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【卒業生インタビュー】「自分らしい働き方-未経験からフリーランスへ-」

2023-11-21

こんにちは!デジタルハリウッドSTUDIO広島です。


2022年12月にWebデザイナー専攻を卒業された莉子さん。

異業種からデジタルハリウッドSTUDIO広島へ入校したきっかけや、普段の学習方法、お仕事との両立、これからの目標や夢について伺いました。

― まずは自己紹介をお願いします。

莉子といいます。
昨年の2022年7月生です。6か月のwebデザイナー専攻を修了して今は奈良にてトリプルワークをしています。

― デジハリを選んだ理由をお聞かせください。

2つあります。まず1つ目に知名度があることです。 ちょうどコロナ渦でSNSで情報収集しているとデジハリが目に留まり、口コミとかを踏まえ知名度と信頼度が高いと思いました。
2つ目に学校の雰囲気と自分との相性が良さそうと感じました。見学へ行った時に共通の出身地の在校生を紹介して頂き、 そんなスタッフや講師の方々のウェルカム感が自分には合ってるなって思ってデジハリに決めました。

― 以前の仕事について教えてください。

宮島の旅館で仲居のお仕事をしていました。主にお料理の配膳や接客をし、有名人対応など貴重な経験もしました。宮島に住み込み、同期と海辺で花火や焼き鳥をしながら語り合った日々は充実した時間でした。

― そんな充実な生活を離れ、WEBデザイナーに興味持ったきっかけをお聞かせください。

旅館での勤務中にヘルニアになり体を壊した経験から座ってできる仕事を探しました。作ることが好きなのでクリエイティブな仕事に興味を持ちました。以前の仲居の仕事でも、「お客様へ提供するサービスはクリエイティブ」と感じていましたが、それを見える形で表現する機会がなかったため、目に見える形で自分のアイデアやクリエイティブ性を表現できるWebデザインに魅力を感じるようになりました。

― デジハリでの学習とアルバイトの両立は大変だったと思いますがどういうところが大変でしたか?

私は(米)コーヒーチェーンでアルバイトをしていましたが、最初の1ヶ月の研修期間は本当に大変でした。同時にデジハリでは新しくコーディング※の勉強も始まり、習得すべき情報が増え、もう、「がーーー一!!」って一気に入って来て。しかも、講評会の期限を守らなければいけない。同期がいる中で追いつけるように、取り残されないようにというプレッシャーもありました。またアルバイトであっても仕事なのでしっかりやらないといけない。新たにiPadなど欲しいものが増えてきたためしっかり稼いでいかないといけないっていう、目まぐるしい毎日でしたが同時に充実していて楽しくもありました。

※コーディングとは、プログラミング言語を使ってプログラミングコードを記述していく作業のこと。

― 卒業後に就職活動をどのようにされていたかをお聞きしたいです。

就職活動は、Wantedlyなどを利用して行いました。SES(System Engineering Service)のある企業さんに内定頂いてましたが未経験で入社した場合、携帯ショップで働きながら勉強することが求められ、すぐに自分のやりたいことができないし、エンジニアでのキャリアで良いのかなって思ってきて申し訳ないのですが辞退させて頂きました。
その後、次のステップを考えた時に、デジハリに入学した当初の目標を思い出しました。それは、フリーランスで在宅で自分のやりたいことをやることでした。会社に入って雇用されてデザインやるよりも、自分で作成したものを販売するなど、自分で稼ぐ力をつけたいと思いました。知識が不足していたかもしれませんが、とりあえずやってみるに徹してやっていこうかなと思いました。

― 未経験でフリーランスになることは不安もあると思います。企業で経験を積んでからフリーランスになろうと考えてる方もいらっしゃると思うのですが。

普通はそうですよね。でもやっぱり会社での仕事とフリーランスの仕事では違うスキルが必要になると思います。会社で経験を積むことでスキルが向上することは確かです。でも、それらのスキルをどうやって売ったらいいのかっていうのは、また違う知識が必要になると考えています。それは会社に雇用されている限り、自分が学ぼうとしない限りはできないなと思って。分からなくても、まずやってみる!!行動に移すことが大切だと思ってフリーランスに挑戦しました。

― 現在の仕事内容をお聞かせください。

今、トリプルワークというか、(米)コーヒーチェーンで働きながら、奈良市にある創業支援の会社の事務のアルバイトで、広報活動やデザインの仕事もしています。フリーランスの人や会社をしている方と交流できたり、やりたかったクリエィティブな仕事もさせて頂けて、自分にとって面白い日々を過ごしています。働き方はアルバイトですが、仕事を通して学ぶことが多く、何より毎日に納得感を持って生きていると感じています。そして、まだまだ迷走中ですが、フリーランスデザイナーとしての活動も始めました。

フリーランスの仕事にて似顔絵やキッチンTAMUさまのグラフィックを担当。

― ちなみに創業支援のアルバイトをしていると伺いましたが、将来的には創業を目指していますか?

はい、創業を考えています。私の夢というか目標は、デザインなどのクリエイティブな仕事をフリーランスとして行いつつ、自分のお店を持つことです。そのお店はデザイン関連ではなくても、ビールが好きなのでタップバーや、カフェでも良いかなと考えています。最終的には自分のお店を持つことが夢の一つです。
コロナ禍で不安になってしまって仕事観については深く考えるきっかけになりました。自分はこの会社がなくなったら、また1から探さないといけないし近い将来AIなどが接客業に置き換わるかもって思うと自分はもう働けないんだって思っちゃって。そこで創業して自分の稼ぐ力を身につけたいと強く考えるようになりました。

― デジハリに通って得たものはありますか?

デジハリで得た大きなものはコミュニティや仲間です。今でもデジハリの仲間と連絡を取り合い交流を深めてます。 あと、新しいソフトや習得したい情報が出てきた時に、それらを自分のスキルとして活かす柔軟性や対応性を身につけることができました。新しいものをどうインプットし、応用するかという能力がデジハリでの学びの一環となりました。

― 今後、デジハリに通おうと考えている方へのアドバイスはありますか。

とりあえずやってみた方が良いっていうのと、お金の面で心配する方いるかもしれませんがお金は後から戻ってくると思います。 高いなって思われるかもしれませんがそれ以上のスキルが身につくのでそこは心配ないって思います。 あとWebデザインのスキルを習得するだけでなく、そのスキルをどうやって自分自身で活かすか、将来の就職や転職においてを考えることが重要かなって思います。

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