こんにちは！デジタルハリウッドSTUDIO渋谷です。
デジタルハリウッドSTUDIOで実施している「お仕事TRYプログラム」では、実務に直結するスキルを磨くカリキュラムの一環として、在学中から「クライアントワーク」に挑戦をしていただきます。
※専科Webデザイナー専攻に「お仕事TRYプログラム」がセットになったカリキュラムが「専科Webデザイナー専攻 超実践型就職・転職プラン」です。
ポスターやチラシのグラフィックデザインのクライアントワーク、Webサイトのクライアントワーク、オリジナルの卒業制作の3つの実績をつけて未経験からの就職・転職を目指します。クライアント様に選ばれた作品は実際に採用されますので、自分の作品を世に出せるチャンスもあり、デジタルハリウッドのサポートを受けながら現場に近い経験を積んでいただけます。
今回は、実際に「お仕事TRYプログラム」のグラフィックワークに挑戦され、クライアント様に選ばれた受講生の方へ取材を行いました。STUDIOでの学習や採用作品について、さっそく聞いていきましょう！
金田 健嗣さん
1999年生まれ。明治大学 政治経済学部へ入学し、卒業後は銀行に就職。法人営業担当を経て、
デジタルハリウッドSTUDIOの「お仕事TRYプログラム」へ入学。
今回の取材中にデジタルマーケティング会社への内定が決定され、現在は入社に向けて準備中！
Webデザインを学ぶきっかけを教えてください。
入学前は大手銀行で法人営業として働いており、デザインとは無縁の仕事をしておりました。
もっと自分がワクワクすることを仕事にしたいと考えるようになり、趣味でカメラや広告制作をしていたことから、ビジュアルで相手に伝えることができるデザインをやりたいと考えるようになりました。
そこから色々調べましたが、実際の企業様とやり取りする実践的な学習ができるという点が、デジタルハリウッドSTUDIOの「お仕事TRYプログラム」を選ぶ決め手になりました。知識を身につけるだけでなくアウトプットする機会が多く得られたり、採用されると納品作業など実際の業務さながらの経験ができるため、就職した後の働くイメージが描けると思います！
実際に受講してみてどうだったか、役に立ったことなど教えてください！
まず自分が過ごしたクラスは非常に和気藹々とした雰囲気で、仲が良かったと思います。通常のクラスよりも顔を合わせる頻度が多いので、その分校舎で会った時も声をかけ合って一緒に勉強することも多くありました。
今後のキャリアに活かせそうなところといえば、クライアントの要望を達成するために直接ヒヤリングしたり入稿準備をした経験は、実際に就職して働くイメージが明確に湧くので、とても役立ちました。
採用されれば実際に使用されるという緊張感とやりがいは、お仕事TRYプログラムを受講して間違いなく良かったことだと思います！
特に苦戦した部分はありますか？その状況はどうやって解決したのでしょうか？
自分でいいデザインができたと思っても、お客様や講師の方からするとまだまだ改善点がたくさんあると指摘をいただくことが多くあり、そのギャップに苦戦しました。
解決した方法としては、「とにかく素直に真摯にアドバイスを聞く」ということです！当たり前のことかもしれませんが、フィードバックを貰い、改善し、またフィードバックを貰い、改善し、というサイクルを泥臭く回していくことがいいデザインを作るのに何よりも大切なことだと思います！
■クライアントワークをご紹介！採用作品として選ばれた、金田さんの作品
お仕事TRYプログラム課題概要
▼クライアント様
株式会社アラヤ
▼依頼内容
既存フライヤーのリニューアル（＋新サービス追加）
▼目的
医学部の先生方は普段「臨床（大学病院の診察）＋教育＋研究」の３足のわらじを履いて活動をされています。そんな先生方に「研究で使うデータ解析を外注してもいいのか」「アラヤは信頼できる外注先なのか」と気づいていただくことが今回のビラの一番の目的です。
特に”研究”において、データは病院で貯められるものの、①解析に割く時間がない②そもそも部下に解析方法を教えるのが面倒という課題があります。
解析を①プロ（アラヤ）に任せたり、②先生が使いやすい解析パイプライン（ソフトウェア）を開発することでサポートするのが本サービスです。
▼伝えたいポイント
・解析内容
・解析対象
・論文化例
・企業ロゴ
▼入稿規定サイズ
A4 1枚（片面）もしくは2枚（両面）
▼制作依頼資料「ヒアリングシート」のイメージ
受講生はクライアントからいただいた「ヒアリングシート」を確認の上、プラスαで制作に必要な確認事項をまとめ、クライアント様に直接質問ををする授業に臨みます。講師から事前に「ヒアリング対策」の指導を受けますので、現場で実践している制作の流れを体験できます。
クライアントワークの採用、おめでとうございます！制作された作品について教えてください。
医学部の先生方が研究で使うデータの解析を受注する株式会社アラヤ様の宣伝チラシをご提案しました。
コンセプトとして、オモテ面を医療系企業ではなかなか見かけないような大胆なデザインにして興味を持ってもらい、ウラ面でサービスの詳細を伝えるという動線を意識して作成しました。
一番のポイントは、忙しい医学部の先生方の頭の中をイメージして、黒塗りの人型に心の声を想像してぎっしり散りばめたメインビジュアルです！
株式会社アラヤ ご担当者様からのコメント
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表面のメッセージ、裏面の構図ともに、キャッチーさが伝わる表現であり、ビラをおいたときのお客様の反応が楽しみです。ビラ企画のプレゼンもコンセプトやデザインの意図が伝わってくるよいプレゼンでした。今回は事業初期の難しいテーマにも関わらず、作成いただきましてありがとうございました。出稿に向けて、引き続きよろしくお願いいたします！ |
指導した担当講師 小山先生からの講評
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独自の視点でクライアントの商材を見つめ、個性的でインパクトのある表現にまとまめている点が高く評価できます。タイポグラフィやレイアウトにはやや荒削りな部分が散見されするものの、それを凌駕する圧倒的な表現力に今後の可能性を感じる作品になっていると思います。お疲れ様でした！ |
その後、転職先が決まったのですね！入学して数か月という早いタイミングでしたが、これからのお仕事の内容や、同じ目的の方へのアドバイスを教えていただけますか。
転職先はクライアントのデジタルマーケティングを一気通貫で支援する企業になります！
具体的には、クライアントがやりたいと考えているプロモーションやデジタル戦略をデジタル広告の提案・運用、クリエイティブ、マーケティング戦略立案などを通して実現していく仕事になります。
転職エージェント数社に登録して対策などを行なっていただきながら進めていきました。デジタルマーケティングという業界に進みたいと考えたため、デジタルマーケティングの最新のニュースやトレンドを独学で勉強し、本気で業界に飛び込みたいんだという熱意を面接で伝えました。
今後転職活動をする皆さんも未経験の方が多くおられると思うので、現在進行形で勉強をしているということを具体的な話などを交えて面接で伝えることができれば、合格率は上がると思います！
クライアントワーク協力企業： 株式会社アラヤ 様
アラヤは、人工知能、特にディープラーニングを含む機械学習アルゴリズムを駆使し、お客様の多種多様なニーズにもお応えできるよう、広範囲に渡るサービスを提供しています。
■クリエイティブなスキルを身につけたくなったら。 個別説明会実施中！
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STUDIO渋谷 shibuya@dhw.co.jp
休館日：月曜日
