【特別企画】Web業界に興味ある方必見！現役Webクリエイターが語る仕事のあれこれ Part.3エンジニア編｜STUDIO高松

こんにちは。Webデザイナー専攻受講生のMです。

Web業界を目指しているみなさん、「Web制作会社って実際どんなお仕事をしているんだろう？」そう思ったことはありませんか？筆者もそんな疑問を抱える一人です。

それなら実際に働く人に聞いてみよう！ということで、現役でWeb制作会社に勤務しているトレーナー3名に普段のお仕事の様子をインタビューしてきました。なかなか聞くことのできないお仕事での苦労など、貴重なお話が盛りだくさんです！

最終回となる第3回はフロントエンドエンジニアのTさん編です。仕事にかける想いを熱く語ってくださいました。

Q1.現在の役職とお仕事の内容を教えてください

コーディングやプログラムを書くフロントエンドエンジニア として働いています。

割合としてはコーディングが7割、プログラミングが2割、くらいで、たまにデザインを制作することもあります。自分自身としてはオールマイティに仕事をしていきたいと思っているので、案件によってはディレクターと打ち合わせから参加することもありますし、バナーを作ったりもします。

フロントエンドエンジニアの仕事は、 基本的にクライアントや社内のデザイナーから届いたデザイン案をコーディングしてサイトを構築 していくことです。また、プログラミングの内容は多岐に渡りますが、お問い合わせフォームを作成したり、ワードプレスのテンプレートを構築したりしています。

Q2.フロントエンドエンジニアになるまではどんなお仕事をしていましたか？

Web業界に就職した理由はスーツを着たサラリーマンになりたくなかったのと、手に職をつけたいと思ったからです。
現職が2社目ですが、前職の方がデザインを制作する割合が多く、仕事の幅は今より広かったかもしれません。担当する領域が大きかったことでWebデザイン全般の経歴を積むことができたのは良い経験だったと思います。

Q3.仕事のやりがいや面白さはどんな場面で感じますか？

やっぱり自分が作ったものが世の中に出て、たくさんの人に見てもらえることが一番大きなやりがいだと思います。大きいプロジェクトに携わった時は、「このサイトは僕が作っているんですよ」と自慢できますし、自分の実績として残るのは嬉しいです。

担当した仕事で特に印象に残っているのは、地元香川県のプロサッカークラブ「カマタマーレ讃岐」のホームページのリニューアルを行ったことです。僕はカマタマーレ讃岐の熱心なサポーターでもあるので、自らデザインの担当を申し出た、思い出深いお仕事です。

Q4.仕事の難しさを感じる場面や困難なことはありますか？

どんな仕事も自分との闘いなので、困難を乗り越えられるかどうかも自分次第だと思います。かれこれ10年以上Web業界にいますが、業界に入ったばかりの頃は「自分はこの仕事に向いているのだろうか？」と考えてしまうこともあり、実力にも自信がありませんでした。

でも、Web業界での経験が増えるにつれて不安な気持ちを乗り越えることができました。今はむしろ、自分が経験した以上の仕事に立ち向かうときは「どうやっつけてやろうかな」という気持ちで取り組んでいます。 Web業界は流動的で、1年ごとに新しい技術が生まれているので、好奇心が無いとついていけなくなります。 経験を積み続けなければ、業界に置いていかれてしまうところは大変な部分だと思います。

Q5.フロントエンドエンジニアはどんな人に向いている仕事だと思いますか？受講を検討している方へのメッセージもお願いします！

クリエイター職全般に当てはまることかもしれませんが、 マメで職人気質な人に向いている のかなと思います。デザインの僅かなズレにも妥協せず、 「そこまでこだわる？」と思わず言ってしまいそうなくらいこだわりを持って仕事をする ことができる人が周りにも多いです。

STUDIOのトレーナーは受講生さんが一人で頑張って勉強しても得られない、Web業界での経験を伝えるためにいると思っています。一人で抱え込まず、ぜひトレーナーを頼って学習を進めてほしいなと思います。デザインには正解がないので、自分がどうするべきか、どうしたいかということも常に考えて勉強してほしいです。

また、写真や絵などジャンルは何でもよいのですが、ぜひ展覧会などのイベントに行ってデザインに直接触れる機会も作ってみてください。頑張ってください！