デジタルハリウッドSTUDIOなんば ブログ

30代未経験からの挑戦!経理からwebデザイナーへ<卒業生インタビュー>

2023-12-26

靴の販売員と経理の事務員というキャリアを持つ大北彩加さん。

制作の仕事は未経験でしたが、30歳から大きくキャリアチェンジを考え、Webデザインの学習を始めました。現在は制作会社でWebデザイナーとして活躍中。またデジハリSTUDIOなんばのトレーナーアシスタントとしてもご活躍いただいております。

大北さんが行動に移したキッカケや、心境の変化をお話していただきました!経験がないから…30代からの転職って出来るの…?と気にして大きく動き出せない、そこのあなた。

この記事を読む前と最後まで読んだ後とでは、心境の変化があるかもしれないです♪

チャレンジしてみたい方は、是非チェックしてくださいね!


専科Webデザイナー専攻 3月生 大北 彩加さん 

卒業制作:Private salon @m(アットエム)


1. 「これからはやりたいことをやる!」30代からの挑戦の想いとは?


■学習を始めるまでは何をされていましたか?

高校を卒業してしばらくしてから、靴の販売員として7年間働いていました。アルバイトで働いていた為、正社員の仕事をしたいと考えて販売員の後は、製造業の一般事務職で2年間、経理のお仕事をしていました。元々、人とは違うことがしたいという想いや、面白いものを探すのが好きだったり、万人受けしないカルチャーに触れたりすることが好きで、販売や経理の仕事より自分のやりたいことをやろうと思い、デジハリで学習を始めました。


■WEBデザイン学習をしようと思った理由は?

経理の仕事をしたときに個人的に事務作業がつまらない…と感じていて、またその会社で長く勤めるビジョンが見えず、年齢も30歳になっていたので、自分のやりたい事をやろう!と決めました。タイミング的にコロナで緊急事態宣言が出たころ、経理の仕事にも休みが増えて、自分と相談する時間ができました。勤めていた会社でCADを使って図面を描く制作の仕事をされている方がいて、もくもくとされている姿を見て、制作するのって楽しそう、私に向いているのはこういう方向性なんじゃないかなと思ったことがキャリア変更を考えたキッカケです。その中で、私に合っている技術系の職って何だろう?と思い、プログラミングとWEBデザインに興味を持ちました。プログラミングの学習も検討したんですが、デザインをやってみたかったのでWEBデザインに決めました。


■30代からの学習・転職をしてみてどうでしたか?

30代から新しいことをはじめたり転職するのは大変だと思っていましたが、この業界は年齢って関係なくて、何歳であってもポテンシャルが大事だと感じました。未経験で始めたので、いざ仕事が始まったときに不安もありましたが、やってやるぞ!という気持ちを軸に行動していました。経理をやっていた頃は今ほどポジティブに考えられない人間で、どちらかというと先が見えなくて不安が多かったですが、今はWEBデザイン学習を経て自信がつきました。


■未経験ということですが、Photoshopやillustratorのソフトの使用経験は全くなかったんですか?

そうです…まったく経験はなかったんですが、元々オンラインゲームをするのが好きでPCには強い方だったので抵抗などはなかったです。実はデジハリに入学する前に一度、通信制のWEBデザイン学習をやっていたことがありますが、その時は質問の時間も少なく、教材もテキストだけ、ほぼ独学状態で集中できなくて続きませんでした。デジハリ入学後は、来校して分からない事はすぐ聞けるという学習スタイルだったので、とても私に合っていて、進捗も早く楽しんで学習できました!

2. WEBデザイナーとして生きる!熱い思いを決意後の学習スケジュールを公開


■実際に通い始めてどうでしたか?

私の場合、仕事を8月途中でやめたので、そこからは勉強に集中しようと思っていました。最初2か月ぐらいは会社帰りにデジハリに寄って、辞めてからは毎日のように入り浸っていました!笑

通い始めてから、土日はしっかり学習したかったのでほとんど教室利用したり、フリースペースで課題に取り掛かっていました。なので進捗は結構早い方でした。就職という明確な目標もあり、一人暮らしということもあり、がけっぷちで頑張りましたね。大変ではありましたが、仕事も辞めているので頑張るしかないという気持ちでやりきりました。

 

■デジハリに通い始めて2か月間、仕事との両立はどうでしたか?

