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本科CG/VFX専攻

【転職】ITインフラエンジニアから転身。さらなる夢を叶えるためにスタートアップ企業のアニメーターとして活躍中!

卒業生のプロフィール

PROFILE

南方 晟矢さん

本科CG/VFX専攻卒業

入学時年齢:20代

入学前
ITインフラエンジニア
卒業後
株式会社ポリゴン・ピクチュアズ アニメーター

卒業生インタビュー

INTERVIEW

  • デジタルハリウッドに入学を決めた理由を教えてください

    高い知名度と充実した学習環境やイベント

    歴史のある学校で、クラス制で学べることや学習できるソフトが多いカリキュラム内容であること、企業とのマッチング機会を創出するクリエイターズオーディションが開催されていることに惹かれました。
  • デジタルハリウッドでの授業・生活でよかったことは?

    自分の好きなことに集中できるカリキュラム

    最初の半年間で詰め込んででもMAYAに触れて部屋課題を完成させることで、残りの半年間自分の好きな分野に全てのリソースを割ける体制と環境を築けたことがよかったです。完全に授業頼りは絶対によくないので、授業に追われるというより、授業を置いていくぐらいの勢いでどんどん先生に質問して挑むとよいと思います。
  • 授業とCGGYMはどのように使い分けていましたか?

    授業では質問をメインにし、CGGYMでは設備を活用して作業に集中

    授業では、進めているアニメーションの質問をすることが中心でした。授業中でもわからないことがあれば、その都度質問して解決していました。アニメーションゼミでは、先生との年齢が近いこともあって、非常に距離感が近く、気軽に質問しやすい雰囲気があったのが良かったです。
    また授業時間外は、自宅にPCがない環境だったこともあり、CGGYMの使いやすい設備を活用させていただいていました。集中して作業に取り組める環境だったので切り替えもしやすく、とても助かりました。
    学校にはほぼ毎日通っており、終電で帰ることが多かったです。数回ですが、オールナイトフリータイムを使って夜通し作業をしたこともあります。2月に仕事を辞めてからは、CGに専念して勉強していました。
  • アニメーションをつけるうえで意識していたことは何ですか?

    ただ動きをつけるだけでなく、その動きを通してキャラクター設定が伝わるようにする

    自分のベースがピクサーのスタイルに影響を受けていることもあり、ただ動きをつけるだけでは単なる作業になってしまうと感じていたので、アニメーションを通して何かを伝えることを大切にしていました。それがアニメーションの醍醐味だと思っています。
    具体的には、このキャラクターが何歳くらいなのか、どんな性格なのか、そして今どのような状況で何をしているのかが伝わるように意識して作っていました。シーンの設定や内容は、自分で考えて作り上げています。
    また、それらを実現するために在学中は「量」をこなすことを最も意識しました。時間的にも経済的にもかなり余裕がないと感じていたので、確実に就職できるレベルのスキルを最短で身につける必要がありました。それもあり、アニメーションの勉強量、作業量においては、学校内で誰にも負けない量をこなしました。
  • 現在はどのような仕事をしていますか?

    スタートアップ企業のアニメーター

    現在は就活中に声をかけていただいたスタートアップの「株式会社Wrong」で、業務委託としてアニメーターの仕事をしています。
  • 就職活動実績を教えてください
    7社へ応募し、そのうち5社面接を進めさせていただきました。
    求人情報はxWORKS、一般求人サイト、ハローワーク、企業サイト、クリエイターズオーディションなど幅広く活用して探しました。
    デジタルハリウッド卒業後1週間以内に転職活動をはじめ、1か月以内に内定をいただくことができました。
  • 面接ではどんなことを聞かれましたか?
    ・自身の経歴に対してなぜその選択をしたのか(なぜその大学か、なぜ留学に行ったのか、なぜ営業をしたのか、なぜ転職をしたのか、なぜCGか、なぜアニメーションか)
    ・自身のデモリールに関して、できているところとできていないところはそれぞれどこか
    ・デモリールを制作するにあたって何を意識したか
    ・普段どういう作品を見るか
    ・もしあなたを採用しないとしたら、その理由は何か
    ・過去に大変だった経験と、それをどう乗り越えたか
    ・尊敬している人を1人あげるなら誰か、なぜ尊敬しているか
  • クリエイターズオーディションに出場してみていかがでしたか?

    自身の制作をもとに企業の方と交流を深められるよい機会

    参加するまで企業の方と関わる機会がほとんどなく、就職活動も全くしていない状態でした。そのため、最初のフィードバックをいただける場として、また企業の方の反応を見る場として、とてもよい経験になりました。実際に声をかけていただいた企業の見学にも行かせていただきました。面接の場ではなかなか聞きにくいことを直接お伺いできたのも貴重な機会だったと思います。 後の就職先となるポリゴンピクチュアズさんにはクリエイターズオーディションの際にもお声をかけていただきました。
  • 入社する企業の決め手は何でしたか?

    自分の夢を実現するためのスキルが身につけられる環境があったこと

    就職活動では4社から内定をいただいたのですが、もともと映像の方向でキャリアを考えており、将来的には海外で働きたいという思いがありました。ポリゴンピクチュアズさんはクライアントの約半分が海外の方だと聞いており、海外で戦っていけるスキルを身につけられると感じました。また、大きな会社だからこそ分業が進んでおり、アニメーションに専念できる環境が整っている点にも魅力を感じました。
  • 就職活動をした感想を教えてください

    普段から言語化を意識づけることが大事

    普段から言語化の練習をしておくことが大事だと感じます。
    作品のクオリティが担保されていることは前提ですが、1番大事だと感じたのは「なぜ」というところをどれだけ伝えられるかです。デジタルハリウッドへの入学を始め、過去いろんな経験をしてその都度判断をしてきたと思いますが、それに対しての明確な理由を自信を持って伝えることができれば、あとは熱意で何とかなると感じました。熱意があれば作品も自ずとクオリティが高まります。
    普段からiPhoneのメモアプリに感じたことを溜めていくなど、何かしらの形でアウトプットすることで考えを整理させられて、自分のアイデアストックになり就活にも役立ったと感じました。
  • これからの目標を教えてください

    夢を叶えるためのさらなるスキル・経験の獲得

    ピクサーのアニメーターに向けて、アーティストビザ(※)を取得できるだけのスキルと経験を積むことです。

    ※アーティストビザとは芸術やその他特定の分野において優れた才能を持つ人に発行されるビザであり、国外で芸術活動を行う際に必要となります。

  • 後輩へメッセージをお願いします

    高みを目指して楽しみながら頑張りましょう!

    自分次第で、限界なく高みを目指せる環境です。 お金では買えない一生モノの価値が手に入るので、将来を楽しみにして、日々楽しんで頑張ってほしいです!

クリエイターズオーディションでも発表した卒業制作をご紹介

南方さんの卒業制作アニメーションのワンシーンを抜粋してご紹介させていただきます。
インタビューにもあった通りキャラクターの個性がうまく表現されているところを厳選してみたので是非ご覧ください!