デジタルハリウッド東京本校 ブログ

世界最大のCGカンファレンス『SIGGRAPH』について、ご紹介します!

2018-09-22

こんにちは。
東京本校スタッフの坂上です。

本日は、世界最大のCGカンファレンス『SIGGRAPH-シーグラフ-』について、ご紹介いたします!
クリエイティブ業界の最新の動向に興味をお持ちの方や、海外就職をお考えの方、世界で活躍するクリエイターを目指している方は必見です。
ぜひ、最後までご覧ください。

▼SIGGRAPHとは?

SIGGRAPHは、年に一度開催される『 世界最大のCGカンファレンス(学会)』です。
CGやアニメーション、VR/ARコンテンツ、テクノロジー、ゲーム、デジタルアートなど分野は多岐に渡り、各分野の世界中の多くの研究者により最新の論文発表やデモンストレーション、技術解説などが行われます。
また、研究者のみならず、Autodesk (Maya,3ds Max,Softimage XSI)、NewTek (LightWave 3D)といった大手の3DCGソフト会社が、この場で自社ソフトの最新版の発表をすることも多いです。
第1回目が1974年に開催され、2008年からは冬にアジア地域にて行われるSIGGRAPH ASIAが開催されています。

▼見て、聞いて、体験できる豊富なプログラムが待っている!

プログラムは 全25個 という豊富な構成となっており、
ArtPapers (アーティスト、理論家、歴史家、研究者による作品展⽰)
Games (ゲーム開発の未来についてのプレゼンテーションや成果発表のスペース)
Posters (コンピュータグラフィックス、インタラクティブ性に関連する研究とアイデアを発表するスペース)
Virtual, Augmented and Mixed Reality (VR / ARの未来に関して体験・学習・遊べるスペース)
など様々です。

中でも【 Comouter Animation Festival 】は、エレクトリックシアターとVRシアターの両⽅から構成されている、映画芸術科学アカデミー公認の映像作品の祭典となっています。ここで上映される作品は、世界中から応募された数百本を超える作品の中から、審査員によって選び抜かれた作品たちです。過去、ここで発表されたいくつかの作品は、最優秀短編アカデミー賞にノミネートもしくは、受賞しているんですよ!
SIGGRAPHに来たら必ず見るべきスペースとして、多くの来場者が訪れます。

SIGGRAPH2018にて上映された作品のハイライトはこちら!

▼実際に現地へ行ってきました!

デジタルハリウッド東京本校では、受講生のみなさんより有志を募り、SIGGRAPHツアーを毎年行っています。もちろん、デジタルハリウッドの講師がみなさんと一緒に渡航し、現地でのサポートを行います。海外で活躍しているデジタルハリウッドの卒業生の方々もSIGGRAPHにたくさん訪れますので、現地で『先生!』なんて声をかけられることもしばしば。また、卒業生と在校生の交流も、このSIGGRAPHツアーの醍醐味といっても過言ではありません。

現地での、実際の会場の様子をご紹介します!

バンクーバー到着!会場がとても大きいんです!端から端まで見て回るには体力が必要です…!

早速、VIRTUAL, AUGMENTED AND MIXED REALITYエリアへ。『The Invisible』は、ARのFPSゲーム。スマホの向こうに半透明のエイリアンが出現するので、銃を使って戦うのですが、うわー!まさに目の前にモンスターがっ!!という体験でとて興奮しました!

プロダクションギャラリーを散策。日本未公開の『アントマン&ワスプ』『シュガーラッシュ2』『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』などの映画で使われた衣装やデザイン画や小道具などが、展示されていました!すごい!こちらは、アントマン&ワスプの衣装です!

