CG映像関連|在宅|働き方図鑑

在宅・フリーランスとはどんな働き方なのか・どんな仕事をするのか

フリーランスには大きく分けて2タイプあります。CGプロダクションなどクライアントとなる企業へ赴き常駐して業務を行うタイプと、自宅などで受注した業務を行う在宅ワークタイプです。
CG映像業界では職種によりますが、企業へ出向いて作業を行うことが多いです。
理由は機密性の高い案件を受けており、守秘義務上から外部への持ち出しを行わないために常駐を求められるケースが多いためです。加えて、3DCGのような複雑なデータ構造を持つ分野においては、対面でのコミュニケーションを必要とするため、打ち合わせやチェックなどをスピーディに行いたいときはやはり常駐になりやすいです。
ただし、CG制作する環境さえ整っていれば、作業自体は在宅でも可能なため、最近ではテレビ会議システムやデータベースの充実、メールやチャットツールを使用して進捗を共有し、受注した業務をこなしていくことも可能となり、要所要所の対面での打ち合わせを除き、在宅での作業もできる環境が整ってきています。在宅アーティストへ指示を出すために、ディレクションをする人を自社に置いてスムーズに業務を進めている企業も出てきています。
在宅ワークは時間や場所などに縛られることも少なく、自由に時間を使い進めることが出来る働き方と言えるため、居住の場所も日本全国に点在するのはもちろんのこと、海外在住者もいます。結婚・出産で一度現場を離れた方で、子育ての空き時間等に専門スキルを生かしたい主婦のCGアーティストなどもいます。

在宅・フリーランスにはどんな人が向いているか

プロジェクトの一部を担うことになる場合、自身の作業だけでなく、前後を把握しているとやり取りがスムーズになるため、いきなり在宅でのフリーランスアーティストとして活動を始めるより、企業でプロジェクトに携わったことがある方だと、その後在宅となってもスムーズにやりとりを行えるといえるでしょう。
クライアントワークを行う上では、スケジュール管理がしっかりできる必要もあります。

1つの企業に属さないということは、望めばより多くの種類の案件や大規模プロジェクトに携ることが出来るというメリットもあります。企業によって得意としている分野もあるため、1つの企業に所属すると似たような案件を継続することもありますが、フリーランスとして様々な企業の案件に関わるという働き方を選びたい、色々な人と触れ合うことが好きといった人も、向いているかもしれません。 一方で、プロジェクトの一部やクライアントワークではなく、独立志向のある人や、自身のオリジナル作品を制作しているCGアーティストの場合は、自身の作品を極めていくため、フリーランスが向いているといえます。 どちらの働き方にしろ、最新の技術を自らキャッチアップをする必要があるため、情報を収集する意欲のある人が向いています。

また、仕事を受注していくためには、在宅という環境であってもこの人にお願いしたい!と思わせるクオリティで制作出来る必要があります。またせっかくクオリティが高くとも、その人の作品を目にすることが少なければ、仕事の依頼をすることが出来ないため、情報の発信をするのが好きな人・うまい人は向いているといえるでしょう。クラウドソーシングなどもうまく活用することで継続して仕事を受注していけるため、うまく活用していきましょう。

在宅・フリーランスでCGデザイナーになるには

環境としてはCG制作に使うための高性能パソコンが必要です。特にCPU が最も重要です。ストレージには HDD が使われてきましたが、HDD のデータ読み書き速度は遅いため、近年ではHDD よりも圧倒的にデータ読み書き速度が速い SSDを使用することで快適な作業環境を整えることが出来ます。加えて、利用するソフトウェアをそろえることが必要です。 実績を積むためにまずは就職し、CGプロダクションなどで経験を積んだ後に独立する流れが多いです。プロジェクトベースの制作フローを理解する、自身のCG制作スキルのレベルアップ、企業の求めるスピード感を理解するためです。
実際に在宅ワークを導入している会社でも、慣れるまでは常駐してもらい、慣れてから少しずつ在宅ワークに移行していくという企業もあります。

かつては仕事を発注してくれるクライアントとの人脈作りが重要でしたが、今はCG分野においてもフリーランスのクリエイター向けに特化したジョブマッチングサイトやクラウドソーシングが充実し始めているため、サービスを活用して受注するやり方もあります。今の時代CGで制作された映像・画像が溢れており、一件実写と思われる映像でもCGということも少なくありません。ゆえに、慢性的に人手不足が発生しているので、様々な働き方で制作できる人を募集している企業や、クラウドソーシングなどで外注する企業も増えていると言えるでしょう。
そういった企業へアプローチしていくためには、ポートフォリオサイトの充実、VimeoやYouTubeなどへのデモリールの掲載、ブログやSNSなどで自ら情報を発信することで、企業の目に触れやすくすることが大切であり、実績を見せる工夫などが得意な方は仕事も受注しやすいと言えます。