公開日：2023-07-01
Figmaは、クラウドベースのデザインツールであり、UI/UXデザインやプロトタイピングのために使用されます。Figmaは、ウェブブラウザ上で動作し、さまざまなプラットフォームやデバイスで利用できるため、チームでの協働やリモートワークに適しています。
Figmaの主な特徴と機能
デザインとプロトタイピング
Figmaでは、ユーザーインターフェース（UI）デザインやユーザーエクスペリエンス（UX）デザインの作成が可能です。デザイナーは、ベクターグラフィックス、アイコン、画像などの要素を使用して、デザインを作成・編集できます。また、プロトタイピング機能も備えており、デザインのインタラクティブな動作や画面遷移を作成することができます。
リアルタイムの協働
Figmaは複数のユーザーが同時にデザインを編集できるリアルタイムコラボレーション機能を提供しています。チームメンバーは同じプロジェクトにアクセスし、デザインの共同作業やフィードバックの提供が可能です。リアルタイムの更新とチャット機能により、効果的なコミュニケーションと迅速な反応が実現されます。
バージョン管理とプロジェクト管理
Figmaは、デザインのバージョン管理やプロジェクト管理の機能を備えています。デザインの変更履歴を確認したり、特定のバージョンに戻したりすることができます。さらに、プロジェクト内でのファイルの整理やアクセス権の設定も行えます。
プラグインと統合
Figmaは、さまざまなプラグインや外部ツールとの統合が可能です。例えば、アイコンや画像のライブラリをインポートしたり、ユーザーテストツールやプロトタイピングツールとの連携を行ったりすることができます。
コンポーネントとスタイル
Figmaでは、再利用可能なコンポーネントとスタイルの作成ができます。デザインで再利用したいオブジェクトを選択し、右クリックして『コンポーネントの作成』を選択するだけで作成ができます。デザインの一貫性を保ちながら、効率的なデザイン作業ができるのが嬉しいところです。スタイルの変更は自動的に関連する要素に適用され、デザインの一貫性を維持します。
Figmsのインストール方法
Figmaは、Webベースのデザインツールであり、 インストールする必要はありません 。Figmaはブラウザ上で直接使用することができます。以下に、Figmaを使うための手順を示します。
ウェブブラウザを開く
Figmaを利用するために、お好きなウェブブラウザ（Google Chrome、Mozilla Firefox、Safariなど）を開きましょう。
Figmaの利用を開始する前に、ブラウザの設定で確認すること
・WebGLがインストールされており、有効になっていることを確認する
・ブラウザのズームを100%に設定する
・最新バージョンのブラウザを使用していることを確認する
・左右スワイプジェスチャーを無効する(macOSのみ)
・ローカルフォントを使用する場合はFigma Font Helperをインストールする
Figmaのウェブサイトにアクセス
Figmaの公式ウェブサイト（https://www.figma.com）にアクセスします。
Figmaにサインアップ
サイトにアクセスしたら、Figmaのアカウントを作成するか、既存のアカウントにログインします。サインアップには、メールアドレスやGoogleアカウントを使用することができます。
Figmaの利用開始
サインアップが完了したら、Figmaを直接ウェブブラウザで利用することができます。Figmaのメイン画面には、新規プロジェクトの作成や既存のプロジェクトへのアクセスなどが表示されます。
なお、Figmaは有料プランも提供しており、一部の高度な機能やチームコラボレーションの機能はプレミアムプランで利用できます。しかし、無料プランでも多くの機能を利用することができますので、基本的なデザイン作業には十分に使えるでしょう。
まとめ
Figmaは、デザイナーやデザインチームにとって使いやすくパワフルなツールであり、クラウドベースの特性によりリアルタイムな協働や共有が容易になります。多くのデザイナーやプロダクトチームによって広く採用されており、プロフェッショナルなデザインワークフローをサポートしています。