22年1月に入学され、エンジニアと2 本柱でWebデザインの副業を目指し、デジハリで学習開始した浅野晴菜さん。
6ヵ月でどんなふうに学習したのか?身に付けたスキルを活かして、卒業後どんな活動をされているのか?
気になる卒業後を、インタビューしました!
浅野晴菜さん
専科Webデザイナー専攻 22年1月生
【目次】
1.エンジニアと2本柱でWebデザインの副業を目指し、デジハリ学習開始
■経歴・WEBデザインに興味を持ったキッカケを教えてください。
私は大学卒業後から、SIerで7年間システムエンジニアとしてサラリーマンで働いております。3年位前、会社が副業OKになったので、何かPCを使う副業できないかと探していた時に、Webデザインでされている先輩にデジハリを推奨され、デジハリに入学しました。
仕事ではSEをしていますが、基本設計だけ私は担当し、手を動かすのは下請けのエンジニアの方に振っているので、私自身のプログラミングの知識やスキルはあまり無く、指示をしたり、お客さんとの間に入るディレクション寄りの仕事なので、私自身が手を動かせるような仕事もしたいと思っていました。エンジニアとして手を動かすようなお仕事は、周りにもやっている方が居なかったのと、副業に繋げるロードマップが見えなかったので、周りで副業としてお仕事されている方が多い「Webデザイン」のスキルを学びたいと思いました。
■3年前に副業解禁になったとのことですが、その時からWebデザインを始めていたのですか?
もう少し詳しく話すと、実は3年前にお金や時間が全然無くて、スクールに通うのはハードルが高いなと思い、一度、独学でWebデザインを学んでいました。
Webデザインの基礎を一通り学べるオンライン教材を購入し学習していたのですが、習得した知識がイマイチ合っているのか、仕事に繋がるのか分からなかったので、モチベーション維持が出来ず、学習が続きませんでした。
去年転勤をして、働いている部署で出会った先輩がWebデザインで副業されていて、デジハリの卒業生だったんですね。
相談をしている過程で、「やってみたらいいやん!」と推奨されて、デジハリで学習したいと思うようになりました。
2.常に選択肢のある働き方を!本当の安定とは?
■今の目標はどう考えていますか?
SEの仕事を続けつつ、Webデザインは副業で月5万円の収入を得られるように、継続させていくことが目標ですね。今はその規模でしかイメージがつかないのですが、デジハリで開催されているイベントで出会ったフリーランスWebデザイナーの方と、何人か繋がっているので、仕事の規模が大きくなった時は、どういう働き方ができるか、また周りのフリーランスの方にアドバイスを頂きたいですね。
大学生の時から、女性なのでライフスタイルが変わったときに、選択肢のある仕事に就きたいと思っていたので、手に職を付けてSEの仕事をしているのですが、この先もどんな事が起こるか分からないので、Webデザイン以外にも手札を増やしていきたいと思っています。
■そのような選択肢をたくさん持ちたいと思ったキッカケは?
理由は2つあって、父親が自営業をしているのですが、給料での収入ではないため、不安定なお仕事を幼少期から見てきて、今後どうなるか分からないという漠然とした危機感があり、安定した仕事をしたいという想いからそういった思考になりました。もう一つが、大学生の時に某ハンバーガー店で働いていた時、ある事件が報道され全くお客さんが来なくなってしまったときがあったんですね。大企業で有名な店舗でもこんなことが起こるんだ、と信じられなかったですし、アルバイトなのでお客さんが来なかったらアルバイトの出勤でシフトを入れてもらえなくなったりした経験があり、不景気にも耐えられる仕事に就きたいと思ったことがキッカケですね。
何が起こるか分からないですし、今の仕事がダメになってしまったときに、別に移る選択肢を常に持ち続けたいです。
■Web業界は常に新しい情報をインプットする必要がありますが、どう思われていますか?
