メディアアート展示「韋駄展-idaten-」に行ってみた。

公開日:2023-07-01

韋駄展とは

韋駄展 2022 MEDIA ARTS EXHIBITION
デジタルハリウッド大学講義メディアアート成果発表展示会

2022年9月8-13日の期間で行われた韋駄展。

監修・指導はデジタルハリウッド大学特任教授/メディアアートの第一人者である落合陽一教授です。

韋駄展で展示された作品をご紹介します。

「メディアアートって実際どんなの?」 という方や 「メディアアートを作ってみたい!」 という方、必見の内容です。
ぜひ最後までご覧ください。

眼ヶ観像/南羽えぬ

LEDファンディスプレイと女性の像を使って自身の心象的な他者の像を表現した。
空中に浮いて見える巨大な眼差しは、優しく、恐ろしく、明瞭で、朧げだ。

愛激重爆走列車/PANGEA

愛してる愛してる愛してる
過去の恋人もプレゼントも潰して燃やしてあげるし 全部の思い出も上書きするし 私と見てきた全ての景色を網膜に焼き付けてあげるから
世界に永遠の愛を誓って一緒に地獄へ堕ちようね あなたはわたし わたしはあなた わたしたちはひとつ 道連れのための地獄の道案内をはじめよう

【鳥を探せ】/はとマジロ

ぐるっぽー
VRの中に鳥の重鎮たちが遊びに来ている。
頭にゴーグルを付けて、会いに行ってくれたまえ。
コントローラの"A"ボタンを押すと鳥が拡大できるぞ。

【無意識の生命】/みやび

除湿器 × アクアテラリウム。私達の知らないうちにたくましく生きる生命を感じて頂けると幸いです。

【秘密】/七三月

なんか秘密ってさ、みたいよねっ
やればわかる。やらなきゃわからん。


【weave】/矢野目莉奈

木々の隙間からこぼれ落ちてくる冷たい雫。
街の喧騒を優しくかき消す雨音。
月の光で雨粒が光り輝く蜘蛛の巣。
時よ止まれと思うほどに全てが美しい。

雨が降る森を散歩することが私の癒しの時間。
一番好きな瞬間をドリームキャッチャーに詰め込みました。

私の作品を見てくださったみなさんが
日常の中でほっと一息つける癒しの時間を見つけられますように。

【脈々 】/丸山亜由美

“ 脈々 myaku-myaku“
脈波を金継ぎの模様に見立てて、お皿に描くデジタルアート


【desiable exture】/結城さんのA面

これは人間による最もAI的な行為(多分)

【何が見えるかな?】/あやね

「私はこれが好き。」
「僕はこっちの方がいいな。」

人の数だけ個性があるように好みや感性も人それぞれ。

自分と同じ捉え方の人。全く異なる捉え方をする人。

あなたが選んだ先に見えるのはどんな景色なのか?

【君のちきゅうを教えて】/sui

ぼくたちが生きている地球,ちょっと都合よくできすぎてない?

今生きているぼくたちは本当に自分の意思で生きているのか?

そして,そもそも現実の存在なのか。

仮にそうだとしてみると,あなたはそれを証明できるか。

もしかしたら誰かにシミュレートされて創られ,動かされているのかも。

この作品のように。

あなたの手で動かしてみて。

著者:デジタルハリウッド スクール 編集部