今年の機器展示はバンクーバーの学校さんのブースが多い印象。一方で、UnityUnrealEngine,
NVIDIA,Googleも目立ってます。また、モーションキャプチャーブースでは、今年はモーションキャプチャー用のスーツ(カメラ不要)が流行っている模様!OculusやVIVEを使ったデモをしてる企業が多いのは、昨年からの流れですね。

また、各ブースにて1時間ごとに行われている技術解説セミナーなどにも出席!
どのセッションでも、作り上げていく過程では「観察⼒」「試⾏錯誤」をとても⼤切に扱っていると、熱くお話しされていました。
答えだけを求めるのではなく
答えに近付くための努⼒を重ねること
これは、モノづくりにおいてとても重要なことですので、これから新しいことを始めるか方、すでに始められている方問わずに大切にしていただけたらと思います。
そして、卒業生も大活躍!
本学卒業生の 比嘉 了氏 が見事、EMERGING TECHNOLOGIESに入選されました!
Sony Computer Science Laboratories, Inc.(CSL)の研究者の方との共同作品で、プロジェクターが装着されているヘルメットを被り、周囲にプロジェクションマッピングをする作品です。スタビライズを自動調整し、頭が動いても映像は既存の位置に投影されるという、インタラクティブアートとなっております。
※写真右:比嘉了氏

▼海外就職を目指すならJob Fair Opportunitiesへ!

Job Fair Opportunities は、SIGGRAPHを構成するプログラムの1つで、クリエイターとプロダクションが直接会うことができ、その場でデモリールの閲覧を依頼することや、次回のアポイントを取り付ける事ができる場となっています。
各企業ブースでは、担当者の方々と直接やり取りすることができ、デモリールの構成や技術力に対して『良し悪し』をはっきりと伝えてくださいます。自社に受かりたいのであれば、デモリールはもっとこうした形のほうが良いなど、丁寧に指導やアドバイスをその場で行っていただけるのも対人ならではの魅力です。

そして、今回は本学卒業生の方が求職のために来場すると聞き、密着取材を⾏いました!

REEL FX
彼女はモデラー志望なのですが、デモリールを⾒るなり担当の方よりお叱りの⾔葉が…!
「モデラー志望ならばこのデモリールではダメ。完成したショットではなく、ターンテーブルから始めるべき」
「モデラーとして興味がわくデモリールにしないとダメ、UVとターンテーブル、完成したレンダリングを丁寧に⾒せると良いわ」
「2つか3つ、まずはそこからね」
より良いデモリールにするにはどうしたらよいのかなど、具体的なアドバイスをしっかりくださいました。

ILION - Animation Studio
「モデラーの仕事は来年の夏まで無いから、またそれ位に応募してみて欲しい。」
「デモリールの情報量が多すぎ、詰め込みすぎかな︕」
「⼀番良いものとその次に良いものにフォーカスして纏めないと」はっきりと、募集している職群を伝え、その場で断るのが⽂化の様です。
ですが、平均10〜15分とお時間を取ってくださる担当の方々。後ろに⼈が詰まっていようとも、丁寧に話をしてくださいました。

様々な企業を回り、アドバイスをもらいました。もちろん、彼女の手掛けてきた作品や経歴からオファーの声もありましたが、希望職種とは違う職種でのオファーでした。

それも踏まえたうえで、よりモデラーの魅力が伝わるデモリール制作に注力し、モデラーとして就職を目指すそうです。
夢を追いかけ続ける彼女の挑戦を、陰ながら応援しております。

また、SIGGRAPH2018は、バンクーバー(カナダ)での開催となっており、前年のアメリカ開催時よりも参加企業数が 約3倍 とのこと。
これは、アメリカでのビザ取得が厳しくなっているため、バンクーバーやモントリオールなどカナダの方がアメリカよりも、就職のチャンスがあるという状況が関係しています。
海外就職を目指している方は、各国のビザの発行条件や期間などを詳しく調べ、早めの事前準備をお勧めします。
いかがでしたでしょうか。
2019年も実施予定ですので、ご興味のある方はぜひ現地を訪れてみてはいかがでしょうか。


そして、冬にはSIGGRAPH ASIAが開催されました!
2018年のSIGGRAPH ASIAは、初の 【 東京開催 】 となり、
日本では、横浜(2009年)、神⼾(2015年)に続いて、東京(2018年)は3度⽬の開催です。
SIGGRAPH ASIA2018では、キーコンセプトを『さまざまな分野の⼈や企業、エンターテイメント、テクノロジー、アートがこれまでの枠を越えてクロスオーバーする場所』としており、
多様な⼈々、⽂化、デジタルメディアイノベーションが集まる東京が開催地となりました。

SIGGRAPH ASIA2018の実施日
会期:2018年12月4日(火)∼12月7日(金)
カンファレンス:2018年12月4~7日
展示会:2018年12月5~7日
会場:東京国際フォーラム (有楽町)
主催:ACM SIGGRAPH
SIGGRAPH ASIA 2018 公式サイト

▼そして舞台は、SIGGRAPH ASIA2018へ!

