【卒業生紹介】
趣味のイラストを生かしてWebデザインも手に入れる。
営業職と両立しながら学んだ、Webデザイナー専攻

―― 入学前は、デザインをした経験はありましたか？

もともと絵を描くことが好きで、趣味で始めたTシャツデザインやステッカー、ウェルカムボード制作などを行っていましたが、自己流でした。

デザインをきちんと学んでみたいと思いながらも、仕事があってずっと踏み出せずにいましたが、30歳になったのをきっかけに「やってみよう」と思ったんです。

―― デザインをきちんと学ぶ場所として、デジタルハリウッドSTUDIOを選んだ決め手はありますか？

説明会に参加したとき、学習する分野について「グラフィック分野」と「Webデザイン」で迷っていました。担当してくれた方に伝えると、自分の将来のビジョンも確認しながら、それぞれの分野を学んだ先のメリットやデメリットも話してくれたことを、今でも感謝しています。

学び方の情報を収集する中で、良いことばかりの情報には触れるのですが、デジタルハリウッドSTUDIOの個別説明会では、例えば就職先の幅やライフスタイルの面など、自分のビジョンに対してのデメリットもしっかり教えてもらえたので、それが決め手になりました。

他にも、利用できる校舎が多く、家から通いやすい場所にもあったことや、動画教材を見ながら自分のペースで進められる学習スタイルだったことも、選んだポイントでした。

―― Webデザイナー専攻を受講して、「楽しかったこと」や「つらかったこと」を教えてください

Webデザインに関して全く知識がなく、文字どおり「0からのスタート」だったのですが、興味があることだったのでひとつひとつの勉強がすべて楽しかったです。

スタッフやトレーナーの方々がいつも親身に相談に乗ってくれたので、特につらかったことはありませんが、強いて言えば、仕事をしながらの学習だったので、平日に時間を確保することが大変でした。

基本的には、仕事が休みの土日に詰め込むスタイルにしていて、平日は、仕事から帰ったあとに1時間程度自宅で学習をして、わからないところは土日にSTUDIOへ行って、トレーナーの先生にまとめて質問をして、課題を進めていきました。

―― 仕事をしながらの学習、本当におつかれさまでした。その中でも、人とのつながりはできましたか？

クラス授業に行けなかったこともありましたが、あとから録画を確認して、わからないことがあれば直接STUDIOでトレーナーに教えてもらったりして、トレーナーの先生との交流ができました。

STUDIOで顔見知りになったことをきかっけに、（校舎外で実施された）トレーナー主催の食事会に誘ってもらったり、卒業生を紹介してもらったり、他校舎のイベントに自分でも参加してみたりと、デジタルハリウッドSTUDIOをたくさん活用しました。

そのおかげで、卒業後も当時のトレーナーやつながった受講生と飲みに行かせてもらったりして、交流の輪が広がっています。

―― 実際にデジタルハリウッドSTUDIOに通ってみて、どうでしたか？

僕自身は、学習を終えてキャリアチェンジをしたとか、大きく生活スタイルを変えたわけではありません。でも、昔からずっとやりたいと思っていたことをここで実現することができて、本当に良かったと思っています。

行動してやりきったことが、自分の中で区切りになりましたし、入学せずにいたら今も引き続きもやもやした気持ちだったたと思います。後悔する気持ちを膨らましてしまっていたと思うんです。

業界に携わるさまざまな人と関わって、デザインの世界に触れたことで、学べたことがたくさんありました。デジタルハリウッドSTUDIOでの学習を通して、自分と向き合うことができて、大きな経験となりました。

―― 入学前後で、変化したと思うことはありますか？

入学前はパソコンに触れる機会があまりなくて、いわゆるアナログ人間でした。デジタルハリウッドSTUDIOで学んでからは、デジタルへの苦手意識がかなり薄れましたね。

以前はイラストも紙に描いていたのですが、今はiPadなどのデジタルツールを使う割合が増えています。それをSNSに掲載したことで、「イラストを描いてくれないか」というお話も来たりして。

デジタルハリウッドSTUDIOに通って得た経験を活かし、今後もものづくりや制作活動は続けていきたいと思っています。