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【特別企画】Web業界に興味ある方必見!現役Webクリエイターが語る仕事のあれこれ Part.1ディレクター編

2025-05-21

Webディレクターってどんな仕事?Web業界で活躍するにはどんなスキルが必要?
この記事では、現役でWeb制作会社に勤務するDさんに、Webディレクターの仕事内容ややりがい、必要なスキルについて詳しくインタビューしました。

Webディレクターは、Webサイト制作を成功に導くプロジェクトの“司令塔”ともいえる職種です。この記事では、実際の仕事内容や必要なスキル、やりがい、向いている人の特徴についてご紹介します。



こんにちは。Webデザインを日々勉強しながら、STUDIOを裏側で支えている中の人Tです。

「Web制作の現場ってどんな仕事をしているんだろう?」「デザイナー以外にはどんな職種があるの?」そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。私自身、受講生の皆さんと接する中で、そういった声をよく耳にします。

そこで今回は、実際にWeb制作会社で活躍している現役のWebディレクター・Dさんにお話を伺いました。デザインやコーディングだけじゃない、Webの世界の“司令塔”ともいえるディレクターのリアルをお届けします!

Q1.現在の役職とお仕事の内容を教えてください

私はWebディレクターとして、 クライアントと制作チームをつなぐ橋渡しの役割 を担っています。営業やプランナーが受けてきた案件に対して、 企画の立案やサイト設計、素材の手配、進行管理などを行うのが主な仕事 です。

最近では、Webサイトにとどまらず、SNS運用や広告キャンペーンなどプロジェクトの幅も広がっていて、より総合的な提案力が求められるようになってきました。

中でも特に重要なのが「進行管理」と「予算管理」。チームがスムーズに動けるようにスケジュールを調整したり、コストを把握しながらプロジェクトを進める必要があります。納期直前の修正や予算超過など、予期せぬハプニングも多いので、柔軟な対応力が試されますね。

Q2.これまでのキャリアについて教えてください。

元々は住宅資材メーカーで営業をしていましたが、「これからはインターネットの時代だ」と感じ、Web業界への転職を決意したのが20代後半の頃です。

今のようにスクールや情報が充実していなかった時代なので、すべて手探りでした。設立間もない制作会社に転職し、営業から制作、ディレクションまで幅広く経験を積む中で、少しずつ道が開けていきました。

Q3.仕事のやりがいや、難しさを感じるのはどんな時ですか?

自分が考えた企画をクライアントが採用してくれた時は、やっぱり嬉しいですね。「これでいきましょう!」と言われる瞬間は、何度経験してもやりがいを感じます。

一方で、提案がうまく通らなかったり、方向性のズレが出たりと、難しさを感じる場面も多々あります。特に納期が迫っているときの判断や調整はプレッシャーが大きいです。

でも、トラブルを乗り越えて無事に公開されたときの達成感は格別です。Webサイトって“形”として成果が見えるので、それがこの仕事の面白さでもあります。

Q4.これからWeb業界を目指す人にメッセージをお願いします!

「Web業界に興味はあるけど、デザインやプログラミングが得意じゃない…」そんな方こそ、ディレクターという選択肢をぜひ知ってほしいです。

ものづくりが好き、人と関わるのが好き、チームで何かを成し遂げたい──そんな想いがある人は、きっとこの仕事に向いています。コミュニケーションが多く、調整力や俯瞰力が求められますが、自分のアイデアがプロジェクトを動かす瞬間は、本当にやりがいを感じます。

そして何より大事なのは、続けること。うまくいかないことがあっても、地道に続けていれば、ちゃんと道は開けてきます。私自身もそうやってここまで来ました。

Web業界には、表に出る華やかな仕事だけでなく、裏方としてチームを支える多くの役割があります。その中でも、ディレクターはプロジェクトの“軸”となる存在。将来を考える上で、選択肢のひとつとして心に留めていただけたら嬉しいです。

Webデザイナーのお仕事をもっと知りたい方はこちらもチェック!

■Part.2 デザイナー編 → インタビューをみる

■Part.3 フロントエンドエンジニア編 → インタビューをみる


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