フロントエンドエンジニアってどんな仕事?Web業界で活躍するにはどんなスキルが必要?
この記事では、現役でWeb制作会社に勤務するTさんに、仕事内容ややりがい、必要なスキルについて詳しくインタビューしました。
こんにちは。Webデザインを日々勉強しながら、STUDIOを裏側で支えている中の人Tです
Tさんは“ フロントエンドエンジニア ”として活躍中。聞き慣れない職種かもしれませんが、 Webサイトの「見た目」と「動き」をつくる、いわばWebデザイナーとエンジニアの橋渡しのような存在 です。
コーディング(HTMLやCSS、JavaScriptなど)を中心に、時にはバナーをつくったり、WordPressでフォームやテンプレートを構築したり、クライアントとの打ち合わせに参加することも。デザインや設計を形にしていく、まさに“職人”のような仕事です。
Q1.現在の役職とお仕事の内容を教えてください

主にWebサイトのコーディングを担当しています。割合で言うと、コーディングが7割、JavaScriptなどのプログラミングが2割ほど。たまにバナーなどのデザイン業務も行います。
また、案件によってはディレクターとして企画段階から関わることもあります。受け取ったデザインをそのまま再現するだけでなく、どうすればユーザーにとって使いやすくなるか、技術的にどう実装するかなどを考えながら、制作全体に関わっていく仕事です。
Q2.フロントエンドエンジニアになるまではどんなお仕事をしていましたか?
もともとスーツを着たサラリーマンにはなりたくないと思っていて、“手に職”をつけたくてWeb業界に飛び込みました。
前職ではデザイン寄りの仕事が多く、広い領域に関わらせてもらったおかげで、今の仕事にも活きる経験ができたと思います。
Q3.仕事のやりがいや面白さはどんな場面で感じますか?
やっぱり、自分がつくったサイトが世の中に出て、たくさんの人に見てもらえることですね。大きなプロジェクトに関われたときには「これ、自分が作ったんだ」と誇れるのが嬉しいです。
特に印象的だったのは、地元・香川県のサッカークラブ「カマタマーレ讃岐」の公式サイトをリニューアルした仕事です。熱烈なサポーターでもあるので、自らデザイン担当を申し出ました。思い出深い仕事ですね。
Q4.仕事の難しさを感じる場面や困難なことはありますか?
この仕事は、突き詰めると“自分との闘い”なんです。入ったばかりの頃は「自分に向いているのかな?」と悩むこともありましたし、実力に自信がなかったこともありました。
ただ、年々経験を積むことで、そうした不安は少しずつ薄れていきました。今はむしろ「この課題、どう攻略しようか?」と前向きに捉えられるようになっています。
Web業界は変化が激しくて、新しい技術が次々と登場します。だからこそ“学び続ける姿勢”と“好奇心”がないと、ついていけない世界 ですね。
Q5.フロントエンドエンジニアはどんな人に向いている仕事だと思いますか? 受講を検討している方へのメッセージもお願いします!

細かいところに気づける人、そして“妥協しない職人気質”を持っている人 だと思います。
「そこまでこだわるの?」と周りが驚くほど、細部にこだわってつくり込む 人が多いですね。そんな “こだわり力” が活きる仕事です。
あと、STUDIOのトレーナーとして言いたいのは、一人で悩まず、ぜひトレーナーを頼ってほしいということ。業界の現場で得た知識や経験は、独学ではなかなか得られません。
自分の「好き」を大切にしながら、自分なりのペースで進めば大丈夫です。展覧会に行ったり、デザインに直接触れる体験も大事にしてくださいね。応援しています!
Webデザイナーのお仕事をもっと知りたい方はこちらもチェック!
■Part.1 ディレクター編 → インタビューをみる
■Part.2 デザイナー編 → インタビューをみる
デジハリ高松ってどんなところ?誰が通っているの?
あなたもWebクリエイターへの第一歩を踏み出してみませんか?

デジタルハリウッドSTUDIO高松では、無料のスクール説明会を随時開催しています。
講座に関するご質問、STUDIO設備の見学、動画教材の無料体験などお気軽にご予約ください!
※ご予約の際、ご希望スクールは「STUDIO高松」を選択ください。