【まちぶら】スクールスタッフのカメラマンとWebデザイナーの卵が明石を歩いてみました！｜STUDIO三宮

こんにちは！

デジタルハリウッドSTUDIO三宮です。

今回は、三宮校の受講生とフリーランスでカメラマンをしているスタッフで明石を探索してきました！

明石の中でも【本当に住みやすい街大賞2022 in関西】第1位の西明石でレトロな街並み・お店に触れ、最後は海で夕日を見てインスピレーションを高めてきました。

このブログでは、そんな1日をまとめてみましたので是非読んでくださいね！

レトロなアーケード

西明石の駅から少し歩くと、レトロで可愛い「夢通り」という文字が書かれた看板が目に入りました。フォントも可愛いですが、赤と緑の色合いがとても魅力的だと思い、気づけばシャッターを押していました…！

私はレトロな色から連想する季節といえば "秋" 時間帯で言うと "お昼と夕方の間の時間" なんです。普段街で写真を撮るときは、そういうことを考えながら周りを見るのと、光の入り方を意識して撮ったりしています。

ここは飲食店通りで、居酒屋が立ち並んでいました。明石の方はこんなレトロで可愛くて哀愁漂う「夢通り」で仕事帰りにお酒を飲むのか…と思ったら私も体験してみたいなという気持ちになりました。この日は残念ながらここのお店には行けなかったけど、次に明石に来たときは、夜ご飯はここで決めよう。きっと明石の方は優しいから居酒屋での出会いがあって、その中にそれぞれの物語があるんだろうな。私はわりと、居酒屋での"その場だけの友達ができた感覚" が好き。ここにはそんな出会いがあるような気がしました。

シュークリーム

夢通りから上にどんどん歩いて住宅街に入ると、またレトロな看板を発見しました。

お店の名前は「ホームメイドケーキ　アンジェ」というケーキ屋さん。

お店のなかに入ると甘い香りが広がっていて、定番のショートケーキやキャラクターがかかれたホールケーキがショーウインドーに綺麗に並べられていました。その中で私が気になったのは、レトロな文字の包装紙に包まれているシュークリームでした。このパッケージはとてもシンプルで、赤い文字で「アンジェ」と書かれているだけなのにとても惹きつけられました。夢通りの記事で書いた通り、レトロなフォント・レトロな赤はこの季節にぴったりだし、その日着ていた黄色のカーディガンに合うと思いました。

お店を出てシュークリームを開けて食べる時、どこで食べますか⁉という話になったのだけれど、私は迷わずお店の前を選択しました。その理由としては、夕方の光が綺麗だったからです。これも夢通りの記事でチラッと書いたのですが、写真を撮るときは光の入り方を意識して撮っています。この時の時間帯は夕方、ちょうどおやつの時間くらいでした。太陽がある方向を向いてもらって人物とお店をキラキラさせようと思って撮っています。

お店の前で一緒にシュークリームを食べているとなんだか懐かしい味がして、最近は所謂インスタ映えするカフェでケーキを食べていたなと気づきました。流行りはそれかもしれないけど、たまには懐かしいものに向き合ってみるのも大切な時間です。昔ながらのお店には、昔ながらのデザインが残っています。実際に歩いて、見て、感じて、それを家に持ち帰って自分のデザインに落とし込むと、新しいものが出来上がるんじゃないかと思います。

シンプルデザイン

シュークリームを食べた後、夕方の海を見るために西明石の駅に戻りました。

バス停で林崎松江海岸行きのバスを待ちながら周りを見渡しているとシンプルだけど可愛い看板を見つけました。ただ真っ白い中に「バスおりば」と丸っこい文字で書かれているだけの看板です。

たぶんこれが教科書にあるみたいなちょっと真面目そうな文字だったら可愛くなくて、シャッターは押していないと思います。フォントが持つ力を思い知らされたような感覚に陥った気がします。フォントの勉強もっとしよう…。

写真のこと

バスを降りて林崎松江海岸につくとちょうどいい時間帯で、太陽が沈みだしていました。

ここで受講生に軽く写真を教えながら太陽でキラキラ輝く海と、どんどん色が変わっていく景色を堪能しました。今回、明石に行くと決まった時にグーグルマップを見てここは絶対に行く！と決めていたのだけれど、実際にその景色を見たら、日ごろの悩みがどんどんちっぽけなものなような気がしてすっきりしたような気がします。

最後に

今回はカメラマンである私視点のブログでした。

デザインは意識すればいろんなところに散りばめられています。明石だけでなく、きっとここまで読んでくれた方の地元であったり、通勤の道でも。最近はスマホやパソコンの中にたくさんの情報があって、それで満足してしまいます。

私が今回スマホで綺麗だなと思っていた海に実際に行ってみて思ったのは、行かないと本物は感じられない。ということです。なので是非、デザインを学びたいと思っている皆さんも気になるものがあれば行ってみて、実際に感じてみてください。少しだけ意識して街を歩いてみてください。デザインソフトを使いこなすことも大切かもしれませんが、日々のインプットで自分の引き出しを増やしていってくださいね！