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【企業訪問】
株式会社SAFEHOUSEで働く
卒業生の活躍をお届け!

公開日:2024-07-26




ハイエンドな3DCG・映像制作を専門とするCGスタジオ、 『株式会社SAFEHOUSE』 へ企業訪問し、
デジタルハリウッドの卒業生の兼高 彩乃さんにインタビューを行いました!


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本科CG/VFX専攻

兼高 彩乃 さん

◆プロフィール

2023年3月に本科CG/VFX専攻 学び方Aコースを修了後

2023年7月より、株式会社 SAFEHOUSEに入社

現在は、Cinematic Artist兼Environment Artistで活躍中

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株式会社SAFEHOUSEについて

■企業紹介

株式会社SAFEHOUSE は、従来のプリレンダリングによるCG映像制作と、UnrealEngineを用いたリアルタイムレンダリング技術を得意とする3DCGスタジオです。ドイツの著名なアートディレクターであるエラスマス・ブロスダウ、元Blizzardの背景アーティスト鈴木卓矢を筆頭に、世界トップレベルのクリエイターが多数在籍。最近では、Netflixの新作アニメ『機動戦士ガンダム復讐のレクイエム』の共同制作を行いました。CG制作のみならず、パイプライン構築からルックデブの支援まで、多彩な分野で国内外の人気ゲーム・アニメ作品に携わっており、最高峰のクオリティとイノベーションを実現します。


■株式会社SAFEHOUSEの最新作が気になる方はこちら!

https://www.youtube.com/watch?v=Tqh1DeneQKM/

3DCGに興味を持ったきっかけ

スタッフ:3DCGにご興味をお持ちになったきっかけを教えてください。

兼高 彩乃さん(以下兼高) 3DCG自体は小学生くらいの頃から興味は持っていて高校生大学生時代に独学で勉強したりしていました。しかし 本格的にのめり込んだのは、SAFEHOUSEの取締役である鈴木さんを知ってからです 。私は大学で建築を専攻していたのですが、そこで学んでいたことと鈴木さんが仰っていることに通ずるところがあり、 この方のもとで一緒に働きたいと思った のが、 本格的にCGを学びたいと思ったきっかけ です。


スタッフ:ということは、今まさにその夢が実現しているってことですね!

デジタルハリウッドに入学した理由


スタッフ:デザインの分野からCGデザイナーとしての夢を持ったとのことですが、CGを学べる学校の中でデジタルハリウッドに入学しようと思った理由はありましたか?


兼高: 大学の時、独学でCGのソフトを学んでおりましたので、できる部分をより伸ばせる ゼミ形式のカリキュラム があることがとても魅力的でした。

また、入学前に持っていた悩みや、1年間どのように受講したいかなど、 スタッフが親身にお話を聞いて下さったこと 憧れの企業で卒業生が働いている ことも、決め手の一つです。


スタッフ:兼高さんは大学を卒業してすぐ受講しておりましたよね、具体的にどのような部分を学びたいと思ったのですか?


兼高: 独学でなくて学校で学ぶことで体系的に知識が得られる と思ったのが第一です。また、作品を見た人の心を動かせるような 、ストーリー性のある作品作りに必要なスキルも学びたい と思っていました。

デジタルハリウッドの思い出

スタッフ:ゼミの授業を含め通学中の思い出を教えてください!


兼高: 学校に通うことで、CGの楽しさだけでなく、 励まし合える繋がりができたことがとてもよかった です。同じような志をもった仲間と切磋琢磨できる環境だったこと、卒業後も定期的に会ったり連絡を取り合う仲の友人ができたところが何よりの宝です。

スタッフ:クラスの授業以外に、どれくらい勉強していましたか?

兼高: ほぼ毎日、学校に行ってクラスメイトやほかの受講生と一緒に勉強していました 。実は最初の方は自宅で自習をしていたのですが、 ガツガツ制作しているクラスメイトと同じ空間で勉強するほうが刺激を受けて頑張れました。学校の自習時間が終わっても、家に帰ってからやるorそのままオールナイトフリータイム制度をつかって残る、などしていました。

兼高さんの卒業作品

就職について

スタッフ:今年の6月より在職されている、 Cinematic team では、ジェネラリストの業務をメインでされているということでしたが、希望の職種はいつ頃定まりましたか?


兼高: 自分の場合は、いきなり今のチームに配属されたわけでなはく、 元々は背景モデラーとして働いていたところからジョブチェンジをした形 になります。まず学校を卒業してから3か月ほどで背景モデラーとして就職し、そこから1年弱経って今のチームに移りました

将来的にやりたいことを会社に伝え、その背中を押してもらえた形になります。

今の仕事では幅広い工程をこなしていくことになるので、デジタルハリウッドのカリキュラムで各分野の基礎を学べたのは良い経験だったと思いますし、今の仕事にも活きています


スタッフ:SAFEHOUSEとのご縁はどのようにできたのか教えていただきたいです。


兼高: 鈴木さんを含めSAFEHOUSEの作品が素敵で、「ここで働きたい」と目標を決めておりました。そこで、 入社前に弟子入り制度を利用 いたしました。会社含め、社員の皆さんが素敵で、仲間になるためにこれだけ作品を作ってきましたというアピールが皆さんに伝わって、今は一員として貢献しております!


*弟子入り制度の詳細はこちら

仕事のやりがいと社内の雰囲気

スタッフ:部署の紹介及び、お仕事の進め方を教えてください。


兼高: メインで所属しているcinematic teamでは、 Unreal Engine を使用してしてレンダリングまで仕上げていくチームです。

*プレビズ(Pre Visualization ) から参加し、アニメーション、背景など各チームが用意した素晴らしい素材を集めて、 ライティング レンダリング まで責任をもって作業していきます。

始めのプレビズ、最終のライティング、レンダリングに関わることができるメリットは、 最初の段階で監督と最終的なイメージがどのようになるか、しっかりと話し合って進めることができる点だと思います。 各会社さんによってCinematicアーティストの範囲は違いますが、ここが弊社のCinematicチームの強みになります。 また、 私たちのチームは監督と直接話して進めることや、他のチームとの連携がとても多いです 。 チーム内でも個々人のスキルが異なることもあり、つまずいた時はちゃんと言語化して相談するように心がけています。


スタッフ:働いている中で、CGをやってよかったなど、やりがいを感じる瞬間はありますか?


兼高: やはり、 私が関わった作品が世の中に公開されたとき ですね!

また、チームの中で仕事を通じて自分のスキルも日々上達していると実感することができるため、この会社で良かったなと感じます。自分のスキルが上がればその分仕事の幅も広がるため、やりがいもあります。


*プレビス(Pre Visualization)とは:CGのプリビズは、映画やアニメ制作において、

シーンやカメラワークの計画を事前に簡易的な3Dモデルで視覚化するプロセスです。


CGを学びたい方へのメッセージ

スタッフ:これからCGを学びたい人に向けてメッセージをお願いします。


兼高: 手段はたくさんあるので、 デジタルハリウッドでの学びをどのように活かしていくべきか 考えてください。そして 好きな表現をたくさん見つけて、やりたいことにどんどん挑戦していってください