PPIとは

「PPI(ピーピーアイ)」とは、「pixel per inch(ピクセル・パー・インチ)」を略したもので、直訳すると「1インチあたりのピクセル(画素)数」という意味です。

PPIは密度としての解像度を示す単位のひとつで、1インチ(2.54cm)あたりピクセルがいくつあるかという指標に使われています。数え方は、1平方インチメートルの中にいくつあるかではなく、1インチの1辺(縦もしくは横の長さ)にいくつピクセルが並んでいるかという数え方になります。主に液晶ディスプレイの解像度に対して使われ、画素密度(pixel destiny)とも呼ばれています。

ピクセルとは

PPIを理解するためには、ピクセル(pixel)について知る必要があります。ピクセルとは「画素」のことであり、画面を拡大すると小さな四角が並んで構成されていることがわかります。その四角ひとつひとつがピクセルであり、液晶ディスプレイやビットマップ画像はピクセルの集まりでできています。

使用するデバイスによってもピクセルのサイズは異なり、PPIの数値が大きければ大きいほど1インチあたりに多くのピクセルがあるということになり、滑らかで精細な写りが再現できます。

PPIとDPI

PPIと似た言葉に「DPI(ディーピーアイ)」があります。この2つは混同されますが必ずしも同じものではありません。DPIは「dots per inch(ドット・パー・インチ)」を略したものです。

印刷物はインクのドットでできており、四角で隙間なく並ぶピクセルと違い、ドットとドットの間には隙間が生じます。また、ピクセルは印刷時にドットに変換され、DPIはおおまかにPPIの半分の解像度となります。

デバイスピクセルとCSSピクセル

デバイスピクセルとは、これまでにあげていたピクセルとは異なり「ディスプレイの広さ」を指しています。画面解像度とも呼ばれており、PPIなど密度としての解像度とは異なります。

スマートフォンなどの解像度は年々高くなっていますが、そのままではウェブサイトなどの文字や画像が小さく表示されてしまいます。そこで「CSSピクセル」「デバイスピクセル」「デバイスピクセル比」という概念で表示を統一しています。デバイスピクセル比が2の場合は、従来の1ピクセルのスペースに4ピクセルを入れて擬似的に1ピクセルにして表示します。

そのため、スマートフォンなど高精細ディスプレイに対応するにはPhotoshopなどのデータ自体のPPIを変えるのではなく、画像のサイズをあげて2倍、3倍などの大きいサイズで書き出しをして設定します。

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