どんどん流行なども変わっていくので目まぐるしい業界だと思いますので、ついていけるか不安な反面、スキルや知識を持てば、また新しく求められるのかな、という期待もあり面白いなと思っています。
■デジハリ学習の中での最後までやり遂げるコツを教えてください。
私は意識していたことは、入学して学習することだけに満足せず、卒業後はどうしていくか、今後どうなっていきたいか等、目標を常に見失わずに学習することですね。
学習することが目的ではなく、仕事に繋げる事が目的なので、その目的を果たすための過程が学習だと考えています。
デジハリでのWebデザイン学習は、課題提出にしっかり納期があるカリキュラムのため、自己スケジュール管理が必要になります。その為、具体的にやったことは、まず手書きのスケジュール帳を購入し、1週間のうち、自分に何時間空き時間があるのかを洗い出し、その空き時間で進めたい学習プランを書き出して、出来たら赤ペンで塗っていく管理をしていました。プラス、1か月ごとに「1か月でやりたいこと」の目標を作り、その目標のために、学習のモチベーションを維持していました。大学の頃も、どうしたら学習モチベーション維持できるか、追及していて、その頃は卓上カレンダーに同じようにスケジュールを書いていました。デジハリ学習もしっかり「見える化」スケジュール管理をすることがコツだと思います。
▼浅野さんが使っていたスケジュール帳を見せて頂きました!
3.デジハリでWebデザイン学習をはじめて分かったこと
■デジハリにご入学した理由を教えてください。
3年前にWebデザインをはじめようと思ったときに、実はスクール探しをしていたのですが、その時は色んなスクールを回って検討しました。もちろんデジハリにも説明会に来たのですが、学費の予算がなく、諦めて独学にしました。先ほども言ったように、やっぱり独学では学習が難しく、職場のデジハリ卒の先輩の推奨もあり、お友達紹介割りの適応させて頂き入学しました。デジハリでは、スクール内の学習以外にもキャリアをイメージできるイベントの機会も多く、フリーランスで活躍されるWebデザイナーさんとリアルで出会える機会も多かったので、そういった意味でも安くない金額の学費を払う価値があると思います。
■繋がりを大切にされている理由はありますか?
今後Webデザイナーとして働いた時に、デザイナー仲間に相談できる人が必要だと思っているのでデジハリで出会った方との関係は大切にしたいと思っています。
デジハリでは映像教材で学習ができるので、ほとんど自宅で学習することも可能ですが、本当の意味で今後デザイナーとしての仕事に活かしたいと思っているので、ライブ授業や教室に来て、周りと話す機会を増やして、同じ目標を目指す友達をたくさん作れる場所です。
■学習の中で気づいたことは?
ツールの使い方だけ覚えていても意味がないことに気づきました。
デザインの部分は色々な作品や参考サイトなどを見て、自分の中のデザインの引き出しを増やしていくことが大切なのと、想いや意図を表現できるデザイン力も必要だと感じました。その部分は、スクールで学ぶというより自分自身でどんどん見て考えていかないといけないと思いました。
4.人生100年時代!常に学び、変化しつづけることが大切
■今はどんなお仕事を受注されていますか?
デジハリで卒業制作のクライアントとしてご紹介いただいた方から、Webサイトの制作を1本頂いているのと、ある制作会社様の業務委託の契約をしているので制作の依頼をもらっています。その制作会社様は、Twitterで私のことを見つけてくださり、依頼を受ける事になりました。私のTwitterが「大阪フリーランスWebデザイナー」という名前にしているのですが、そう検索してもらうと私が1番上に出てくるんですよ。笑
Twitterの名前や投稿もいかに見つけてもらいやすいかを意識しました。
■学習を通して、成長したポイントはありますか?
私はかなり積極的になりました。もともと、手を挙げて発言したりするのもダサいと思っていた位、前に出ることをしなかったのですが、個人で仕事をするとなると自分を売らないといけないので、性格が変わるくらい成長したと思います。
■なぜ、その考えに変わったのですか?
