リアルタイムCGとは

「リアルタイムCG」とは、即時にレンダリングされるCGのことです。別名リアルタイムレンダリングと呼ばれます。ゲーム機器での画面表示方法を指すことが多いですが、ニュースの天気予報、VR(バーチャルリアリティー)、イベント展示、シミュレーターなどでも応用されている技術です。反対に、映画などで使われる事前に数時間から数日など時間をかけてレンダリングしておくことをプリレンダリングと言います。

リアルタイムCGの効果

リアルタイムCGは特にゲームに欠かせない技術であり、ゲームをプレイ中にリアルタイムで煙や爆発などダイナミックなエフェクトやパーティクルなどを演出することで、ユーザーに操作に対する手応えを感じさせることができます。ボタンを押すなど自分が行ったアクションに対してレスポンスがあることでプレイ時の臨場感が増します。もし、アクションを起こしても何もレスポンスがない場合は操作をしている楽しさは半減してしまうでしょう。

リアルタイムレイトレーシング

リアルタイムレイトレーシングとは

近年「リアルタイムレイトレーシング(Real-Time Ray Tracing)」という技術が注目を浴びています。レイトレーシングとは、映画などで実物のようなリアリティのある世界をプリレンダシングするために使われている技術です。リアルタイムレイトレーシングは、そのレイトレーシングをリアルタイムで演算する技術です。
元来、画像を生成するのはPCの根幹であるCPUによる計算でしたが、GPU(Graphics Processing Unit)で処理することにより、超高速な画像の表示が可能になりました。アメリカの『NVIDIA(エヌビディア)』をはじめとするGPUのメーカーの技術進歩は目覚ましく、レイトレーシングでさえリアルタイムに表現することが可能になり、非常にフォトリアルな表現がリアルタイムで実装ができるようになりました。

リアルタイムレイトレーシングの活用されるシーン

リアルタイムでCGを生成するために負荷を減らすためにポリゴンを減らすなど、精度を落とす場合が多いですが、近年では技術の進化と共にリアルタイムCGとプリレンダリングの差が縮まってきています。ゲームエンジンの「Unreal Engine4(アンリアルエンジン)」「Unity(ユニティ)」はリアルタイムレイトレーシングに対応しています。リアルタイムレイトレーシングの技術はゲームだけではなく、VR体験、建築分野のプレゼンテーションなどでも使われています。

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