この度、デジタルハリウッドは ゴールドスポンサー として、SIGGRAPH ASIA2018に出展いたしました!

SIGGRAPHASIA デジタルハリウッドブース

少し高いところからパシャリ。見ての通り、デジタルハリウッドのブース、ものすごく大きいんです!

SIGGRAPHASIA デジタルハリウッドブース

近くによってパシャリ。デジタルハリウッドのロゴがライトアップされて、とてもきれいでした!

このデジタルハリウッドブースでは、

12月5日(水)13:00/15:00 トランジスタ・スタジオ 秋元純一氏が詳解する『Houdini Live Work』
12月6日(木)13:00/15:00 DHU マイケル・ブランセ教員による『Technical Art in Unreal 4』(英語のみ)
12月7日(金)13:00/15:00 株式会社画龍 早野海兵氏による『3dsMAX Generalist Evolve』

を実施いたしました。
各回、たくさんの方にご来場いただき、大盛況のデジタルハリウッドブースとなりました!
たくさんのご来場、ありがとうございました。

CGヒーローズ

また、今回登壇された3名の講師陣の方々に、直接指導を受けられる講座をデジタルハリウッド東京本校で開講!
講座はすべてCG ソフトウェアスキルのある方が対象。
現在専門学校や大学で3DCG を学んでいる方、CG 映像業界の現場で働いている方は、もうワンランク上のテクニックを習得するチャンスです。

早野講師、秋元講師、マイケル講師に授業を受けられる 【 CGヒーローズ 】 の詳細はこちら!

SIGGRAPH ASIA2018 ロゴ
SIGGRAPH ASIA2018 ロゴデザイン

そして、SIGGRAPH ASIA2018を飾るこのロゴ。
サイトや会場など、様々なところで目にされた方が多いのではないでしょうか。

実は、SIGGRAPH ASIA2018のロゴは、デジタルハリウッド大学の学生が制作を担当していました!
ACM SIGGRAPHのロゴで「人」という漢字(他にも富士山の頂上や東京タワーの頂点など、様々な意味を内包している)が囲まれたデザインとなっているとのこと。
たくさんの方々に、このロゴを観ていただけて、我々も嬉しい限りです。

最後に、デジタルハリウッド東京本校では、海外就職を目指す方向けのセミナーも開催しております。
セミナーの様子をブログにて紹介しておりますので、こちらもぜひご覧ください。

Jump into the world!
世界で活躍するCGアーティストに学ぶクリエイティブの真髄 ~2018 summer~

第1回「イマイズミ式! 海外CGプロダクション就職セミナー」
ゲスト 今泉 隼介氏 (3DCGモデラー:株式会社モデリングブロス)
モデラーとして、12年間のアメリカ生活でのご経験をもとに、海外での働き方や働く意味についてお話しいただきました。

第2回 Pixar Animation Studios アニメーター 原島朋幸氏による
「インクレディブル・ファミリー」メイキングセミナー

ゲスト 原島 朋幸氏(アニメーター:Pixar Animation Studios)
アニメーターとして制作にかける思いや、どのように制作が進行していくのかなどについて、
原島氏が手がけられているシーンをもとに、メイキング形式にてお話しいただきました。

▼国内外問わずに活躍するCGアーティストを目指したいとお考えの方は、
 先ずはスクール説明会へご参加ください!

授業見学&体験してみよう!

デジタルハリウッド東京本校では、個別のスクール説明会を実施中!

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※ご予約の際、ご希望のスクールは『東京本校』をご選択ください。

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