仕事が17時に終わるので、そこから直接、教室に行ったり、平日予定のない日は早い時間から毎回教室に通っていました。それくらい熱意が入っていましたね!笑

やっぱり「WEBデザイン」という学習内容が本当に楽しいと感じていたので、毎日のように行けたのかなと思ってます。

ただ、卒業制作の課題は自分なりにこだわって制作したので、もしその期間に仕事と両立だったと仮定すると、結構ハードだったかもしれません。


■通信制のオンライン学習のみの時との違いはどうでしたか?

通って直接聞けるという環境が自分に合っていましたね。学費も安くはないので、通ってたくさん質問をして、学費以上のものを得られるようにしようと思ってました。

通信制の学習と比べて、改めて自分に合った学習はデジハリの学習方法だったなと思いますね。通うことで、先生や在校生との交流もあるのでよりモチベーションに繋がりました。あと先生と仲良くなって、動画教材にはない知識やコーディングでつまずいた時のアドバイス、就職対策、実際の就職してからの対応についてなどのアドバイスなどもしてもらいました。そのアドバイスは実際に働く上でも役立っていて、オンライン学習のみでは得られない学習ができました。


■ちなみに入学前は他のスクールの説明会はいかれましたか?

ネットで調べたりはしましたが、最初にデジハリの説明会に参加して即決でした!笑

オンライン説明会を受けて、なんば校が入居されているWeWorkの環境を見せてもらい、とても魅力的でした!私は、家で学習するのが苦手なタイプだったので、来校して学習できるスタイルが良かったのもありますし、実際になんば校に来たときはWeWorkから見える景色とか学習環境の良さに驚きました!他のスクールと比べても、WEBデザイナーとして働く事を目的としている場合は、最適な学習内容だと思います。

3. 成功体験が生んだポジティブシンキング

■大北さんはとてもポジティブなイメージですが、入学前も学習に対して意欲的でしたか?

実は、昔はすごくネガティブでした。コロナ禍になり、暇な時間も増え自分と向き合う時間が増えて、「ポジティブな人ってなんでずっとポジティブなんだろう」と考えたとき、「考える時間もないくらい日々を充実させたらいいんだ!」と思ったんです。笑

その時にやりたいことをやろうと思い、転職を決心しました。30代ということで少し不安はありましたが、今働いてみて、この業界は全く年齢の縛りがないと感じています。むしろ年齢を限定しているほうが、圧倒的に求人数は少なかったです。また、デジハリに通い始め成功体験が増え、よりポジティブになれたと感じます!


■転職を希望されてましたがフリーランスの道は考えてますか?

はじめはフリーランスにもなってみたいな、と思っていました。理由が「会社に属するのが向いていないんじゃないか」と感じていたこともあったからです。でも今は、卒業して会社に属して、仕事内容が楽しいことや、職場環境・人間関係も良く、求めていた働き方ができています。周りのみんなが同じ考えだったり、同じモチベーションで仕事をしているのでとても楽しいです!


■転職活動はいつ頃から、どのようにされてましたか?

卒業してからすぐに、転職活動を始めて、50社くらい応募しました。

そのうち、面接に進めたのは7社程度でした。緊急事態宣言真っ只中だったこともあり、状況は結構厳しかったです。デジハリのキャリアサポートであるキャリアセンターも利用して就職対策のアドバイスを頂いたりしてたんですが、実際やるのは自分なので、自分で考え行動することが大切だと思います。アプローチの文章を受ける会社にあわせてそれぞれ変えて、客観的に自分を見ることを意識することで転職活動の進み方も変わりました。

あと、ポートフォリオの数が大切だとアドバイスされてましたが、4つしか作れなくて、その一つが卒業制作でした。ただ、すごく力をいれて作成したので数についてはあまり気にしていなかったです。笑

実際、面接の際もポートフォリオに対しての質問はなく、1つの作品に対する想いや工夫店を聞かれました。なので卒業制作はこだわってよかったと思います。


■他にどんなことを聞かれましたか?

「なぜwebデザイナーになりたいのか」という質問は面接をしていただいた企業様全社に聞かれましたね。【なんて答えたか付け加える。】

他には、実務経験1年以上のところも応募しました。未経験だったので実務経験はないですが、それ以上にポテンシャルがあったので自信を持って応募していました。

デジハリに入学して転職終了するまで約1年間、本当に人生が変りました。転職したいと思ってから、行動に移して本当によかったと思います。色々と迷う感覚はすごくわかりますが、何事もやってから考えていく方がいいんだなって実感しました。


■東京での就職も考えていましたか?

