デザイナーってどんな仕事?業界未経験から目指すには何が必要?
この記事では、現役で制作会社に勤務し、アートディレクターとしても活躍するOさんに、仕事内容ややりがい、必要なスキルについて詳しくお話を伺いました。
こんにちは。Webデザインを日々勉強しながら、STUDIOを裏側で支えている中の人Tです。
「未経験からデザイナーって本当に目指せるの?」
「グラフィックやWeb業界で働くには、どんなスキルが必要?」
そんな疑問を持つ方に向けて、今回は未経験から制作会社に転職し、現在はアートディレクター兼デザイナーとして活躍するOさんのリアルな仕事やキャリアについてインタビューしました。
デザイン業界への転職・キャリアチェンジを考えている方、ぜひ参考にしてみてください。
Q1.現在の役職とお仕事の内容を教えてください

Oさんは現在、制作会社で アートディレクター兼デザイナー として働いています。手がけるのは Webだけでなく、UI/UXやコンテンツ設計、ビジュアル制作 など多岐にわたるそうです。
「プロジェクトによっては撮影にも同行して、どんな写真が必要かをカメラマンに伝えることもあります。デザインって、見た目だけじゃなくて“伝え方”全体を設計する仕事なんだなと感じています。」
クライアントと直接話す機会がある一方、広告代理店や社内ディレクターを通じて進行する場合も多く、関係者との丁寧なコミュニケーションが欠かせないとのことです。
Q2.未経験からWebデザイナーになるまではどんなお仕事をしていましたか?
「20代半ばまでは、官公庁や商社で営業事務をしていました。でも、“このままでいいのかな”ってずっと感じていて。」
もともと絵を描くのが好きだったOさん。社内報にイラストを載せるなど、クリエイティブなことを自分で見つけて楽しんでいたそうです。「好きなことを仕事にしたい」と思い、思い切って制作会社へ転職。最初は事務職としての入社でしたが、PhotoshopやIllustratorを少しずつ触らせてもらう中で、デザイナーとしての実務に関わるようになっていったそうです。
Q3.仕事のやりがいや面白さはどんな場面で感じますか?
「初めて自分のデザインが世の中に出たときは、本当に嬉しかったです。SNSでの反応や、コンペで採用されたときなどは、“やっててよかった”と思えます。」
キャリアを重ねるにつれて責任も増えてきますが、それは「信頼されている証」と前向きに捉えて、日々取り組んでいるとのことです。
Q4.仕事の難しさを感じる場面や困難なことはありますか?
「クライアントが漠然としたイメージしか持っていないと、すり合わせが難しいことがあります。そんなときは、事例を見せながら徐々に好みを探っていきます。」
また、見た目の良さだけでなく“使いやすさ”や“目的との整合性”、そして納期管理など、プロとして求められる視点も多岐にわたります。
「ただ好きなものを作るだけではなく、さまざまな条件を意識しながらデザインするのが大変だけどやりがいです。」
Q5.Webデザイナーはどんな人に向いている仕事だと思いますか? 受講を検討している方へのメッセージもお願いします!

「“つくることが楽しい”と感じられる人に向いている仕事だと思います。」
また、普段からまわりをよく観察する力も大切だと語るOさん。
「街中のディスプレイや雑誌のレイアウト、カフェの内装など、日常の中にある“デザイン”を意識して見るようにしています。Webに限らず、さまざまなジャンルの“よいデザイン”を知ることが、自分の引き出しを増やすことにつながります。」
「STUDIOに通うと決めた時点ですでにすごい一歩。仕事やプライベートとの両立は大変かもしれませんが、その決意を大切に、最後までやり切ってください!」
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