Pencil+とは

Pencil+とはペン画や色鉛筆のような描画やセル画のような表現を可能にする、
Maya/3dsMax用のトゥーンシェーダープラグインです。

セルルックを表現できるレンダラーや、プラグインはいくつか存在しましたが、

Pencil+の登場以来、少なくとも3dsMaxをメインツールとする現場では
ほぼPencil+一色となる程です。

元々は3dsMAX用のプラグインしか用意されていなかった事と、
日本のアニメーションやイラストレーションに見られる
独自のアートスタイルを3Dで再現できる事より、
日本のアニメ業界では3dsMaxの需要が高いものと思われます。

Pencil+はアニメーションやイラストのみならず、
プロダクトデザインやグラフィックデザインの
ヴィジュアライゼーションツール、モーショングラフィックなどにも最適です。


また2018年にはMaya用のプラグインも用意され、
マルチプラットフォーム化された事で、
更なるユーザー拡大に貢献するものと思われます。


Pencil+4では上記の様なマルチプラットフォーム対応のみならず、
機能の拡充、高速化、マルチスレッド対応など、
前バージョンのPencil+3から大幅なバージョンアップを施されています。

 ●Pencil+4の主な機能

  ・マテリアル

   セルルックのフラットな表現や、鉛筆画の様な質感を表現できる。

  ・ライン

   オブジェクトのアウトライン(輪郭)を機械的に均一な線で表現したり、
   ラフスケッチの様な線、あるいは漫画のペン入れの様に、
   抑揚のある線でのアウトライン表現が可能。

  ・モディファイヤ

   漫画などに用いられる誇張したパース表現や、
   オブジェクトと陰影を個別に作成できる法線コピー機能により、
   通常のトゥーンシェーダーによる3DCG感を払拭する事が出来る。

  ・レンダーエレメント

   コンポジットを考慮し、マテリアルやラインを個別ファイルに出力可能。
   また、AfterEffects上でラインの再編集を可能とする
   PLDファイルの出力も可能。

  ・ユーティリティー

   一度に複数のマテリアルのパラメータを変更することができる、
   スプレッドシート機能やPencil+3で作成されたデータを、
   Pencil+4に変換するコンバーターなど、
   便利なプラグインも配布されています。