当時は考えていましたが、今は現在勤めている関西の企業に在籍しながら東京に住むこともできるし、今後更なるステップに行きたいと思った時に東京に行くことも視野に入れています。

4.学習前は知らなかった「WEBデザイナー」としてのキャリアの道

■今後はビジョンはありますか?

入学前はフリーランスになりたいと思っていましたが、現在会社に属しながら傍らでデジハリのアシスタントをしていて、そういった働き方もあると知ったので、働き方に対する考えの幅が増えました。スキルアップのために東京に行くかもしれないですし、タイミングを見て、行きたい方向性に行くと思います。何より、昔より働き方の幅や夢が増え、20台より30代のほうが生き生きしていますね!


■実際に就職して、ギャップなどはありますか?

「納期」に対しての焦りは正直あります。笑

これまでは学習や課題制作も自分のペースで進めていましたけど、会社に入ってスケジュール管理には苦戦しました。ただ、卒業していきなりフリーランスになるより、一度会社に入社してこのスケジュール間を学んで本当に良かったと思います。現在はデジハリにてアシスタントとしても働いているので、会社員として働きながら、好きなこともできています。



■アシスタントになったキッカケを教えてください

はじめは卒業してすぐに企業に勤められないと思っていたので、卒業前に先生に直接、アシスタント希望と伝えていました。先生もすぐに賛成してくださり、採用という流れになりました。会社の仕事と並行して行っていますが、好きな事をしているので楽しく活動させていただいています!顔を合わす受講生も増えてきて、楽しいですし、受講生に教えるというアウトプットにつながり、新たに学べることもあります。自分が実際に受講期間中に行動した部分や、不明点などの調べ方なども教えたりして復習になったりしています。


■現在のお仕事内容は?

美容院をメインターゲットにしているデザイン会社で、主に印刷物やHP制作に携わっています。現在はコーディング中心でしていますが、最近はデザインも任されるようになってきました!人間関係も良く、会社には本当に感謝しています。


■在学中一番頑張ったことは

「学費以上に知識を持ってかえる」ことを軸に常に学習しに行っていたことと、やっぱり周りを見るとスキルの違いや20代の人も多かったので、比べてしまいがちですが、そこは無視して人と比べず自分の道を進みました。

また、わからないことは白黒つけたいタイプだったので、とことん追求しました。

学習中にたくさんの情報を自分から積極的に吸収しに行っていたので、前向きにポテンシャル高く頑張れたと思います。


■Webデザインのたのしいポイント・瞬間は?

デザインは時間を忘れてしまうくらい楽しいです!

卒業制作では、やってみたいと思っていた装飾をたくさん取り入れて、初めて使うコードに触れて知識・経験を積んで完成した瞬間は嬉しかったです。どれだけ考えても分からなかったのに自分一人で解決に導けたときは、趣味であるゲームをクリアするような感覚でやっています!笑

こだわった分、卒業制作は提出日はギリギリでしたけどね。笑

でもそのおかげで、デザインもコードもより深く理解できました。

5.これからはじめる方へメッセージ

■webデザインをこれかた学びたい方へメッセージ

自分と向き合う時間を作り、自分に正直になってみて、やらずに悶々としているより、やってみてほしいです。失敗しても意外と取り戻せます!失敗してもどうしよう、と思わず軽い気持ちで飛び込んでください。

リスクを背負うのは個人の自由なので誰に対しても迷惑をかけない、自分の身は自分で守るための手段のひとつだと思います。ある意味それが自分を大切にしている行動だったのではないかと感じます。

また個人個人、タイミングがあるので年齢面などで不安を感じることは通る道だと思いますが、実際Webデザイナーの道は全然年齢は関係ないと思います。自分の価値観をぶれずに持ち続けることで、周りに必然的に同じ考えを持った人が集まってくると思います。

金銭面に関しても、安くはないので、私の場合、正直生活はカツカツでしたが、Webデザインの学習は自己投資と思い、やらないよりやる後悔がいいと思い行動に移しました。結果、充実した毎日を送れているので皆さんも是非、挑戦してみてください!


大北さんがこだわって作った卒業制作作品はこちら

Private salon @m(アットエム)


現在は、Webデザイナーとして転職され、デジハリトレーナーとしても活動されている大北さん。

目標実現を果たし、Webデザイナーとしての経験を積んで成長の日々を送っています!


大北さんのように、自分の心と見つめ合う時間を作って、本当にやってみたいと思われた方は、ぜひ一歩、行動に踏み出してみて説明会に来てみてください!

おすすめのブログ画像をclick!

その他のSTUDIOなんばのブログ

BLOGS