公開日:2025-07-20
「最上級の未来をデジタルコンテンツで創り、⽇本と世界を結ぶ」というビジョンのもと、インターネットとWEBを軸としたデジタルクリエイティブの企画・制作・運⽤を、20年以上にわたって⼿がけてきたファイブスターインタラクティブ。
⼤⼿商社の丸紅、国内有数のライフスタイルブランドのサザビーリーグ、アメリカ合衆国ハワイ州観光局、そして世界トップクラスの外資系コスメ・アパレル系ハイブランドなど、名だたるナショナルクライアントの多彩な案件に携わる、そんな現場で活躍中の本科UI/UXデザイン専攻卒業生の大川力也さんにお話しを伺いました!
自己紹介・現在の仕事について
Q. 現在のお仕事の内容について教えてください。
現在は Web エンジニアとして、企業の LP 制作やコーポレートサイトの運用保守、
JavaScript を使ったインタラクションの実装などを行っています。主に HTML/CSS/
JavaScript によるフロントエンド領域を担当しています。
Q. 現在の働き方(リモート・出社・勤務時間など)について教えてください。
現在は出社勤務で、勤務時間は 10:00〜19:00 です。フレックス制度にも対応してお
り、状況に応じて柔軟に働くことができています。
Q. FIVESTAR INTERACTIVE や今働いているチームは、どんな社風ですか?
今はTechnology Solution Division という10名のエンジニアチームに所属しています。社内には他にもデザイナーやディレクターのチームが複数あり、国内外の数多くの企業やブランドの案件を請け負っています。私のチームのリーダーもデジタルハリウッドの卒業⽣なんですよ︕
社風は非常にフラットで風通しが良いです。新しい技術やアイデアを歓迎する雰囲気があり、自ら提案すればチャレンジできる環境が整っています。メンバーも技術に対して前向きで、日々刺激を受けています。最近では有志でAI勉強会を開きました。
このインタビューも社員の方々がミーティングや休憩ができる素敵なスペースでお話を伺いました!
異業種からのキャリアチェンジについて
Q. デジタルハリウッドに入学する前はどんなお仕事をしていましたか?
前職ではホテルに勤務しており、主に海外からのゲストのチェックイン・チェックアウ
ト対応や、ホテルの SNS 運用などを担当していました。
Q. Web 業界に興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか?
もともと学生時代にデジタルアートを専攻しており、アートやデジタル表現に興味があ
りました。インタラクティブな作品を初めて見たときに「自分でもこういったものを作
ってみたい」と強く感じたことがきっかけです。そこからコーディングに興味を持ち、
Web 技術を使えば自分の作品を世界中に届けられることに魅力を感じました。
Q. 異業種からの転職に不安はありましたか?どう乗り越えましたか?
正直、不安は大きかったです。ただ、毎日少しずつでもコードを書くこと、作品を SNS
で発信すること、周囲との情報交換を続けたことで、次第に自信がついていきました。
デジタルハリウッドでの学びと転職活動について
Q. デジタルハリウッドでの学びが、今の仕事にどう活きていますか?
基礎を体系的に学べたことが、現在の実務の土台になっています。また、卒業制作を通
じて自分の世界観を作品に落とし込む経験が、ポートフォリオ作成や面接時の自己 PR
に大いに役立ちました。
Q. 在学中に取り組んだ制作物やポートフォリオで意識した点はありますか?
「誰に、何を届けたいか」というメッセージを明確にすること、自分らしさやコンセプ
トを大切にすることを意識しました。また、動きのある表現やストーリー性にもこだわ
りました。
Q. 転職活動はどのように進めましたか?キャリアセンターのサポートなどは活用しましたか?
キャリアセンターによる模擬面接やポートフォリオの添削などを積極的に活用しました。
一人では気づけない改善点を丁寧にフィードバックしていただき、とても心強かったです。また、クリエイターズオーディション(デジタルハリウッド伝統の企業とのマッチングイベント)にも参加し、そこでお声がけいただいた企業3件とお話し、株式会社 ファイブスター インタラクティブへの入社も決まりました!
Web エンジニアとしてのやりがい・働き方
Q. Web エンジニアという仕事のどんなところにやりがいを感じますか?
自分の書いたコードが目に見える形になり、それに対するユーザーの反応がダイレクト
に返ってくる点にやりがいを感じます。
特にインタラクションやアニメーションのような、ユーザーの体験に直結する部分の実装は、自分の工夫がそのまま「気持ちよさ」や「分かりやすさ」につながるので、やっていて楽しく、デザインとコードの間をつなぐような仕事にやりがいを感じています。
また、技術の進化が速く、常に新しいことを学び続けられる点にもワクワクします。
Q. 働く中で印象に残っているエピソードやプロジェクトがあれば教えてください。
自分がメインで実装を担当した Web サイトが無事に公開され、その結果、イベントの
集客率が向上したときは本当に嬉しかったです。自分のコードが誰かの役に立ったと実
感できた瞬間でした。
Q. 今後チャレンジしてみたいことや、描いているキャリアの展望はありますか?
Web 技術とリアルタイムビジュアル(XR や空間演出など)を掛け合わせた表現に取り
組んでみたいと考えています。将来的には、クリエイティブとテクノロジーの橋渡しが
できるような存在を目指しています。
これから学び始める人へ
Q. 異業種からクリエイティブ業界へのチャレンジを考えている方へ、アドバイスをお願いします。
もし少しでも興味があるなら、まずは一歩踏み出してみることをおすすめします。Web
業界は独学でも実績を積みやすく、作品を通して自分を表現できる魅力的なフィールド
です。最初は不安でも、継続することで必ず前に進めます。
Q. デジタルハリウッドでの学びを検討している方に向けて、ひとことメッセージをお願いします。
自分の「好き」をかたちにできる環境が整っているのが、デジタルハリウッドの最大の魅力だと思います。作る習慣を作りたい人にも良い環境です。
講師や仲間からの刺激も大きく、大人になってから友達ができるという貴重な場所だと思います。みなさんも、自分の世界が広がるきっかけになるはずです!
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最後にファイブスターインタラクティブ社内をご案内いただきました。
ここの通路は空から宇宙になっています。その宇宙には社名にもなっている
5つ星「カシオペヤ座」に向かうロケットの絵も!
クリエイティブな発想が生まれる素敵な空間でした!