を理解する

定義について考えたあとは、デザイン作業に入る前の準備について考えます。




① 情報整理

デザインの前に、まずは言葉が重要。

クライアントの要望や目的を見きわめるため、打ち合わせや質問を通して情報整理をする。


② 企画・設計
周囲の人と話す。別の視点が入って初めて気づくこともある。


③ 人に届く
プロジェクトに関わるメンバーが、自分ごとにできるようなしかけを作る。誰に何を届けるのか想像する。

「デザイン」の後の話を知る


後半は、「デザイン」の後の話を知る をテーマに、和田さんが用意したトピックから参加者が気になるものを選択し、解説いただきました。

選ばれた「視点を変える」トピックでは、はさみの魅力を伝えるという目的に対し、切れ味ではなくはさみの音に着目した展示企画「はさみのおと展」や、地域活動など仕事でない場面で職能を生かした際のお話など、デザイナーとして関わることができる領域の幅広さについて、さまざまな実例とともに紹介いただきました。

「デザイン」という言葉には人それぞれ考えや思いを持たれています。今回はその考えを今一度見つめなおす時間になりました。

 

まだ手を出していないが、デザインに興味がある、もっとデザインのことを知りたいという方はまず一度無料相談会へお越しください。ご希望に沿ったお話を個別でお伺いします。今ならリスキリング制度で受講料を抑えて学習することも可能です!詳しくは下記画像よりご覧ください。





その他のSTUDIO三宮のブログ

BLOGS