コミュニケーションデザインとは

「コミュニケーションデザイン(Communication Design)」とは、「人と人との間のコミュニケーションをデザインすること」や、自社がどのように顧客とつながり、関わりを持てるかといった「企業と顧客との間のコミュニケーションをデザインすること」です。
コミュニーケーションデザインにおけるコミュニケーションの定義とは、人々の間で「情報などが共通のものになる」という現象です。そしてデザインとは、情報などを人々の間で共通のものにするための「問題を解決すること」です。

コミュニケーションデザインの広がり

まず「人」がどう動くのか、どうすれば最高の出会いの場を提供できるのかを考え、そこから最適な手法を逆算していくのがコミュニケーションデザインの考え方です。この考えのもとにデザインされた広告だけではない複数の情報ソースに顧客が触れたとき、人の心が動きます。近年では広告業界のみならずメーカーなどでも目に見えない価値を世の中に伝えるための方法としてコミュニケーションデザインを用いる企業が増加しています。

コミュニケーションデザインで大切なこと

コミュニケーションデザインでは、まず視覚的なデザインが先行することはありません。コミュニケーションデザインではこれまでの既存のコミュニケーションを前提に、それらにもとづいて改善、変更、新しいアイディアなど具体的なコミュニケーションの方法を提案していき、人の気持ちを基本としてデザインをします。どちらかというとマーケティングやUXデザインに近いです。そのため、新しくサービスなどを作ろうとする場合やリニューアルを計画する場合、このような調査や確認、提案などを行わずに突然ビジュアルの部分、視覚的なデザインから入ろうとことには注意が必要です。

コミュニケーションデザインの例

長く愛される地方デパートに成長

とある老舗の地方デパートでは、100年先も愛されるデパートにするという目標を掲げていました。プロモーション方法は世の中にいくつもあり、広告やキャンペーンなど、これらの手段を取るという方法もあります。しかし、これでは「その時」のお客様はついて一時的な業績は伸びても、目標である100年愛されるデパートにすることには繋がりにくいです。
ここで行ったのが人材の見直しや育成、社内評価などの改善です。新しいアイデアの出せる人材の育成や企画、社内コミュニケーションなどにおいて改革を行いました。これにより社員の意識も代わり店頭も活性化され、顧客の獲得につながり集客が改善されました。