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【特別企画】Web業界に興味ある方必見!現役Webクリエイターが語る仕事のあれこれ Part.1ディレクター編

2022-04-14

こんにちは。Webデザイナー専攻受講生のMです。

Web業界を目指しているみなさん、「Web制作会社って実際どんなお仕事をしているんだろう?」そう思ったことはありませんか?筆者もそんな疑問を抱える一人です。

それなら実際に働く人に聞いてみよう!ということで、現役でWeb制作会社に勤務しているトレーナー3名に普段のお仕事の様子をインタビューしてきました。なかなか聞くことのできないお仕事での苦労など、貴重なお話が盛りだくさんです!

全3回でお送りする今回の企画、記念すべき第1回目はWebディレクターのDさん編です。ディレクターのお仕事の裏側はどうなっているのでしょうか?

Q1.現在の役職とお仕事の内容を教えてください

現在はWebディレクターをしています。 Webディレクターというのは、クライアントから仕事を獲得するプランナーや営業と、制作を担うデザイナーやエンジニアの間に立つ仕事 です。

ディレクターの仕事はクライアントの依頼内容よって様々です。例えば「新規サイトを立ち上げたい」という依頼の場合は、企画書の作成や、取材を行うだけではなく、サイトにどのような素材を使用するかを考えたり、必要な写真素材の調達、クライアントから提供された原稿の書き直しなど多岐に渡ります。

その中でも、 ディレクターの仕事の要となるのは進捗管理と予算管理 です。

人件費などの社内コストや、社外に依頼する仕事の費用、素材の調達費用等は制作スタッフが業務に専念できるよう、ディレクターが管理します。また、デザインやコーディングの工程で必要な時間を把握して、納期に間に合うように指揮していかなければなりません。

予想よりコストがかかるような場合は、クライアントや代理店に、追加でどのくらいの費用が必要なのかを説明しに行くこともあります。

Q2.Webディレクターになるまではどんなお仕事をしていましたか?

Web業界に来る前は住宅資材のメーカーで営業をしていました。

20代後半くらいの頃にWindows95が登場して、これからはWeb関係の仕事が必要になってくるだろうと考えて転職を決意しました。20年程前ですので、今みたいにWeb業界に転職したいという人も少なかったですし、業界の市場はインターネットが始まったばかりの状態でした。

転職してすぐの時は、会社も設立されてから日が浅かったので社内にコーディングができる人がいませんでした。営業もしつつ、制作も担うという日々でした。

Q3.仕事のやりがいや面白さはどんな場面で感じますか?

自分が一生懸命考えて提案した企画を、クライアントが「これでいきましょう!」と採用してくれた時にやりがいを感じます。企画が採用されてようやく制作がスタートするので、これからが大変なのですが……。

競合の会社もいる中で、3カ月や長いときは半年くらいかけてクライアントとやりとりを重ねていくので、仕事を勝ち取れたときはやはり嬉しいですね。

Q4.仕事の難しさを感じる場面や困難なことはありますか?

自分がどんなに頑張って様々な提案をしたとしても、クライアントの意向とうまく嚙み合わない時や納期がギリギリに迫っている時などですかね。

私たちがより良い内容になるように打ち合わせを重ねたとしても、思ったのと違う方向に進んでしまうことや、せっかくデザイナーが作成したデザイン案を大幅に変更しなければならない時もあります。自分の提案をするだけではなく、クライアントの意向に寄り添うことも重要なので、そのあたりの兼ね合いが難しいです。

Web業界で仕事をして20年くらいになりますが、今もうまくいかなくてへこむことがたくさんあります。

Q5.Webディレクターはどんな人に向いている仕事だと思いますか? 受講を検討している方へのメッセージもお願いします!

STUDIOに通っている受講生さんがWeb業界への就職を考えるときに、最初は皆さん制作側の仕事に目が行くと思いますが、 自分の夢を描ける人や、仕事の方針・方向性を見出せる人はディレクターに向いているのかなと思います。

クライアントとのコミュニケーションだけではなく、社内の制作スタッフとのコミュニケーションも大切なので、板挟みになることもありますが、仕事がうまく進められたときはやっぱり楽しいですよ。
私は、へこたれずに長く続けていたら、誰でもプロになれると思っています。

どんなに下手でもやり続けることがプロへの近道だと思うので、まずは続けることを意識して頑張ってほしいなと思います。

Webデザイナーのお仕事をもっと知りたい方はこちらもチェック!

■Part.2 デザイナー編 → インタビューをみる

■Part.3 フロントエンドエンジニア編 → インタビューをみる


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