【イベント】ウォルトディズニーアニメーションスタジオで活躍中の若杉遼氏による特別講義｜大阪本校

CGクリエイターを目指す方へ向けたイベント、「”若杉遼”氏による海外でCGアーティストとして働くこと」が開催されました。
受講中の学生さんや若杉氏のファンの方などとってもたくさんの方にご参加いただきました！

時間も内容もたっぷりの内容の一部を少しだけ、ご紹介します！

登壇者ウォルトディズニーアニメーションスタジオ若杉遼氏をご紹介！

■ ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ

レイアウトアーティスト

若杉遼／ RYO Wakasugi

2012年にサンフランシスコの美術大学Academy of Art Universityを卒業後、Pixar Animation Studios にてCGアニメーターとしてキャリアをスタート。

現在はウォルトディズニーアニメーションスタジオでレイアウトアーティストとして所属。

映画スタジオでアニメーターとして仕事する傍ら、3DCGアニメーションに特化したオンラインスクール「Animation Aid」の創設者として、運営の他、講師として教えている。

　- 代表作 -

『アングリーバード』（2016）、『コウノトリ大作戦！』（2016）『スマーフスマーフェットと秘密の大冒険』　（2017）『スモールフット』（2018）『スパイダーマン: スパイダーバース』（2019）

気になるイベントの一部を公開！

■ 海外就職について

海外のCGプロダクションへの就職について

・英語はできなくても問題ない

・レイアウトアーティストなど人と会話する機会が多い職種となると、英会話力が必要

・CGアニメーターは監督との会話でOKを言っとけばだいたいいける（笑）

・海外への就転職を考えている人は意外と少ない

今の職場について

・現在バンクーバーのスタジオに勤務している
・レイアウトチームは12人いて、フランス人やスペイン人、韓国人、ブラジル人など様々な国の方と制作している。みんな英語が下手でなまりがきつい（笑）
→仕事ができるとしゃべれるは別枠
・職場はめちゃくちゃ楽しい雰囲気で良い
・フルタイム出勤、完全リモート、半日リモートなどいろんな働き方が選べる
・職場に犬を連れてきてもOKなので出社すると誰かしらのワンちゃんがいる（笑）
・CGプロダクションの種類にはインハウスとベンダー（下請け）の2種類あるが、インハウスのほうが監督と直接やり取りができるのでおすすめ。

日本でのキャリアはどうしたらよい？

・日本のキャリアも同じくらい大事

・スキル磨いてから海外就職というイメージが強いかもしれないが、海外就職は50%「運」50%「スキル」。→100％スキルではない。

・大きなプロジェクトで人手不足が発生すると、学校卒業したてレベルの人もプロジェクトに携わる機会がある。

・自分のレベルどうくではなく、海外志望であれば積極的にポートフォリオを出した方が良い。

■ プライベート・経歴

作業に疲れたときは何してますか？

・基本的に疲れない、基本楽しい、つまらないと思ったことがない。
・毎日仕事したい

初めての仕事はどんな内容でしたか？

・ピクサー（インターン）
→オンラインスクールを受けている感じ

日本の仕事と大きく違うところ

・海外CGスタジオは新人研修がない
・入社していきなりヒーローショットなど大きなお仕事を任せてもらえた

もっと知りたい聞きたい方は、説明会にて、

スタッフから若杉さんのエピソードを生でお話させていただきます！

■ イベントの様子

▼参加者の声

海外就職するには英語を話せないといけないとずっと思っていたので、今日のイベントに参加して良かったです。

実際に海外のCGプロダクションで働かれている方の貴重なお話を聞けてうれしかったです。海外の自由な働き方に興味を抱きました。

レイアウトアーティストとはどういった内容のお仕事なのかを、実際のお仕事内容を交えてお話しいただけたのでイメージしやすかったです。レイアウトアーティストも目指したくなりました。

大変励みになるお言葉をたくさん聞かせていただき、モチベーションが上がりました。
また、今まで気づかなかったこともたくさんで、発見の連続で、大変勉強になりました。
本当に濃く貴重なお話を長い時間聞かせていただき、ありがとうございました。
本日学んだこと、はっとしたことをしっかりと記録し、これからの励みにさせていただきます。

具体的なキャリアについて考えるきっかけになりました。
例えば海外で働きたいと思っていても、なかなか海外で働い方から話を聞くことがなかったので、日本との違いがいまいちイメージしづらかったです。しかし今回のイベントで海外と日本のクリエイターの違いについて理解が深まりました。

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