『クラフトチョコレート×デザイン★広島から世界へ発信! 想いを伝えるモノづくり』を開催しました。
甘いお話ばかりじゃなかった...クラフトチョコレート屋を営む住居さんから、貴重なお話を伺いました!
こんにちは、デジタルハリウッドSTUDIO広島です。
めっきり秋めいてきましたね〜〜こんな季節には温かいチョコレートドリンクが飲みたくなりますね!!
ということで、甘い物好きが多いSTUDIO広島のみなさんの希望もあり(?)、
広島で話題のクラフトチョコレート屋さん 『rit.』 で、
STUDIO広島初★課外イベントを開催しちゃいました〜〜〜!
お店の詳細は、 こちら
まずは、お店横のウッドデッキでホットチョコレートをいただきながら。
昼間の可愛らしい雰囲気から一転、夜はムーディな雰囲気へ。
店舗設計も、住居さんと友人の皆さんで、解体施工からDIYで制作したものだそうです!!すごい腕前です。
イベント参加者のみなさんんも、続々と集まってきました〜〜
今回は店外のウッドデッキで開催。
なんと、すぐ横は海なのです!ナイスロケーション。
まずは住居さんから名刺が配られました。
この名刺も住居さんご自身で作成されたもの。今回集まったみなさんは、STUDIO広島の受講生や卒業生、また飲食関係の自営業の方などさまざまでした。
トークスタート。
まずは、住居さんのこれまでの経歴から、なぜデザイナークラフトチョコレートに出会ったかをお話しいただきました。
住居さん「海外をバックパッカーしていたころ、かっこいいグラフィックデザインに出会って、デザイナーになりたいと思うようになりました。
帰国後、編集者としてデザイン業務に携わり、10年以上はデザイナーとして勤務したのだけど...
ある日、おいしいチョコレートに出会ってしまったんです!」
そこから、クラフトチョコレートのお店をはじめるに至ったとのこと(詳細は住居さんに伺ってみてくださいね)。
「行きたい場所にいき、会いたい人に会う。」ゼロからはじめるクラフトチョコレートへの道。
「どんなお店がつくりたいのか」
「カカオ豆からチョコレートってどうやってつくるのか?」
「お金はどうするのか」
「どんな機械が必要なのか」
などを考えはじめた住居さん。
そのために、たくさんのBTB(ビーン・トゥ・バー)のお店を訪ねて研究し、たくさんのワークショップに参加したり、資金調達の勉強など、徹底的なリサーチを積み重ねてきたのでした。
「グラフィックデザイナー」から「クラフトチョコメーカー」になって思ったこと。
住居さん「発注者もクライアントも自分なので、客観的にみれるようになるまで時間をかけることを意識しています。また、神は細部に宿るを常に忘れず、できるだけ時間をかけて仕上げることを意識しています。そうすることで、デザインの耐久時間は確実にのびると思います。」
目先の利益じゃなく、どういう「ブランド」に育てたいか。
たくさん迷って考え抜いて、デザインとクラフトチョコレートづくりに向き合ってきた住居さんのお話を伺う中で、物事を「決断する」ポイントってなんですか?と質問がありました。
住居さん「目先の利益じゃなく、どういう「ブランド」に育てたいか、を常に意識しています。 常に自分で確認すれば、判断はブレない と思っています。」
デザインや商品のチェックは、奥様に訪ねてみることが多いそう。
住居さん「でも最近は聞かないですね〜。ダメって言われるのってショックじゃないですか(笑)やっぱり、最終的に決断するのは自分ですね。責任も自分。」
クリエイターならわかるこの気持ち!!
一番大切なこと。
デザイナーからチョコレートやさんに転職したことで、安定した状況から未知の世界へ飛び込んだ住居さん。
デザインのちからで、これからもチョコレートの魅力を発信してゆきたいとのことでした。
そして、一番大切にしているポイントもうかがいました〜
住居さん「常にたのしむことです。そして、感謝の気持ちをわすれないことかなあ。」
お人柄がかたちになったお店で、貴重なお話を伺うことができました!!
住居さん、そしてrit.のスタッフのみなさま、
ありがとうございました〜〜!!
STUDIO広島課外授業、 第2弾に乞うご期待〜〜〜★