ライブ授業を最初に参加させていただいた時に、同じクラスの方がたくさん発言をされていたり、かなり積極的だったので、そうじゃないと私は置いていかれる!と感じたので、負けずに手を挙げて積極的に前に出るようにしました。
受け身でやっていても、何も始まらないし、学習をする上で他のことが忙しい等、状況が悪いという人もいますけど、結局自分を助けてくれるのは自分だけなので、待っていても状況は変わらないと思います。
昔はお金持ちの家と比べるなど、周りと比べてひがんでいた時期もあったのですが、考えていても意味がないと思うようになりました。それよりも、私の場合だと給料の良い仕事に就く為にどうしたらいいか、1本だと不安だから2本柱の収入源を持つとか、お金を貯金をしたり運用する等、状況を変えるためにどうするべきか考えることが大切だと思います。
こういった考えになるのも、置かれた状況によって感じ方は違うと思いますので、本当に未経験からWebデザイナーになると決意したのなら、時間がかかるかもしれませんが、「自分で色々していかないと意味がない」という考え方にシフトして、毎日コツコツ学習やスキルアップに取り組んで、毎日何をしたか振り返って目標に着実に近づけるように努力することが大事だと思います。
■これからのビジョンを教えてください
将来的には、子育てもしたいと思っているので、子育てしながらでも選択肢が取れる働き方をしていきたいと思っています。
子育てをしなくても、本業が忙しくなったときは、副業の仕事を抑えたり、逆に本業がダメになってしまったときは別の仕事に時間を費やしたりしながら、Webデザインや現在の仕事にこだわらず、常に選択肢を持って働いていきたいです。
本業の仕事も定年はあるのですが、いつどうなるか分からないし、定年後も何かしらで働いていたいので、一生を見据えて色んな学びを得てキャリアに繋げていきたいと思っています。
人生100年時代と言われていますが、常に勉強し続ける事で色んなステージも上がっていくし、逆にそうしないと生きていけないと思っているので、常に先を見て、将来に活かせる学びを得ていける人になっていきたいです。ずっと仕事をしんどいと言い続けるような人間になってしまわないようにも、将来自分がどう過ごしたいか、自分が過ごしたいと思っている過ごし方をしている人は、どんなことをしているかを見て学び考える事が重要だと思います。
5.学習中、頑張った事・卒業制作紹介
■学習期間中、一番頑張った事は?
やっぱり関西コレクションの制作の対応ですね。
デジハリに依頼されていた関西コレクションで配布するパンフレットの一部のデザイン制作に携わらせていただいたのですが、リアルな制作の現場を知れましたね。
求められるレベルの高さと、本業の仕事をしながらの対応だったので、納期に間に合わせるには夜中制作することになり、結構大変でした。
制作会社のリアルな現場感を経験でき、今後のキャリア選択の材料になりました。
■卒業制作を紹介してください。
MOODというライバーの芸能プロダクションのWebサイト制作をしたのですが、依頼いただいたクライアント様がお忙しい方で、原稿が間に合わず、なかなか制作が進まず苦労しました。本当はタレントの紹介ページやレッスンプログラムのページも作っていたのですが、内容やお写真の提出が間に合わないとの事だったので、一旦、卒業制作期間が2か月なのである程度のところまでの制作になりましたが、引き続きクライアント様からはお仕事として、続きの制作依頼をいただくことになりました。
クライアント様がお忙しい中で、提案して企画を進めることが大切か分かりました。「こちらで一旦これかな、と思うものを作っておきますね」とお伝えして、後で判断してもらうというやり方で進めて、クライアント様には負担を少なくしました。
そういった提案型に切り替えて、制作をしたところが今回の工夫した点ですね。今の本業のディレクション経験が活きたと思います!
▼浅野さんの卒業制作作品
MOOD
■現在のお仕事の依頼ペースや目標を教えてください。
今は、本業と2本柱で対応しているのでWebデザインの依頼に関しては月5万円の収入を目標にしています。これから単価を上げて売上を伸ばしたいという気持ちもありますが、今のところは対応できる作業量とスキルを元に5万円稼ぐことが出来たらマルだと思っています。その目標に向けて、SNSを定期的にアップしたり交流会に行ったりして仕事を依頼に繋げるよう行動の幅を広げる以外にも、スキルを上げ続けることを辞めずに学び続けていますね。ツールの使い方はある程度、学習で学び使えるのですが、やっぱりデザインを表現する力はまだまだ未熟なので、クライアントに「こういうデザインがほしい」と言われたときに、提案したり、クライアントが求める表現のデザインを作れる自分になりたいので、これからも学習し続けていきます。
6.これからWebデザインを始める方へメッセージ
Webデザイナーって受け身で仕事になるような甘い世界ではなく、結局自分で考えて、自分で行動している人でないと成功していないので、積極性がないと活躍できない職種だと思います。
ですので、学習の段階でもスケジュール管理も見える化して、授業やイベント、教室利用などを活用して積極的に友達をたくさん作って、繋がりを作ってほしいですね。
6か月間は意外と短いので、デジハリに居られる間、時間を無駄にせずにスキルアップに努めつつ、過ごしてほしいです。
常に「自分がどうなりたいか」を忘れずに、目的を忘れずに貴重な6ヵ月を過ごしてもらえたら、成長できると思います。
浅野さんのように、Webデザインスキルをつけてキャリアに活かしたい方は、ぜひ無料説明会にお越しくださいね。