こんにちは。デジタルハリウッドSTUDIO、スタッフのコヤマです。
今回は、STUDIO立川の Webデザイナー専攻 主婦・ママクラスの卒業生、田口 明子さんのインタビューをお届けします！
紆余曲折があって掴んだコーダーとしての道。
「デザインより、コーディングに興味があるかも」
「40代からスタートできるか不安」
そんな思いの方にも、おすすめの内容です。コーディングを入り口に、Web制作という新しい業界に飛び込んだ田口さん。今後はコーディングの経験と人柄を活かして、ディレクション業務にも幅を広げていかれるそうです。
【目次】
卒業生プロフィール
田口 明子さん
Webデザイナー専攻 主婦・ママクラス 2023年3月卒業
東京都出身・東京多摩エリア在住
結婚後、家事と両立するために地域密着の会社でCADオペレータ、営業事務として勤務。
デジタルハリウッドSTUDIO立川を卒業し、現在はIT系の企業でCMSメンテナス、ディレクションなどを担当している。
BEFORE：建築会社でCADオペレータ、営業事務
AFTER：IT企業で、CMSメンテナス・ディレクションを担当
1｜このままでは世の中に置いていかれるという感覚
―― 入学前、デザインの経験はありましたか？
「色」に興味があり海外の鮮やかなカラーリングが好きで本を買ったりしていましたが、経験という意味では一切なかったです。ただ、仕事でCADをやっていたのでモノづくりは楽しいなと思ってました。
―― 転職したいと考えていたのですか？
コロナがきっかけで考えるようになりました。古い体制の会社だったので仕事を在宅に切り替えていく動きもなく、ひたすら自宅待機という状態でした。世の中は在宅ワークが当たり前になっていくなか、ただ待っている毎日で…。このままでは世の中からおいてかれるという感覚でした。この時間で何かしたいと思い、興味をもったのがWebデザインでした。
―― デジタルハリウッドSTUDIOを選んだきっかけはありますか？
立川校（STUDIO立川）ができたことは、きっかけのひとつですね。説明会を担当いただいた方がとても親身で丁寧で。Webサイト制作の仕組みを教えてもらった時は鳥肌が立ち、同時にワクワクしました。「私もやってみたい！」と思い、その場で入学を決めました。
―― 受講されていた「Webデザイナー専攻 主婦・ママコース」はいかがでしたか？
Web制作についての知識がまったくなかったので、主婦という同じ立場の仲間がいれば、一緒にがんばれる気がして選びました。実際に受講してみても、受講生同士の関わりが深いコースだったと感じています。学生の時みたいにいつも仲間がいて、不安が解消されました。卒業した今でも関係は続いていて、頻繁に会っています。
2｜デザインを忠実に再現するコーディングに惹かれる
―― 受講してみて何か変化はありましたか？
学ぶうちに、デザインよりコーディングに楽しさを感じていきました。私は、結果をすぐに求めてしまうタイプだと自覚しているのですが、デザインを忠実に再現していくコーディングの作業は、完成できた時に大きな喜びを感じることができました。
学習に対する意識も変わり、わからないことはそのままにせず、すぐに調べるようになりましたね。まあいいやと思いがちでしたが、何かを吸収したいと思うようになり、今でも勉強の一環として、毎日SNSだけでも目を通そうと決めています。
―― 卒業制作はどんなものを作りましたか？
今はこんなに元気なのですが（笑）実は、入学当初は心の病で人と接するのがとても大変でした。そのため、ものづくりが好きな姉を架空の作家として立て、姉のプロフィールサイトを制作しました。クライアントとしてヒヤリングの時間なども設けて、ざっくり話しただけであとはお任せって感じになってしまい。。。
―― 実案件でもありますよね。あとから「もっとこうしたい」って結局ちゃんとこだわりがある(笑)
そうなんですよね（笑）クライアントのご要望を聞き出すためには、こちらから乗り気にさせないとだめだと感じました。構成や色味に関して、姉の思っているイメージを知るためにたくさんイメージサイトを見てもらったり、納得のいく色味に近づくまで候補を絞っていったり、工夫をしながら進めました。
この経験をもとに、就職先の仕事でも初期のヒアリングがとても大事だと学んだので、気を付けるようにしています。
3｜40代、未経験での就活
―― 就職・転職活動については、実際に動き出したのはいつ頃ですか？
