卒業生のプロフィール
PROFILE
船橋はる菜さん
本科UI/UXデザイン専攻卒業
入学時年齢:30代前半
- 入学前
- 育休中/主婦
- 卒業後
- 合同会社MNET入社
卒業生インタビュー
INTERVIEW
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- お仕事を見つけるために活用されたものがあれば教えてください
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クリエイターズオーディション
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- デジタルハリウッドを選んだ理由を教えてください
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信頼できる歴史のある学校
信頼できる有名で歴史のある学校を探していたらSNSでデジハリを見つけて「ここだ!」と思いました。子育てにも理解がありオンライン環境も整っていて、スタッフの方の丁寧で親切なお人柄も決め手になりました。途中で妊娠をしましたが、その際にもとても親身になっていただき、復学までサポートいただきました。
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- 本科UI/UXデザイン専攻を選んだ理由を教えてください
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とにかく徹底的にやりたい!
子どもがいる中で今後スクールで学ぶ機会はほとんどないだろうと思い「とにかく徹底的にやりたい」という気持ちから本科UI/UXデザイン専攻を選びました。デザイナーが上流工程を理解することは就職や独立を考えている方にとっては大きな糧になると思います。 私も一年を通してグラフィックデザインやWebサイト制作、サービス・デザインという幅広い経験から自分の好きなことや強みを見極めることができたと思っています。
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- 学習をする上で工夫したことがあれば教えてください
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生活リズムの改善
とにかく早く子供を寝かしつけるように生活リズムを変えました。結果夜1時間以上学習時間がとれました。
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- デジタルハリウッドで学んでよかったことを教えてください
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講師の講評やクラスメイトの優秀作品から刺激を受けられる環境
今はさまざまな方法でデザインを勉強できますが、クラスメイトの作品に対しての講師の方からの講評を聞く機会はなかなかありません。とても優秀な作品に刺激をもらいつつ講師の方からの指摘で気づきもありとても勉強になりました。毎回添削してもらう度に改善される自分の作品やクラスメイトの作品に感激の連続でした。
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- 学習にあたり苦労したことを教えてください
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講義をキャッチアップするための復習
PhotoshopやIllustratorの講義についていけず悔しい気持ちになりながら何度も復習していました。繰り返しやることでデザインもツールも徐々に出来るようになるので諦めずとにかく時間を作って続けるが大切だと感じました。デザインの勉強が子育ての息抜きになっていたので、最後の方はデザインの勉強をすることがモチベーションになり家事や育児を頑張っていたような気がします。
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- UI/UXデザイン専攻サービスデザインコース(後期)の授業で印象に残ったこと、学べてよかったことを教えてください
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企業にも関心を持っていただいた顧客への価値提供を学べたこと
VPS(Value Proposition Statement)でサービスを通して提供したい価値を言語化し、様々な過程を経てfigmaでプロトタイプに起こしていく内容だったのですが、企業側はサービスやプロダクトを通して顧客満足を追求しているので、顧客への価値提供を核として企画を進めた経験はクリエイターズオーディションで複数の企業からとても高い関心を持ってもらえました。
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- 企業からは企画力を評価されたとのことですが、特にどのような授業や経験がその企画力の向上に役立ちましたか?
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エコシステムマップの授業でビジネスとしての実現可能性を意識して課題に取り組んだ経験
エコシステムマップの授業で講師の方からサービスの規模が大きすぎたり利益が見込まれない非現実的なものになったりしていないかをとても注意深く評価してもらい、ビジネスとして成立するサービスに改善していきました。実際に採用された企業でもビジネスモデルまで考えて企画している点を大変評価していただきました。
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- 卒業制作の過程で特に苦労した部分について教えてください
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プロトタイプ制作時のUI設計
一番苦戦したのはプロトタイプ制作時のUI設計です。最初にデザインしたプロトタイプは「なんとなく」わかりにくい画面設計でした。私の卒業制作は引越し&収納管理アプリだったのですが、収納品のカテゴリーや収納先の場所などの登録作業が多く、面倒な上に何が達成できてどんなメリットがあるアプリなのかわかりにくいサービスであると講師の方から指摘を受けました。
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- どのようにしてその問題を解決しましたか?
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改善点を明確にするためのユーザーテストの実施
講師の方からユーザーテストをするようにアドバイスをいただき、実際にターゲットとなりそうな方に、サービスを利用しているように画面を見てもらって感想やサービスの印象をヒアリングしました。そうすることで 「なんとなく」わかりにくいを「ここが」わかりにくいと特定することができ、そこから大幅にUIが改善していきました。 卒業制作を通して壁にぶつかったことも今後仕事する上でとても貴重な経験になると思っています。
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- お仕事につなげるにあたりよかったこと、苦労したことなどあれば教えてください
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勇気を出してクリエイターズオーディションに出場したこと
卒業制作発表後に出場したクリエイターズオーディションでお声がけいただいた企業にUI・UXデザインの学びで得た企画力を評価していただきアルバイトで就職が決まりました。遠方からの参加で子育てもしているので完全在宅勤務が必須で未経験、しかも30代後半の私ではマッチする企業がないかもしれないという不安の中、勇気を出して出場してよかったです。入念に企業研究をしてその会社で働く未来像をしっかり描いて面接に臨み、結果第一志望の会社でお仕事が決まりました。
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- 最後にデザインを学ぶ人、学びたい人にメッセージをお願いします
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千里の道も一歩から
「デザイン面白そう!」という単純な気持ちから入学した私でもなんとかやり抜いて就職できました。仕事、子育て、年齢など人それぞれハードルがあると思いますが、悩んでいる間に時間はどんどん過ぎていきます。私は在学中その時間を将来の自分のために使えたらきっと楽しい時間、明るい生活、充実した人生に繋がると信じて頑張っていました。 「千里の道も一歩から」ということわざが大好きなのですが、皆さんにもその最初の一歩を踏み出していただければこの先に充実した学びが待っていると思います。デジハリのおかげで私もやっとデザイナーとしての一歩を踏み出せそうです。一緒に頑張りましょう。
クリエイターズオーディションでも発表した卒業制作の企画書をご紹介
引越しをテーマに、収納や荷解きのお悩みを解決するアプリを制作されました。
■ 引越し&収納計画アプリ『smuuve』の特徴
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