デジタルハリウッド東京本校の山本です。
デジタルハリウッドのデザイン系のコースでは、
経験問わず ”3ヵ月間” で色彩・レイアウト・タイポグラフィ等を学び、
その総集編としてクラスごとにさまざまなアウトプットをします。
今回はその課題の数々をご紹介します!
デザイン系コースとは・・・
本科UI/UXD専攻
制作現場で求められるデザイン思考とUX、プログラミングスキルを1年で習得。
未経験から1年で企業から求められるデザイナーへ。
グラフィックデザイナー専攻
6ヶ月で、タイポグラフィー、レイアウト、カラーなどのデザイン基礎はもちろん、ウェブデザイン、アプリUIも習得できる!
インフォグラフィックポスター制作!情報・データを視覚的にデザインしよう!
本科UI/UXD専攻ではインフォグラフィックを制作します。
情報を視覚的に把握しやすい表現するインフォグラフィック。自由課題で取り組むのですが、みなさんのアイディアも、そしてデザインされたポスターもとても素敵なものばかり。多くの作品のうち一部を紹介いたします!
チーム対抗、ブランディングデザイン課題「What's Lab Proto?」
続いて、このクラスではチーム対抗でブランディングの対抗戦(コンペ)を行いました。1チーム5~6人。選出方法は神のみぞ知るくじ引きにて行われ、プレゼン資料担当、デザイン担当等それぞれ分担を行いました。
テーマはデジタルハリウッド内にあるデジタルファブリケーション施設の「LabProto」
アウトプットを楽しみ、また試行錯誤を繰り返す場として、3Dプリンタ、レーザーカッター、UVプリンタ等を広く使用することが可能です。
各チーム『Lab Proto』の解釈から行い、大学生や運営スタッフ、さらには学長や講師にもアポイントを取り、ヒヤリングを実施。この施設をさらに認知度を向上し、利用者を増やすための戦略を各チームで練り、コンセプト設定から、企画、デザインまでグループで制作を行いました。
こちらは、LabProtoをクリエイターの森として定義し、内装ビジュアルも変更し、認知度向上のためのポスター、そして利用しやすくするためのアプリデザイン、さらに映像広告まで作成いたしました。※クリックすると動画が見られます。
続いてこちらのチームはこの施設を「LevelUPのための場所」とし、RPGのようなストーリーで一貫してブランディングを行いました。インパクトのある写真とキャッチコピーの壁面ポスター、さらにデジタルサイネージによる作品展示スペースを設けることによりデジハリらしさを演出しました。
イラストレーションの得意なメンバーが集まったこのチームでは親しみを感じさせるキャラクターのポスターやグッズからWebサイトへ誘導し認知度向上を目指しました。 ※クリックするとLPページが見られます。
唯一、女性のみで構成されたこのチームは、より身近に感じてもらうべく機器や部品をキャラクター化し、アニメーションの制作、スタンプカードやスターターキットの制作等、親しみやすいデザインとして作成しました。※クリックをすると短編アニメが見られます。
このチームは、UI/UXにこだわりAIDMAの法則を用いた認知から行動に至るまでのルートを構築しプレゼンを行いました。理論だったプレゼンテーションに、アプリのプロトタイプやアニメーション動画、3Dプリンタによる作品販売などアイデアも多数ありクラスからの投票で最優秀賞に輝きました。
過去にもこの課題に挑戦したクラスの作品も紹介します。
チームによって様々なアイディアが生まれます!
メインフロアをジャックし宇宙をテーマに壮大な世界観を持った空間デザインをしたチーム。
「創り続けよう・作り始めよう」とインパクトあるキャッチコピーを元に、広告方法にこだわったチーム。
ラボのアイテムを具現化し愛らしいキャラクターで表現をしたチーム。
意外性をテーマに先進的なラボとレトロアニメを組み合わせて親しみを持たせたチーム。
はたまたラボをさらに先進性を持たせ、コンシェルジュAIロボットをマスコットに展開したチーム。
徹底的にブランディングを追究し、「認知」をさらに細分化、そして学生の行動と心理までをリサーチし、Lab Protoを『聖地』にと定義したこちらのチーム。メイン機材の神格化(キャラクター化)から、実制作に基づいたコピーライティング等、各メンバーの持ち味を生かした作品です。
こちらはLab Protoの「カラー」(黄色と黒)に着目して、掲示場所の背景を意識したポスターや、ウチワ、ステッカ―からはてはカレー?といった様々なアイテムをデザイン。また、イメージキャラクターには大きな挫折を乗り越え、ラボプロトマンというHeroを誕生させました。誰でもラボプロトマンになれるメガネも気になります。
圧倒的なデータ分析を元に、キャラクターコンテンツの重要性を説き、聞き手をわくわくさせたところで、ようやくゆるきゃら登場。Lab Protoの端材から誕生した「ツクリット」。カプセルトイは実際に作成、LINEのスタンプはクリエイター心をくすぐるコメントに。どのグッズも手に取りたくなるようなキャッチ―なデザインです。
なんと毎週の中間報告ごとにテーマが変わり、最後1週間で追い込みをかけたテーマは「ポスタージャック」。軽快な芸人トークのようなプレゼンに惹きこまれます。「セブンヒット理論」に基づき、御茶ノ水駅から、校舎までの間を、インパクトのある写真が導く流れは戦略的でした。顔を組み替えられるルービックキューブのアイデアも斬新です。
Lab Protoの存在意義との親和性から、「AR」をテーマに、Lab Protoのある世界とない世界をプロモーションPVを作成して表現し、愛らしいキャラクターが導きます。また、「AR」アプリインストールのためのポスターを配置することにより、ポスター前に人を留めさせ、より注目度を上げるという戦略も見事でした。
架空のアーティストの展覧会を題材にした販促アイテム
架空のアーティストの展覧会を題材に、ポスター、チケット、DMおよび自由な販促アイテムを制作しましたクラスも。
想像上のアーティストだからこそ、自身で人物像、コンセプト等は設定しており、同じワード・素材を使用していても、全く違うデザインや表現・プレゼンテーションに、こちらも終始楽しめる発表となっていました。
オリジナルフォントを作成して、ポップな印象を与える作品、展覧会をビエンナーレの一環のイベントと定義しイベント自体にコンセプトを持たせた作品、自身のイラストも加えて型破りに表現した作品、足を運びたくなるような人の心理を突いた作品等、それぞれの個性と経験様々な背景が反映されていました。
いかがでしたでしょうか。
3か月課題の次はWebデザインプログラムに入り、Webサイトの構築やWebUI・SmartphoneUIも踏まえたサービスや商品の企画提案の作品を制作中です。
ぜひまた合同発表会の模様も次回お伝えいたします。
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