多摩で働く。ローカルに根付いて働くためのコツって？ その2

ーーーデジタルハリウッドとの出会いは？

白木さん（以下敬称略）：もともと事務職や接客業をしており、出産後東京へ引っ越してきました。1,2年は専業主婦をし、また仕事を再開しようと考えたとき、在宅での仕事が良かったのと、パソコンとカメラが好きだったこともあり、Webデザイナーに興味を持ちました。デジタルハリウッドの無料講座を知り、それがきっかけでWebデザイナーを目指そうと思いました。

ーーーなぜ職場を都心から多摩エリアへ？

白木：当時はWebサイト更新のために朝5時に出社する日もあり、ハードな仕事が続いていました。また毎朝の満員電車もなかなかつらかったですね。東日本大震災を経験し、当時保育園児だった息子のことも考え、だんだん地元である多摩エリアで働きたい、クライアントの顔が見えるお仕事＆子供たちに関連するお仕事がしたいと思うようになりました。

ーーー多摩ではどんな仕事や案件があるの？

まずは、定期的な発行がある地元の会報誌を担当しました。立川に店舗があることをきっかけにブランドブックも担当しました。

ーーー多摩で働く経験を経て、多摩で働くコツってなんですか？

つながり・人脈

白木：多摩エリアでは顔が見える仕事が好まれますね。交流会などに顔を出すことで、金額やスキルよりも「この人と仕事がしたい」と、相性や仕事のしやすさで頼んでくれる方も多いですね。そういうお仕事がリピートにもつながります。

人情があって、多少自信のないことでもきちんとお伝えすることで見守ってくださる方が多い印象です。

小さいお仕事でも受けていくことが、口コミで広がり大きな仕事につながったりすることがありますね。

デザイナー・Webデザインなどのお仕事

白木：多摩エリアではWebサイトなどデザインの制作を、どこで・なにを依頼すればいいのかわからないという方が本当に多いので、表に出ている案件はあまり多くなくても、制作を依頼したい方は実はたくさんいるんです。

あとは、なぜか女性のフリーランスのデザイナーは多くないので、女性向けの商品を取り扱っている商業施設からのお仕事はたくさん受けていました。