卒業制作に入る前くらいです。情報収集をしている中で、主婦のための就職イベントを見つけたので行ってみました。企業ごとにブースがあり、とある制作会社の方に「コーディングの仕事をしたい」とお話をしたことがきっかけになって、卒業後にその企業に勤めることが決まりました。
順風満帆な就職活動に聞こえるかもしれませんが、この企業では、当時の自分のスキルが不足していたため、全然追いつくことができず試用期間で終了、本契約にはつながりませんでした。この頃が一番つらかったですね。
―― このあと、デジタルハリウッドSTUDIOに復学されましたよね？
はい、契約に至らなかったことでコーダーとして武器になるスキルが必要だと思い、WordPressを学ぶために復学しました。WordPressを学びながら、再度の就活に向けてポートフォリオも作成してましたね。
◆ WordPress講座（エクステンション・オプション講座）
Web制作現場で、最も多く利用されているCMS「WordPress」での運用・制作を学ぶ
期間：2ヶ月
受講料：149,600円税込（136,000円税抜）
※Webデザイナー専攻とのお得なセット割引あり！
―― 実際のところ、 40代の就活は大変でしたか？
もちろん、大変だと思うことはありました。実際に経験してみて学んだこととしては、スキルと準備は必要ですね。最初の頃は、自己流でどんどん進めてしまったため、無駄な時間を過ごしたなと思っています。50社くらいエントリーして、書類審査の段階で落とされ続けました。
ある日トレーナーの先生にその話をしたら、応募書類を全て見てくれてアドバイスをいただきました。その内容が、Web業界の採用担当者はどのようなところを見ているかなど、業界の人だからわかる「目からうろこ」のお話ばかりで。書類はすべて作成しなおし、あらためて5社エントリーしたら、3社も返事が来たんです！
4｜デジタルハリウッドSTUDIOを卒業して。Webデザイナーを目指すみなさんへ。アドバイスとメッセージ
―― 長い間通学してくれましたが、STUDIO立川はどうでしたか？
受講中は、デジタルハリウッドSTUDIOのいろいろな校舎に行きました。その中でも、個人的にはSTUDIO立川がいちばん居心地が良く感じました。フリー席が広く、静かで落ち着いて学習ができる校舎です。混雑することがあまりないので、トレーナーの先生を呼んでたくさん助けていただきました。
みんながフレンドリーなので、スタッフさんが「同じ主婦ママクラスの方だよ」と受講生同士つなげてくれたり。今でも続いている出会いがたくさんありました。
―― 受講を検討している方に、お伝えしたいおすすめポイントがあれば教えてください。
デジタルハリウッドSTUDIOで特におすすめしたいポイントは、トレーナーの先生のレベルの高さです。
現役クリエイターとしてお仕事をしている傍ら、STUDIOのトレーナーとして指導をしてくださっているため、経験値や情報量が多く、本当に色々な事を教えてくださいます。デザイン、コーディング、就職相談、さまざまな分野のプロが集まるプロ集団だと思います。直接いろいろな話を聞けることが、デジタルハリウッドSTUDIOの良い点だと実感しています。
また、同じ志を持つさまざまな年齢の人たちに出会えることも、デジタルハリウッドSTUDIOならではだと思います。受講生はみなストイック！心折れそうな時に励ましてくれる仲間が必ずできます。
５｜田口さんが受講した「Webデザイナー専攻 主婦・ママクラス」
◆Webデザイナー専攻 主婦・ママクラス キャリアデザインプログラム
働きたい主婦・ママの想いを応援します。
▼こんな人におすすめ
- 未経験からクリエイターを目指す方で、実務経験をつけて就業したい方
- 家族との時間を大切にしながら、自分らしく働いていきたい方
- 同じ志をもったクラスメイトや卒業生とつながり、ママ友以外にも関わりを広げたい方
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デジタルハリウッドSTUDIO 初の路面店となるSTUDIO立川は、太陽の光が注ぐガラス張りの空間が印象的。
立川駅北口よりデッキで直結徒歩4分！ぜひ、あそびにいらしてくださいね。
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