WeWorkなんばで開催されたデジタルハリウッド大阪本校の3DCG課題講評会
2026年4月生・3か月課題

学び始めて3か月。
“部屋・空間”を描いた
10点の3DCG作品

デジタルハリウッド大阪本校で開催した課題講評会の様子と、 受講生一人ひとりのこだわりが詰まった静止画作品をご紹介します。

デジタルハリウッド大阪本校では、入学後約3か月の節目に、 初めての本格的な静止画作品を発表する課題講評会を実施しています。

今回のテーマは「フォトリアルな空間」。 受講生は自分で世界観を設定し、背景や小物のモデリング、 テクスチャ、ライティング、構図まで一連の工程に取り組みました。

この記事で分かること

課題内容 入学後3か月で制作する静止画作品
講評会 作品発表と講師からの個別フィードバック
作品紹介 部屋・背景モデリング作品10点
学習成果 モデリング・質感・光・構図の工夫

3か月課題とは|初めて挑戦する本格的な静止画作品

3か月課題では、自分が制作したい部屋や空間のテーマを決め、 架空の背景モデルを1から制作します。 単に家具や小物を配置するだけでなく、 その場所で誰がどのように過ごしているのかまで想像しながら、 形状・質感・光・構図を組み立てていきます。

01 テーマ設定
作品で伝えたい状況や物語、空間の方向性を決めます。
02 モデリング
部屋、建物、家具、小物などの形を制作します。
03 テクスチャ
木、金属、布、ガラスなどの素材感を設定します。
04 光と構図
ライティングとカメラを調整し、画面全体を仕上げます。

完成後は講評会で作品のテーマや制作意図を発表し、 講師から構図、質感、ライティングなどについてフィードバックを受けます。 その内容をもとに作品を修正し、ポートフォリオにつながる一作へ仕上げます。

WeWorkなんばで開催した3か月課題講評会

講評会はWeWorkなんばのフリースペースで開催しました。 受講生は大型スクリーンに作品を映し、 制作意図やこだわった部分、制作時に難しかった点を一人ずつ発表しました。

大型スクリーンに3DCG作品を映して行われた課題講評会

大型スクリーンを使い、作品の細部まで共有しながら発表しました。

3DCG作品について講師からフィードバックを受ける講評会

講師から、次の改善につながる具体的なフィードバックが行われました。

福岡や愛媛など遠方から受講している方も、 講評会に合わせて現地参加した受講生がいました。 距離に関係なく制作に向き合う姿勢と、作品に込めた熱量が伝わる時間となりました。

受講開始から約3か月で制作した3DCG作品10選

同じ「部屋・空間」という課題でも、 テーマ、小物の配置、素材、光の使い方によって作品の印象は大きく変わります。 それぞれの作品に込められたこだわりをご覧ください。

残された希望 WORK 01

残された希望

滝澤

この作品で伝えたいことは2つあり、1つ目は、長い年月、人のいない空間に残る静かな孤独感と喪失感。 2つ目は、机上の実験器具や資料から感じられる、研究者たちの『人を救いたい』という希望と祈り。 過去の希望と現在の孤独、その対比を表現しました。

1日 約4時間
過程を記す時間まで WORK 02

過程を記す時間まで

角々旅々

掛け軸の「喫茶去」は「とりあえずお茶でも飲みな」という禅語で、この作品はたまには勉強ばっかりせずに休みなさいというメッセージを込めて制作いたしました。

1日 約6時間
秘密基地 WORK 03

秘密基地

匿名

実際に子どもたちが過ごしていたような説得力のある空間を目指すため、遊びの痕跡を感じられるよう、小物ひとつひとつのディテールや演出にこだわりました。

1日 約16時間
未草(ヒツジグサ)| Hitsujigusa WORK 04

未草(ヒツジグサ)| Hitsujigusa

堀 勝将

禅や建築の納まり、名画の理論や庭園の書籍を読み込み、自身の心理と重ね合わせながら「表現の本質とは何か」を探求し、空間の隅々まで意図を持って作り込みました。

1日 約5時間
船長室をテーマに制作した3DCG背景作品 WORK 05

植物事変

Minato Yudai

違和感がないようにスケール感に拘りました。

1日 約10時間
海外風インテリアと都会的な部屋の融合 WORK 06

海外風インテリアと都会的な部屋の融合

吉岡悠生

実際にあるインテリア、家具なのでオンラインサイトや実際にお店まで見に行って確認し、拘ってモデリングなどを行いました。また部屋の雰囲気に温かみが欲しかったので、時刻を夕方に設定しているので、家具やインテリアに当たる日差しのフォトリアル感を意識してライティングやコンポジットをしました。

1日 約3時間
Memories From The Big Chair WORK 07

Memories From The Big Chair

さすらいのやま

ノスタルジックなライティング、コンポジットを意識しました。

1日 約8時間
顕現 WORK 08

顕現

クラゲへっど

花の粉っぽさや神秘的な色味のグラデーションに何度もやり直して拘りました。同様に、構成とライティングも何度かやり直し、最後まで引っかかりをできる限りなくしていきました。

1日 約8時間
深海探索 WORK 09

深海探索

匿名

キャラモデルをこだわりました。

1日 約6時間
ほんものに会った日 WORK 10

ほんものに会った日

匿名

特にぬいぐるみは誰がみても可愛いと思ってもらえるようにこだわりました。

1日 約10時間

10作品から見える、3DCG制作で大切な3つの視点

今回の作品には、ソフトを操作する技術だけではなく、 一枚の画として伝えるための工夫が随所に表れています。

POINT 01

空間に物語を持たせる

小物の配置や使い込まれた跡によって、 そこにいる人物や直前の出来事まで想像できる作品になります。

POINT 02

素材の違いを質感で伝える

木、金属、布、ガラスなど、 素材ごとの反射や凹凸を作り分けることで説得力が高まります。

POINT 03

光と構図で視線を導く

明暗差や色温度、手前と奥の配置を調整し、 見てほしい場所へ自然に視線を誘導します。

まとめ|3か月の学びを、次の作品制作へつなげる

3か月課題は、授業で学んだ基本操作を使い、 自分のアイデアを初めて一つの作品として完成させる機会です。 講評会で得たフィードバックは、 今後の中間課題や卒業制作、ポートフォリオ制作へつながっていきます。

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デジタルハリウッド大阪本校編集部

デジタルハリウッド大阪本校のスクール運営・広報チーム。 3DCGやデザインを学ぶ受講生の作品、授業、イベント、 卒業後のキャリアに関する情報を発信しています。

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